きんのいれば

ポケモンGB世代の老兵によるメモ入れ場。

【任天堂杯97】第1回ヒストリア杯 真キャラランク

ヒストリアカップ2016*Resurrection!』で初代VCオフももう終わりかなと思われてましたが、参加者さんから大好評につき、アンコール!ということで第二回の開催が決定してしまいました!

 さて、この度コラボレーションした、いかれっこさん、シグルドさんら率いる『第37回あんぐらオフ』でも『ヒストリアカップ2016*Resurrection!』と同様の「ニンテンドウカップ'97」ルールで、三連勝で景品獲得できるトリプルビートイベントのみの参加もどうやらできるそうです!『ヒストリアカップ2016*2nd Challenge!(仮称)』も引き続きほぼ同じルールでの開催を予定しておりますので腕試しに是非ご参加いただければと思います。ちなみに私はVCサブイベントがあろうとなかろうと行く気満々だったのですが、残念ながら仕事が入ってしまい、行けなくなりました orz

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引き続き同ルールで開催してもまだまだ新たな発見があるであろうと思われている初代公式大会環境。今回は32名でガチ対戦してみた結果の真キャラ雑感をまとめていこうかと思います。

ヒストリアカップ2016*Resurrection! 真キャラランク

参考資料:

SSS

f:id:Gold:20160808225106g:plain No.124 ルージュラ

『第1回ポケモンリーグ任天堂公式トーナメント』のコロシアム対戦環境で強力な眠りと凍り、氷とエスパーを持っている「ニンテンドウカップ97」のこれが初代ですと言わんばかりの象徴的存在。KPはビジュアル的な問題からかケンタロスと対面に弱いからか5位に止まったが、ケンタロスの採用理由の最大の要因となっているポケモン。寝言が存在せず、目覚めた瞬間に反撃できない初代において1〜7ターンの眠りは非常に強力であり、先に眠らせて展開してしまえば、かなり有利に立ち回れるようになるため、ミラーを意識した高レベルの採用も今後検討される可能性のあるポケモン。ヒストリア杯でKP2位であった人気ポケモンのラプラスなどを起点にできる。

SS

f:id:Gold:20160808230710p:plainNo.121 スターミー

吹雪を覚えるポケモンの中でNo.1の素早さを誇るポケモン。吹雪で相手を凍らせてから小さくなる→自己再生で更に後続のポケモンにも恐怖を与えられる。ちなみにKP人気No.1のケンタロスとの撃ち合いにも早い分やや強く、準優勝のエドワードさんによれば、レベルが同じなら6割くらいで勝てるらしいトレーナーのたわごと: にしきのVSぎゅうたの対戦成績は。第57回えりきゃんオフで注目された高レベルスターミーだが、今大会ではマルマインやルージュラ、高レベルフーディンなどでかなり対策されていたようだが、カメックスブロックを予選抜けしたKGさんの大活躍もあったので、このあたりの評価。

f:id:Gold:20160808231850p:plainNo.128 ケンタロス

吹雪を覚えるポケモンの中でNo.2の素早さを誇り、凍らないポケモンの中で最も厄介なルージュラを破壊光線でワンキルできる点が最大の魅力。炎ポケモンと比べて弱点が少なく、それらよりも素早さが高いために19年経った今もなおKPがNo.1となる。今大会では、レベル55のルージュラに先制されないレベル50のケンタロスなどルージュラさえ倒せればなんでも良いといった採用も優勝者と準優勝者がともにしている。また、定番の技構成は、のしかかり、地震、吹雪、破壊光線とこれまで思われていたが、破壊光線を読まれるターンで様子見として使える影分身を地震と入れ替えた新型を《第57回えりきゃんオフ》上位入賞者が全員思いつき、それを採用している。

S

f:id:Gold:20160808233404p:plainNo.101 マルマイン

大爆発の威力も場の効果もないので金銀よりも絶対的に弱いのだが、「ニンテンドウカップ2000」と同等の評価をしている。スターミーにしか対面で強くないなどの評価を落とし気味なところもあったが、素早さがNo.1で急所に当たる確率も吹雪を当てて凍る確率とほぼ変わらない27.3%であるところが侮れず、ルージュラなどに凍らされたり、眠らされたりなどして起点にされる前、場から離脱できる強さを持つ。また、レベル50でレベル55のS120族(ダグトリオ・フーディン)まで先制できる点はレベルのコストをかけず、全員がレベル55のスターミーに先制できるなどの選出も可能にしてくれる。

f:id:Gold:20160808235141p:plainNo.135 サンダース

第57回えりきゃんオフ》と《ヒストリアカップ2016*Resurrection!》でルイピカさんをV2チャンプに導いたポケモン。上位の3匹に比べたら吹雪の脅威はないが、第二世代以降のライコウのような位置付けのポケモン*1といったところだろうか。素早さと火力に優れ、初代では技が急所に当たる25.4%と高い。マルマインが大爆発の代名詞的存在であるため、電気ミラーとなったときにマルマインを先に退場させやすいのもポイントが高い。ちなみにサンダースミラーは影分身と眠るを持たせると地獄の長期戦になり、それに止まってしまうフルアタック型は人気がない。マルマインとの同時採用もあるため、吹雪が強い環境でも地面ポケモン人気の最大の要因となっているポケモン。

 A+

f:id:Gold:20160809002552p:plain No.065 フーディン

第57回えりきゃんオフ》で使用者がおらず、スターミー、ルージュラ、ナッシーなどの強力なエスパーポケモンにサイコキネシスを半減されるため、過小評価されていたが、《ヒストリアカップ2016*Resurrection!》では準優勝者と三位入賞者のおかげで大出世したポケモン。「ポケモンスタジアム2」以外の対戦環境では身代わりで電磁波や眠り粉を防げずに貫通する仕様だが、吹雪の追加効果は防げるため、サイコキネシスで相手の特殊攻撃力と特殊防御力を1ランクダウンさせて身代わりで耐えるという戦法が通用し、スターミーよりも素早く、弱点も少ない。

f:id:Gold:20160809003123g:plain No.144 フリーザー

伝説の鳥ポケモンの中で最も評価が高く、ケンタロスに対して最も安定して殴り勝てる。レベルの差を大きく離せば、ルージュラに対しても先制できるようになり受け出しから捨て身タックル→破壊光線で殴り勝てるため、誰かを眠らせてフリーザーを当てるといったような立ち回りもできる。我慢の採用によってラプラスにうまいこと勝った試合はほとんどなかったようで今後物真似などを採用して歌うか10万ボルトをコピーしてラプラスに対して牙を向けてくる可能性が高い。

A

f:id:Gold:20160809003530p:plain No.103 ナッシー

ケンタロス以外でルージュラ対策をされる場合、その巻き添えを受け易いポケモンなのだが、サンダースの影分身型が定番となってミサイル針の人気が落ち、地面ポケモンやフーディンの人気が上がればまだまだ活躍のチャンスはまだあるはずである。影分身を1回先に使われても命中率50%の眠り粉が強力。大爆発は必須でもない気がするのは気のせいだろうか。

f:id:Gold:20160809004143g:plainNo.112 サイドン

今大会の地面ポケモンKP人気No.1。地面、岩ポケモンの中で物理攻撃力はNo.1で、影分身→眠るで粘るサンダースやフリーザーを寝ている間にワンキルすることがてき、受け出しで登場するスターミーやナッシーに対して吹雪で圧力をかけられる。そして凍らないラプラスなどには岩雪崩で大きなダメージを与えられる。電気ポケモンの選出される試合ではかなりの勝率を叩き出していたようだが、吹雪を覚えたポケモンをすべて選出されると腐り易いため、このあたりの評価。

f:id:Gold:20160809004920g:plain No.131 ラプラス

今大会人気No.2だが評価は控えめ。フリーザー対策のポケモンとして採用したはいいものの地獄の長期戦となり、受けられさえすれば対策になるわけではないと感じた人も多かったのではなかろうか。また、歌うやのしかかりを覚えさせておかなければ、ただただルージュラの起点となり易かったようにも思われる。なお、優勝者のルイピカさんはについてこれをレベル55で使用し、レベル52のケンタロスに受け出しから勝てるようにしていたり、ラプラスミラーに強くすることで結果を残せていたのではないかと思われる。

A-

f:id:Gold:20160809151602p:plain No.034 ニドキング

今大会では二人採用しているが、うち一人はカメックスブロックを1位抜けしたカツノリさん。今大会一番人気の影分身と毒毒と眠るを覚えたサンダースを眠るを採用せずに完封でき、なおかつ、吹雪を覚えられ、ニドクインより急所率が高い。低レベル採用がほとんどだったが、カツノリさんのようにレベル51で採用すれば、岩雪崩は55フリーザーを超高確率で2発で倒せる大きな圧力を持つ。ラプラスへ交代を狙った角ドリルも悪くはないが、自分より素早さの高いケンタロスやルージュラが控えている時に使うと安定拓とはならないため、堅実なフルアタックを採用したのが良かったのであろう。

f:id:Gold:20160809005701p:plain No.091 パルシェン

今大会KP3。カメックスブロックにてラプラスを殻で挟むで拘束している試合も見かけられた。パルシェンを採用したトレーナーが予選抜けは叶わなかったが、ケンタロスのKPが高く、また、今回の出世株のサイドンの岩雪崩を同レベルなら高確率で2発耐えるため、まだまだ活躍のチャンスはあるはずである。

f:id:Gold:20160809120741g:plainNo.094 ゲンガー

今大会KP9位。使用者は10名。相手を眠らせる技を覚えるポケモンの中で最速だが、ゲンガーより素早さの高いポケモンに影分身が採用されるため、催眠術と大爆発で高速移動→拘束技の使えるポケモンにつなげてもイマイチ活躍できなかったという評価の人が多かったのではなかろうか。しかし、ルージュラに先制して大爆発で共倒れにできたり、例の地震抜きの新型ケンタロスの台頭でまだまだ使えないポケモンとは言い切れない。ただし、扱いはかなり難しいと言えるだろうか。

f:id:Gold:20160809120845p:plain No.143 カビゴン

今大会の優勝者景品。第二世代で本気を出すにしのこうじさんの化身。ケンタロスよりも火力に優れ、レベル55採用でののしかかり→破壊光線でレベル55のスターミーを葬ることができる。アイゼンヴォルフ姉弟対決にあったようにお互い麻痺状態になっても影分身やど忘れを覚えさせれば、相手の麻痺の素早さダウンをもう一度発動させることができる。V2チャンプのルイピカさんはいずれの大会でも使用しており、今回はフリーザーに有効な岩雪崩も採用しているが、ケンタロスのように地震を外して影分身などを採用するのも悪くない。相打ちになる自爆よりは相手の後続が観れる破壊光線搭載型の方が人気がある様子。

f:id:Gold:20160809120935p:plain No.146 ファイヤー

低レベルのルージュラに先制でき、高速移動(→炎の渦)を覚えられるレベル55での採用が多く、ケンタロスにも吹雪で凍ったり、急所を引き当てられない限りは殴り勝てる。スターミーの採用を見送った相手に対しては途端に強くなるようで、これに苦しめられた人もちらほらいたとかいないとか。今後ルージュラのレベルが上がれば肩身は狭くなるが、同時にケンタロスのレベルも上がりそうなのでまだまだ活躍は期待できそう。

B

f:id:Gold:20160809145856g:plain No.051 ダグトリオ

地 面ポケモンの中で惜しくもKPは4位。ベスト4のとうふさんが活躍させていたようだが、高レベルで採用しなければ、三位決定戦のようにレベル55スター ミーに地割れも含めて完璧に受け切られるのが厳しい。しかし、素早さが高く、倒しそこねたポケモンを処理する役としては強く、ルージュラに先制して50% 程度のダメージを与えられる点は見逃せない。ただし、今後、高レベルのフーディンの人気が上昇するとさらに辛くなる。

f:id:Gold:20160809005523g:plain No.071 ウツボット

今大会ではフシギバナと同様のKP1。レベル51以上でラプラスに確実に先制が取れ、痺れ粉→巻きつくなどの拘束も狙うことができ、ナッシーに対しても打点 があることからフシギバナよりも僅かに評価が高い。

f:id:Gold:20160809152656g:plain No.076 ゴローニャ

公式大会でダグトリオの次に人気のあった地面ポケモンだったが、今大会ではまさかのKP1。通信進化のさぶろうNPC厳選はあまりにも厳しかったか。低レベルで採用したときのサイドンより火力がないため、影分身と眠るで粘ってくるサンダースやフリーザーをワンキルできなかったり、得意の大爆発でナッシーは勿論、高レベルのスターミーを共倒れにできないため、ただただ相手に受けられ、起点にされてしまう点が目立つこととなってしまった。

f:id:Gold:20160809153435p:plain No.080 ヤドラン

今大会KP0だが、フーディンが流行るとガン受け要因として活躍する可能性がある。ただし、遅すぎて凍り耐性もないため、腐る可能性も大いにあり。

f:id:Gold:20160809153611g:plain No.113 ラッキー

人間バリケードチームで有名な彼女だが遅すぎるために吹雪で凍らされたり、眠らされやすく、初代のスターミーの特殊耐久力も歴代で最も高いため、10万ボルトを急所に当てたぐらいでは倒しきれないのがやや悩ましい。

C

f:id:Gold:20160809145551g:plain No.003 フシギバナ

カメックスブロックで1匹採用されていたらしく、ミサイル針を持たない電気と低レベルでラプラスに対して圧力のかかるポケモンとして活躍した様子。今後パルシェンが増えるようならウツボットと同じぐらい活躍の期待できるポケモンではなかろうか。

f:id:Gold:20160809152612p:plain No.031 ニドクイン

実はニドキングと特殊攻撃力が変わらず、ラプラス(=ルージュラ)の吹雪も1発なら耐えられる。敢えてニドクインを採用する理由はその程度。

f:id:Gold:20160809154544p:plainNo.078 ギャロップ

今大会驚きのKP2。ベスト4のとうふさんが使用。選出については0だったと聞いているが、S105族で高レベルルージュラと低レベルケンタロスが今後増えるようならば、全然活躍のチャンスはあるだろう。S100族のリザードンやキュウコンとは違ってレベルを大きくかける必要がないため、とうふさんのようにレベル52採用でバランス型のパーティに組み込まれるだろう。

f:id:Gold:20160809155039g:plain No.145 サンダー

今大会まさかのKP0。種族値は高いのだが、敢えて採用する理由が特にない。しかも、サイドンの株が上昇していよいよこの評価となってしまった。

f:id:Gold:20160809155349p:plain No.149 カイリュー

拘束系の使用できるポケモンの中ではパルシェンと並んで人気No.1。ゲンガーに固執せず、砂かけサンダースなどで地面を相手に積みの起点を作ると強かった(?)らしい。吹雪で氷像にならずに瀕死になるのは強さと捉えられるようになるのだろうか。

*1:レベル55のスターミーに先制できるレベル51以上の採用が定番であり、これは「ニンテンドウカップ2000」のレベル55のサンダーに確実に先制できるレベル51ライコウとよく似ている