きんのいれば

ポケモンGB世代の老兵によるメモ入れ場。


鈍い&吠えるの復習

ポケモンシリーズの最新世代*1ではガルーラが大人気なんだそうです。新システムのメガシンカによって、あの、お腹の袋に入っていた子ガルーラが母親と同じ技を使って一緒に戦ってくれるんだそうです。大半の攻撃技が2回連続攻撃技になるメガガルーラ、とても強いです。恐ろしい出世です。

ちなみにポケモン第二世代のジム城史上最大規模の非公式大会「VICTORY CUP 2004*2で鈍いと吠えるを覚えたガルーラが優勝したことがありました。今日はそんな伝説のゲンシガルーラについて解説しようと思います。

鈍い吠えるガルーラの復習

  • Sランク-1で53ガラガラ(S45族)まで先制可。→自爆でない限り、リングマとは違ってカビゴンの前で初手鈍いが安定。
  • 第二世代の吠えるは守ると反対で先攻で繰り出すと失敗する*3。→鈍いで素早さを能動的に下げて後攻を取る金銀独自のコンボ。
  • コマンド選択で吠えるを選べば、技が繰り出されなかろうが優先度-1が適用される。→ぐうぐう眠っていても受け出ししてきた吹き飛ばししか持たないエアームドに強い
  • 吠えるは敵の控えポケモンが全員瀕死の場合はただの無駄技となる。→敵の自爆連打で腐る可能性が大いにある
  • 鈍い眠るガルーラ自体が吠えるだけのハガネール、ゴローニャに弱いわけではない →ガルーラ1匹残しに強い駒と吠えるだけのハガネールとゴローニャに弱い*4
  • 吠えるによって黒い眼差しから脱出できる。 →黒い眼差しゴーストの前で居座るリスクが小さい。幽霊狩りへの交代読み交代を決められづらい。

 総括すると当時の環境的に強かったとしか言いようがなく、当時吠えるを搭載したハガネール(S30族)とレベル50のゴローニャ(S45族)がまだ少なかったこと、自爆連打より受け回しの方が圧倒的に多かったことが鈍い吠えるガルーラの強さを引き立てていました。

 鈍い吠えるガルーラの技構成

 f:id:Gold:20150802115307g:plainガルーラ  八つ当たり・鈍い・吠える・眠る@食べ残し

わ んおー氏が考案した鈍い吠えるガルーラの最初の構成。Lv.55の食べ残し装備めざ氷(BDFF)ライコウとの対面で10万ボルトを3発耐えて、鈍い→八 つ当たりで超高確率2発で対面で殴り勝てる。眠るは持たせなければ、毒毒を覚えたエアームドに弱くなる。眠るで粘れる相手は限られるので、神秘の守りの予防で代用することはできるご様子。

f:id:Gold:20150802115307g:plain ガルーラ 捨て身タックル・鈍い・吠える・眠る@食べ残し

もうけんち氏が優勝した鈍い吠えるガルーラの構成。HPの種族値105のガルーラと捨て身タックルの相性が光り、 捨て身タックルであれば、レベル55のカビゴンを超高確率で3発で倒せる。ただし、食べ残しは超低確率3発なので殴り負ける。神秘の守りとは併用不可、身代わりなら可。

f:id:Gold:20150802115307g:plainガルーラ 捨て身タックル・地震・吠える・鈍い@食べ残し

通常の鈍い吠える対策をしようとしてきた相手に一泡吹かせられる。眠る隙なんてないので回復技すらきっている。追い討ちと組ませる必要はなくなる。ただし、毒毒エアームドで簡単に対策される。地震の枠は大文字や波乗りでもOK。

f:id:Gold:20150802115307g:plainガルーラ 八つ当たり・鈍い・吠える・眠る@薄荷の実

眠る→薄荷の実で鈍いを積みやすくする構成。「POKeMON Battle HiSTORiA」に載ってる基本型はこれ。ガルーラと同速のめざ草(AEFF)ファイヤーとは互角の勝負(大文字超高確率2耐え、恩返し超高確率3発)。

もうけんち*5氏の栄光から学ぶヒント

追い討ちヘルガー&フシギバナ

今でこそ評価されているフシギバナの対面性能の高さとフシギバナがどうしても突っ張れない黒い眼差し滅びの歌ゲンガーや眠り粉以外が通らないナッシーへの処理にヘルガーが優れる。フシギバナの技は大会では光の壁でしたが、眠り粉ならナッシーの前では突っ張れなくもないので、ヘルガーへの交代読み交代を安定させないような作りになっている。エアームドに頑張っても3回程度しか受け出しできないヘルガーにも突っ張り易いところもまたフシギバナの良いところでしょう。

選出の仕方としてはフシギバナを先鋒にして場を整え、行く手を阻む幽霊とナッシーを追い討ちヘルガーで処理して、フシギバナか後続のガルーラで戦うといった形になる。

ヘルガーの泥棒

鈍い吠えるガルーラが大して強くない理由は55のカビゴン、ガラガラ、サンダー、おまけにバンギラスやケンタロスにすら対面で勝てないことです。自爆や大爆発で相打ちを狙われて、ラス1対面にされたら吠えるは無駄になって死にます。でも待ってくれと。もうけんちさん考案の捨て身タックル型なら食べ残しを装備していない55カビゴンには対面で勝ち目はあるのです。もちろん、ガラガラの太い骨もそうでしょう。じゃあ、その持ち物奪っちゃえばいいんじゃないか?…というわけなんですよ。

実はヘルガーの泥棒ってガルーラが起点にできるスイクンとかハピナスとかと当たらない限りはいい感じの持ち物が奪いやすくて、先制の爪を持ったハガネールや麻痺治しの実を持った草やゴーストには強いんですね。炎技、追い討ち、泥棒までは確定として、残りは泥棒を引き立てるなら眠るですかね。試合中盤で積みの起点になるのを嫌うなら吠える、フーディンまで見てスターミーの受け出し封じるなら噛み砕く、嫌うだけなら日本晴れかな。流石にオリジナルのめざ岩はフォローできませんでした。ちなみにブラッキーでは泥棒を覚えられません。

ゲンガーの目覚めるパワー水

ガルーラが地震や大文字を持たない場合でのガン止まりするハガネールとゴローニャへのいわゆる間接的役割破壊。普通の自爆やら大爆発による間接的役割破壊と違って黒い眼差しでちゃっかり受け出ししたターンに黒い眼差しでロックしちゃうあたりも憎いなぁと感じる。しかし、この枠については決勝ではなくなるんですがね。新レンタルでは波乗り自爆カビゴンで代用しました。

その他の課題

  • 55サンダーと55リザードン(55ガルーラが先手取られる)
  • 55ファイヤー(55ガルーラと同速で50ヘルガーは先制される)

以上の復習を元に新レンタル追加

詳細はレンタルパーティUtilityに書いた通りです。ノーマル受けが入らなかったのが心残りではありますが、ファイヤーやガラガラと同じで受けに走ったら負けだと思ってるのでその辺はご勘弁ください。

*1:XY・ORASの第六世代

*2:2004年のジム城管理サイド主催の夏季トーナメント。参加者は歴代最高の178名。

*3:余談だが、この仕様がなくなったために第五世代で猫の手→吹き飛ばしでTODする戦法が許されることとなった。第六世代では猫の手で吹き飛ばし・吠えるが選ばれない

*4:鈍いを持たない吹き飛ばしエアームドの鈍いカビゴン流しと同じ話

*5:後の東京大学ゲーム研究会の513ちゃん氏