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きんのいれば

ポケモンGB世代の老兵によるメモ入れ場。


初代における破壊光線の駆け引き

破壊光線といえば、初代から『わざマシン15』に収録されている技であり、初代の151匹のうちの最終進化系のポケモンの大半が覚えられる究極の攻撃技として知られる。第三世代以降、御三家専用の破壊光線としてハードプラント、ブラストバーン、ハイドロカノン、第四世代からは破壊光線が特殊攻撃と化し、既存の破壊光線の代わりにギガインパクト、そして岩の破壊光線に岩石砲と登場した。第五世代以降はこれと同じ効果コードの技の追加はないが、第六世代ではノーマル属性の攻撃技を別のタイプに変更する特性、スカイスキン、フリーズスキン、フェアリースキンなどでギガインパクトや破壊光線が用いられることもある。

その中でも対戦で最もこの効果コードの技が用いられた世代こそが初代であろう。勿論、技の種類が少なく、破壊光線に匹敵する火力の技が存在しなかったことも一因だが、初代の破壊光線の仕様は第二世代以降と大きく異なる仕組みとなっている。

初代の破壊光線の独自仕様

  • 破壊光線の硬直は追加効果であり、(身代わりを含む)相手を倒したとき、外れたときは発生しない*1
  • 破壊光線の硬直時なら麻痺状態であっても相手を眠らせることができる
  • 破壊光線の直後に締め付ける状態になると破壊光線の硬直が発生しない

破壊光線人気の最大の理由は一番上の倒したときは反動なしである。リスクとなる硬直効果が消されるので瀕死サイドの後続のポケモンの(身代わり)→影分身などの積み技の起点にするといったことは到底できません。これによって先鋒や中継ぎのポケモンでもトドメの一撃として破壊光線を使いやすくなるからである。

破壊光線の射程圏内を掴んで合わせる

破壊光線が使われる場面というのはトドメの一撃。これに尽きるだろう。しかし、これは非常に分かりやすく、破壊光線の1発射程圏内を把握している相手に対しては読まれやすい。敢えて破壊光線で一撃で倒れないポケモンにタイミングよく入れ替えることで試合の流れをひっくり返せるのだろうか。

大爆発を覚えたゴローニャをぶつける

「ポケモンスタジアム2」以外ではゲンガーを破壊光線にぶつけても硬直は発生しない。そのため、破壊光線がいまひとつのゴローニャで破壊光線を受けて大爆発で共倒れにしようという話を97年当時、近所の幼馴染の子のお兄さんから聞いたことがあるのだが、体力満タンのケンタロスすら大爆発で1発で倒せないのが辛い。

勿論、相手が破壊光線を発射する1ターン前は交代する前のポケモンで大爆発の射程圏内までダメージを与えている可能性はあるが、それはこちらの交代前のポケモンも同じであり、ケンタロスと共倒れになったあと、体力満タンの手持ちが2匹の相手側体力が1匹だけ消耗してる手持ち2匹では状況は不利のままである。

ケンタロスと交戦したポケモンが卵産みで復帰できるラッキーでもない限りはこの戦法は使えるかどうかは怪しいところである。

自爆とカウンターを覚えたカビゴンをぶつける

ノーマルポケモンで最も物理耐久力の高いカビゴンをぶつけることで破壊光線が急所にあたったとしてもなんとか耐えることができる。破壊光線の硬直ターンのとき、相手はコマンド選択ができなくなり、前回選んでいた技が選ばれていたものとして処理されるため、硬直のターンであってもカウンターを選択すれば、最後に計算された破壊光線のダメージを倍返しにすることができる

ここで相手の破壊光線が急所に当たってなければ、最大HPの半分ほどの現在HPが残るので、相手の後続のポケモンの攻撃技を耐えて、自爆を当てることで手持ちの数的アドバンテージを取ることができる

ただし、カビゴンが遅すぎるため、相手の後続のポケモンがナッシーなどで眠り粉を当てられてしまうとそういうわけにもいかなくなる。

高速移動→締め付けるの使えるポケモンをぶつける

これも安定はしないが、高速移動と拘束技を使えるポケモンを破壊光線に無理矢理合わせて、相手の硬直ターンに高速移動を使って拘束技で『ずっと俺のターン!』による無双展開を期待する方法である。

ただし、ケンタロスの体力がそこそこ残っている状態で自分の体力が大幅に削られつつ、命中率85%~75%を外した瞬間にやられてしまうという状況ではなかなか難しいかもしれない。眠りの持続ターンが1〜7であるコロシアム環境ならば眠り粉を覚えたナッシーをクッションにしてから受け出しからの高速移動→拘束技の使えるポケモンをノーダメージでいいかもしれませんね。

また、高速移動と拘束技の使えるポケモンも破壊光線をトドメの一撃として採用することがあり、『たたかう』のコマンドが選べる状況になったときが破壊光線を発射するタイミングとなるので、ここでまた駆け引きがあり、高速移動→拘束技を使えるノーマルポケモンが存在しないのをいいことに破壊光線に合わせて別のポケモンに入れ替えを選択され、この戦法が苦手とする影分身の起点にされる場合もある。

破壊光線が読まれやすくてもケンタロスが強いワケ

のしかかりの麻痺期待からの破壊光線がケンタロスに先攻の取れるポケモン連中に大変強いのだが、それ以上に2番目に高い素早さから繰り出される3割で凍りの吹雪が強いと思っている。命中率や急所期待率の分、のしかかり→破壊光線の方が強そうではあるが、選択肢に悩んだ時は30%で相手を瀕死以上の効果にさせる凍りにしたって良いのである。ラッキーと対峙していようが、小さくなるを積まれてないうちは吹雪を選んでも良いわけですからね。

*1:ポケモンスタジアム2では倒す外すに関わらず硬直が発生する