55カビゴンの技構成 - きんのいれば

ほぼ自分用55カビゴン軸特集後編。

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メインウエポン
自爆と変化技
- 自爆
- 鈍い
- 腹太鼓
- 身代わり
- 寝言
- 影分身
- 守る
- 毒毒
サブウエポン
技構成候補（随時更新）

メインウエポン

捨て身タックル（威力120）

以下が恩返しと決定的に変わるダメージライン。

50カイリキーを2発で倒せる
50めざ虫ナッシーを超高確率で2発で倒せる
50サンダーを2発、50ガラガラと50ポリゴン２を超高確率で2発で倒せる
55カビゴン同士の鈍い合戦において有利
鈍いを覚えていない50エアームドを崩せる

どう見てもミラーマッチというか55カビゴン軸を意識したダメージラインの技になる。対して50カビゴン軸については50カビゴンに食べ残しを装備せずに捨て身タックルを超高確率で2耐えされるなど、そもそも50カビゴン軸の取り巻きにこれといって刺さっていない。50サンダーに物理耐久力の近い50カイリキーを捨て身タックルで2発で倒せる程度だろうか…？

しかし、55カビゴンに唯一先手を取れる50カビゴン（HP266）の瀕死射程圏内に持っていきやすいのもやはり捨て身タックル（113～133ダメージ）になる。2発目の攻撃を破壊光線（141～166ダメージ）にすることも考えてみたが、どうやら乱数のようで確実に倒すには水玉リボンの装備が必要になる。

恩返し・八つ当たり（威力102）

50スターミーを2発で倒せる
50ブラッキーを3発で倒せる
食べ残しを装備した50カビゴンを超高確率で3発で倒せる
（食べ残しを装備した55サンダーは約87%の確率で3発）
（補足：腹太鼓恩返しで鈍い1積みの50カビゴンを8割で1発）

捨て身タックルで50カビゴンを2発で倒せないのなら恩返し採用でもよさそうだが、50パルシェン≒55カビゴン＜55ミルタンクを確実に3発で倒すことができない。

のしかかり（威力85）

50ナッシーを3発で倒せる

50カビゴンとは違ってこれで3発で倒せる。50ブラッキーには超高確率3発耐え、50スイクンには確実に3耐えされてしまう。

自爆と変化技

この技のうちどれを選ぶかで勝ち方が大きく異なる。

自爆

低レベルで採用されるのが一般的だが、これがあれば少なくとも55カビゴン同士のミラーマッチには鈍いや眠る、寝言などに技スロットを大幅に割かなくても引き分けには持っていける。

例えば、身代わりと同時に採用すれば、50ののしかかりカビゴンに対しては有利に立ち回ることができ、55カビゴンに対しては相打ちに持っていける火力を手にすることができる。

鈍い

鈍いで相手の鈍いを対策するといったことができるため、ただ鈍いを積むだけでは強くない。電磁波で相手を麻痺させたうえで鈍いをビルドアップのように先手で積み続けることこそが強いと考える。その最中に麻痺の痺れを引いて鈍いの積み合いでリードしたり、食べ残しでじりじりと体力を回復してこそ相手を圧倒できる。

また、カビゴンの鈍いは誰かの鈍いを対策するために採用するものではなく、ミラーマッチを有利進めるためにあるものでもある。

腹太鼓

自分の最大HPの1/2を消費して物理攻撃力ランクを+6にする。なお、バーチャルコンソール版では最大HPの1/2+1の体力が残っていなくても物理攻撃力ランクが+2される。

耐久力は十分なのだが素早さが低いため、相手を全抜きするエースとしてはやや止まりやすい。トリックルームはないので、やはり、麻痺か高速移動→バトンタッチに頼る形になる。

身代わり

50カビゴンののしかかりを身代わりが耐えられるため、自爆による相打ちの心配がなくなる。55ライコウの10万ボルトあたりまで身代わりが1発耐えられるため、大爆発で無理心中を仕掛けてくるナッシーやパルシェンの前で盾にしておくと有利に立ち回れる。

50カビゴンのノーマル技が恩返しや捨て身タックルに変わると強くないため、のしかかりの麻痺を気にしなければ対策として強力なポケモンと組ませたほうが良い（？）のかもしれない。

公式大会の東京大会代表の身代わり＆腹太鼓が有名だが、腹太鼓と組み合わせなくても身代わりだけで50カビゴン軸に対して圧倒的なキラーと成り得る。身代わりから嵌め展開を仕掛けるスピードはないが、爆裂パンチや地割れ、影分身を使えば、十分圧倒できそうである。鈍いと組み合わせる場合もブラッキーなどの甘えるの回避などにも役に立つ。

寝言

催眠対策のポケモンを50で用意する必要がなくなる。鈍い寝言や爆裂パンチ寝言など、他で突破の線を作りやすいからかゴーストに無力なものだけ使われる傾向が強い。

影分身

あまりにも硬すぎるため、宿木の種、岩雪崩、雷、爆裂パンチと命中率100%ではない大技を受ける機会は多い。第二世代から追加された滅びの歌や道連れには弱いが、50カビゴン軸にはそれらが入らないこともあるため、50カビゴン軸からすると意外と厄介に感じられる技かもしれない。一応、丸くなる→転がるも使用可能だが鈍いと違って道連れや滅びの歌を覚えたポケモンが相手側に入っているときに選出されるとかなり動きを制限されてしまう。

守る

食べ残しと同時に採用する。身代わりと違って不安定ではあるが、ナッシーやパルシェンが大爆発を使うタイミングで使えると強い。かつては腹太鼓と組ませて使うことで自爆や大爆発による無理心中での対策に有効であった。クロスチョップのPP削りにも地味に強い。ちなみに黒い眼差しは貫通してしまうのでムウマの前で居座って使ってはいけない。

毒毒

大昔の鈍い恩返しカビゴンの定番技。捨て身タックルがミラーマッチで有利と分かってからは使われなくなったが、無効化されない限りは読む必要がなく使える点は便利。ただし、カビゴンがもともと遅すぎて後攻で動くことが多い為、毒毒を当てたターンにダメージが発生しないのが地味に不便。カビゴンが変化技を使ってる最中もダメージソースとなる状態異常ので身代わりや守るなどと組み合わせた方が今はよさそう。

サブウエポン

ただ、漠然と攻撃範囲を広げるのではなく、どのような選出に対して刺するかをもう少し明確にして採用したい所。

地震

55ライコウを超高確率2発
50マタドガス、55ニドキングを2発
55バンギラス＠食べ残しを3発→鈍い1積みで2発
50ハガネールを超高確率3発

追加効果は特に期待できないが、ゴースト、岩、鋼に対して打点があるため、それらで簡単に止まったりしない。攻撃技を2種類のみで考えると一番止めづらい。

爆裂パンチ

多分、50カビゴンにとって一番嫌な技。爆裂パンチ→捨て身タックルで50カビゴンを2ターンで倒すのは乱数。ただし、命中させて混乱すれば何もできずに倒れてしまう。自爆選択時の混乱自滅ダメージは2倍になる。

バンギラスに対して強力な技だが、対面で強いと思い込むのは危険。相手が奇跡の実と爆裂パンチを持っていると後手に回る分、不利となるため、バンギラスをカビゴンに受け出してくるターンに爆裂パンチを打ち込むか、鈍いを積んでからワンキルを狙えるようにするか、身代わりを盾にして打ち込まないといけない。

地割れ

サイクル戦をする分には万能そうに見えるが、運が向かないと結局強くない。バンギラスと対面すると爆裂パンチというより強い運ゲーを仕掛けられたりする。サンダー＆ムウマの組合せなどを相手にするとき、交代読みで地割れを外してしまうと地震よりも少ないPPにやや苦しい思いをすることになる。ミルタンクには対面で勝てるようになりそうで影分身が来たらどうしようもなく、現在の高速化した対戦に向いているのかはよくわからない。