どうも。最近、twitterのTLにVC版の厳選しか呟いていないリバイバル廃人です。笑。
厳選すること4日目…遂にヒトデマン神個体キタキタキタキタ━━━(゚∀゚≡(゚∀゚≡゚∀゚)≡゚∀゚)━━━━!! ビーンさんの個体を超えたぞおおおお
— ゴールド@初代VCオフ*ヒストリア杯主催 (@Gold_PBS) April 20, 2016
14or15/13/15/15/14or15 pic.twitter.com/c3cR7Na2XC
理想値を簡単に厳選できず、ドードリオGBも使えない中で良くやるなと白い目で見られていそうですが、一体どの程度で個体値を妥協しているのか。そんなお話です。
GB版の個体値の基礎知識
- 《とくこう》と《とくぼう》は《とくしゅ》で1つのステータス*1
- 個体値の幅は第三世代(RSE)〜第六世代(ORAS)の半分の16段階。
- HPの個体値は以下の4つの能力の個体値の組み合わせによって以下のように決まり、これによって0〜15までの16(2の4乗)段階の差を作っている*2。
- こうげきが奇数 → +8 (2の3乗)
- ぼうぎょが奇数 → +4 (2の2乗)
- すばやさが奇数 → +2 (2の1乗)
- とくしゅが奇数 → +1 (2の0乗)
- こうげきが奇数 → +8 (2の3乗)
- よって、ポケモンの個体値の組み合わせは、16の5乗の1048576通りではなく、16の4乗の65536通りしかない。だから僕は5Fとか言っちゃう人間とは仲良くなれない。
初代で厳選すべき個体値の優先順位
- すばやさ
どの世代でも言われるが初代では特に重要視したい。なぜなら参戦できるポケモンの分母が少なく同じポケモン同士でのミラーマッチが頻発するからだ。 また、ただでさえ他の世代と比べて追加効果や急所に期待できる確率が高いこともあり、先制が取れなかったことで瀕死寸前でワンチャンスなくなってしまったということだけは避けておきたい。そのため、最速以外はありえないので1/16の確率で出る最高値を狙う。 - とくしゅ
これが高ければ《とくこう》と《とくぼう》の2つ分のステータスが高くなることを意味する。また、初代では威力120の物理攻撃技が存在せず、強力な追加効果も付いてこないため、特殊攻撃技が非常に強い環境にある。なお、この個体値は偶数であってもHPの個体値が1しか影響しないので偶数の14でも十分妥協できる。厳し目でも狙うのは14or15の2/16で1/8。 - HP
《ぼうぎょ》と《とくぼう》と比べて攻撃技の種類を選ばずに耐久力が上がるのでこれも高い個体値を狙いたい。取り敢えず、14or15ぐらいを狙いたい。そのために以下のステータスを相当妥協してでも、1/2の奇数をそれぞれ狙うように心がけたい。 - こうげき
HPの関係で1/2の奇数を狙う。奇数なら+8で防御よりもポイントが大きい。 - ぼうぎょ
HPの関係で1/2の奇数を狙う。奇数なら+4。
すばやさ・とくしゅ・HPを妥協しない個体の出る確率
上記の1・2・3の3種類(《とくしゅ》を分離で実質4種類)のステータスを妥協しない個体を捕まえるイメージで私は初代の厳選をしている。このようなすばやさ・とくしゅ・HPを妥協しない個体は1/16×1/8×1/2×1/2で1/512の確率で引き当てることができる。
ちなみにこの1/512という数字…第二世代の厳選経験者ならピンと来るだろうが、これは金銀の孵化厳選において全個体値MAXのFFFFが出る確率と同じになる*3のだ。しかも、孵化とは違って自転車で走り回る必要がないため、厳選の回転が孵化よりも早く、また、シンプルな作り故、余計なムービーや演出が少なく、ロード時間も短い。そう思うと意外と無理難題にも思えてこなくなるのが不思議である。
ちなみに実際は《ぼうぎょ》が低すぎたり、物理攻撃技の使用するポケモンなら《こうげき》が低すぎるならこの条件を満たしてもリセットすることはあり、逆に《こうげき》《ぼうぎょ》がなかなか高ければ、もっと《とくしゅ》や《HP》の妥協ラインを下げたりすることもなくはない。
ポケスタのドードリオGBなら単純に効率は4倍なのか?
ちなみに4倍速でできればもっと楽なようにも思えますが、4倍の速さで僕らも情報を受け取るわけですから意外と疲れます。数撃ちゃ当たる確率は高まりますが、それでも運は運なので1日たくさんやろうとするより適度にコツコツ厳選するのが良いと思います。
…で何が言いたいのか言うと…意外と初代の厳選は苦ではありません!金銀が最新世代当時のオフに出てた自分なんかも勿論、GBAの最新世代の当時オフに出ていた人(非乱数調整)ならなおのこと!!
さぁ、夏の初代オフに向けて厳選をはじめよう~(^o^)/~
ちなみにこのゲームはどんなに頑張って強い個体を厳選しても急所や凍り、眠り、影分身でひっくり返ったりすることもあります。特に第二回の公式大会《ニンテンドウカップ'98》のチャンピオンの花本君は他の出場者よりもかなりステータスが低いにもかかわらず、結果を残しています。よっぽど運が良かったのか、立ち回りが良かったのか。ただ、そうであるにせよ、素早さについてはどうやっても最低限厳選しておきたいですね。