先日の《第38回あんぐらオフ》にお越しになられた皆様、ご参加ありがとうございました。金銀VCのレンタルサブイベント、ミニゲームも盛り上がり、準備した甲斐がありました。
みんなでポケスタ金銀。 pic.twitter.com/iANwCksycW
— ゴールド@ヒストリア杯主催 (@Gold_PBS) 2017年9月3日
レンタル・トリプルビート対戦は一撃必殺技のケンタロスが二人抜け。やはり、勝ち方の分かりやすい戦法がウケたようです。
やってます pic.twitter.com/EH6L0Efljh
— ゴールド@ヒストリア杯主催 (@Gold_PBS) 2017年9月3日
また、当日はあんぐらオフに桂馬さんあり、…ということで、金銀クリスタルがポケモン最新作だった当時、僕も競っていた実力者のひとりである桂馬さん(当時のHNは乞食さん)との約十年以上ぶりのエキシビションマッチが行われました。
ゴールドVS桂馬
— 宝生そら@めぐちぃ (@H_sora0124) 2017年9月3日
ニンテンドウカップ2000
エキシビションマッチ
懐かしのエキシビジョンマッチ!
— ふうら@霊愛 (@furaule) September 3, 2017
初代の勇者たちが魅せます! pic.twitter.com/i84aOAaNIQ
昨日の我々(ふうらさんから貰った
— ゴールド@ヒストリア杯主催 (@Gold_PBS) 2017年9月4日
第38回あんぐらオフ
《ニンテンドウカップ2000》
エキシビションマッチ
約13年ぶり位の対戦
ゴールド vs 桂馬 pic.twitter.com/VaqimCIjgj
試合形式は、桂馬さんに僕が合わせる形で当時のオフ会でもよく禁止にされていた一撃必殺抜きの形式で、クリスタル版・ポケモンスタジアム金銀発売後の対戦環境での試合を執り行いました。
使用パーティは桂馬さんの金銀時代の象徴的な構築である嫌な音バンギラス&カイリュー。そして、対する僕は当時の代表的な構築は毒カビ入り撒きびし吠える…と見せかけて、現在個人的に最も評価の高い55寝言鈍いカビゴンのパーティで対戦しました。
桂馬さんとのエキシビションに勝ってもらっちゃいました。嬉しい pic.twitter.com/Kczg9XDQAG
— ゴールド@ヒストリア杯主催 (@Gold_PBS) 2017年9月3日
この試合で披露した立ち回り
うおーこれは観たかった…‼︎
— yasu (@YasupokeL15013a) 2017年9月4日
ゴールドさん側はキチカビ1、桂馬さん側はセキエイジムにあるカイリューバンギWAのフォレ⇨スイクンになったやつかな⁇
こういうお声もあったので選出と決まり手ぐらいなら…
ゴールド:505055 /505050
桂馬 :505055 / 505055
- こちらのカビゴンは《捨て身タックル・鈍い・寝言・眠る@食べ残し》。バンギラスに打点はない。…が、バンギラスが鈍いの採用を切っていれば、こちらが鈍いを積むことで無理矢理突破ができる。彼のバンギラスは《岩雪崩・地震・嫌な音・眠る@食べ残し》
- カビゴンの困るポケモンとしてナッシーや自爆を覚えたカビゴンがいるため、追い討ちと甘えるを覚えたブラッキーを選出。ナッシーは寝言カビゴンなら対面で無理矢理殴り勝てるが、バンギラスも鈍いで無理矢理突破する必要があるのでその負担を軽減する。当時言われていた宿木の種ナッシーには2枚受け、嫌な音バンギラスには2枚受けを甘えるブラッキーでこなす。
- バンギラス対策は先制できるスターミー。ハイドロポンプ採用個体なので食べ残しを装備しているバンギラスでも2発で倒せる。岩雪崩は2発耐えられるので嫌な音→岩雪崩をやられようが外さなければ受け出しからでも殴り勝てる。よって、相手の狙いは嫌な音をかけつつ、ハイドロポンプのPPを切らせる動きを狙わざるを得ない。
- バンギラスが嫌な音を使って岩雪崩を当ててスターミーを突破しようとするときにどうしてもスターミーの前で居座らなければならない。その時にスターミーサイドは電磁波を仕込んで果てれば、鈍いカビゴンや甘えるブラッキーで先制できるようになる。だからハイドロポンプを最後まで使わなかった。
- バンギラスのHPを一切減らさなければ、相手の眠るは失敗する。体力回復だけ失敗して状態異常だけが回復することはない。バンギラスが麻痺したとき、カビゴンやブラッキーなどで安易に殴らず、上から甘えるや鈍いを使って鈍いカビゴンで圧殺する流れを組む
- 眠りの持続ターンのカウント間違いはなく、寝言によって誤って相手を殴って眠るを繰り出せないようにして動いていた
最初から桂馬さんが辞めてから(2005年以降)の金銀対戦の技術を駆使して勝たせてもらった。金銀の対戦は進歩し続けることを伝えたかったという想いもありましたが、その昔、金銀で身を焼くような(?)闘いをしていた者同士で13年越しに対戦できただけでも自分は満足でした。そのあと、観戦していた今年のWCS日本代表の柚樹さん(その正体は《第2回ぽけふろ杯》優勝者のファイン氏)とも金銀の話で盛り上がり、次回の金銀VCでの《ヒストリアカップ》にも見学に来ていただけることになりました。
今回使用した構築の構造
Lv | ポケモン | 技1 | 技2 | 技3 | 技4 | 持ち物 |
---|---|---|---|---|---|---|
55 | カビゴン | 捨て身タックル | 鈍い | 寝言 | 眠る | 食べ残し |
50 | ブラッキー | 追い討ち | 毒毒 | 甘える | 眠る | 薄荷の実 |
50 | ガラガラ | 地震 | 岩雪崩 | 大文字 | 剣の舞 | 太い骨 |
50 | パルシェン | 冷凍ビーム | 撒きびし | リフレクター | 大爆発 | 黄金の実 |
50 | ゲンガー | 電磁砲 | 黒い眼差し | 滅びの歌 | 道連れ | 木の実ジュース |
50 | スターミー | ハイドロポンプ | サイコキネシス | 電磁波 | 自己再生 | 奇跡の実 |
原案:117(当サイト主催大会『VICTORY CUP 2014 - FiNAL -』優勝者)
コンセプト
- 金銀最強のポケモンカビゴンを軸に一方的に選出で圧倒する
- 相手のカビゴンに対して背中を向けない構築を目指す
- 自爆カビゴンは使えないが、相手にさっさと自爆させて勝つ
カビゴン
- カビゴンミラー意識なら捨て身タックル、鈍い、食べ残しは必須。
- それ以上を取るなら寝言、カウンター、影分身、メロメロなどから選択となるが、ナッシーやフシギバナなどの眠り粉の対策や日本晴れor雨乞い(持続ターン5)→大文字orハイドロポンプ(PP5)に対してのターン稼ぎに訴えられる寝言を選択。
- 捨て身タックルは自分のHPを削って眠るを成功させることができる自傷技にもなる。HPは満タンだが麻痺だけどうしても洗い流したいとき、PP消耗戦で眠るでぐうぐう眠りたい時などに有効。
- 寝言カビゴンが完全に詰むゴーストポケモンに対しては以下で攻略を目指す。
- 追い討ちブラッキーで狩る
- ガラガラの起点にしてゴースト以外の取り巻きから崩す
- パルシェンの撒きびしでサイクルを回して勝つ
- PP消耗戦にして、悪あがきで殺す
ブラッキー(カビゴンの左腕)
- 甘えるによって腹太鼓以外のカビゴンに背中を向けない
- スターミーの電磁波を活かせば、バンギラスなどにも出せる
- 追い討ちの火力は低い。滅びの歌→守る→眠るだと一方的に滅ぼされる。
ガラガラ(カビゴンの右腕)
- ムウマ、ツボツボ、フォレトス、転がるミルタンクを起点にして繰り出す
- カビゴンもガン止まりするエアームドに対して強力な大文字を採用。
パルシェン(カビガラ殺)
- 相手のガラガラ、ハガネール、エアームドなどを起点に繰り出す
- 撒きびしによってカビゴンの攻撃技に耐性を持つポケモンに負担をかける
- リフレクターは鈍いでも良いが、破壊の遺伝子ケンタロス意識でリフレクター
ゲンガー(カヒパル殺)
- カビゴンミラーに特化した構成のカビゴンの対策
- 相手が地震カビゴンなら流して味方のカビゴンミラーで勝つことを考える
- ムウマと違ってヘラクロスや低レベルのミルタンクよりも素早い
- 電磁砲はパルシェンや眠らないサンダーやバンギラスを機能停止させる
スターミー(カビゴンの腐る選出へのガン刺し)
- 原案者と唯一の違いは攻撃技の2種類搭載
- カビゴンの困る選出に刺すポケモンとして起用してる点で異なる
- ハイドロポンプは食べ残しバンギラスとのラス1対面で勝てる
- サイコキネシスと奇跡の実はフシギバナとのラス1対面で勝てる
- 55ゲンガーはこいつのサイコキネシスとブラッキーの追い討ちで倒せる
- スターミーの仕事は体力を削らず、電磁波を当てることの場合も多い