金銀の対戦環境のスタンダードルールである「ニンテンドウカップ2000」における"カビゴン"とは…
攻撃的に有利な格闘タイプ
防御的に有利なゴースト・岩・鋼タイプ*1
超攻撃力で押せるレベル55の剣の舞太い骨ガラガラ
宿木の種とサイコキネシスで押せるナッシー
持久戦で勝てるレベル55のポリゴン2
…くらいしか直接対決で苦手な相手が存在しないというPBS経験者なら誰もが認める
絶対的最強のポケモンである。
また、"カビゴンパーティ(カビパ)"とは…
絶対的最強であるカビゴンをエースで使おうという至って単純な発想のパーティである。
55カビゴンへの誘い(セキエイジム)
- 攻撃力:55だと捨て身タックルや地震などの攻撃の威力が大きい
- 防御力:カビゴンの特殊受けが55だとかなり完璧になる。
- 素早さ:カビゴン対決においてレベルが高いほうが有利である
55カビゴンのスタンダードかつ絶対的最強である技構成
55 | カビゴン | 眠る | 鈍い | 地震 | 恩返し or 捨て身タックル | 薄荷の実 or 食べ残し |
-
- カビゴン同士のミラーマッチを制するには地震を除いた条件をすべて必要とする。
- 持ち物の食べ残しと薄荷の実では薄荷の実の方が眠りの隙を与えないので短期的には強い。
- 地震の枠次第で更にミラーマッチを有利にできる⇒カビゴンダイアグラム(LAPRAS SYMPHONY)
- 地震を持たせるとエアームドとフォレトス以外のゴーストと岩と鋼が怖くなくなり、最も攻撃・守備範囲が広い*2
- 鈍いは鈍いや丸くなるなどを持たせていない岩や鋼を突破するのにも有効。
- カビゴン同士のミラーマッチを制するには地震を除いた条件をすべて必要とする。
スタンダードのカビゴンに強いことで流行ったエアームドやフォレトスに勝てるカビゴン
55 | カビゴン | 眠る | 鈍いor地震 | 雷 or 電磁砲 or 火炎放射 | 恩返し or 捨て身タックル | 薄荷の実 or 食べ残し |
-
- 鈍いを取ればカビゴンミラーを捨てない、地震を取ればゴーストと鈍いの持たない岩を捨てることが無い。
- 鈍い&雷or電磁砲はハガネールに詰むが、追加効果の麻痺でカビゴンミラーを有利にする可能性を秘める。
…この他にも55で自爆して取り巻きを活かしたり、転がったり、腹太鼓をしたりするものもある。
55カビゴンに必要な取り巻き(共通)
カビゴンで交戦したくないポケモンの交代先の候補となるポケモン達。
まずはどの型でも共通のポケモンまわりから…
カイリキー ⇒ フシギバナ・ヘラクロス・ニドクイン・スターミー・サンダー
レベル55の剣の舞太い骨ガラガラ
⇒ パルシェン・エアームド
黒い眼差し滅びの歌道連れで共倒れを狙うムウマ
⇒ フーディン・ガラガラ・吹き飛ばし役*3・黒い眼差し役*4
宿木の種とサイコキネシスを覚えたナッシー
⇒ ブラッキー・サイコキネシスを半減できる鋼やエスパーによる2枚受け*5
残り体力や現在の状態でミラーマッチが辛かったり、自爆で共倒れを狙う対カビゴンの避難先
コンセプト別に追加で必要な取り巻き
鈍い&地震型のカビゴンエース
眠る・鈍い・吹き飛ばし・ドリル嘴持ちのエアームド
カビゴンが鈍い&吹き飛ばしコンボの起点になるため、電気・炎・水タイプのいずれかが必要となる。
また、カビゴンからは突破ができないのでエアームドを攻めの起点にして取り巻きで崩す必要がある。
その手段としては…
また、エアームドの技に毒毒が無ければ、カビゴンから崩せるものの、崩すまでにある程度のターン数が必要になる。
そのため、眠らないガラガラ・パルシェン・サンダー・ゲンガー、食べ残しを持たないニドクインに一任は避けたい。
鈍い&特殊技のカビゴンエース
眠る・鈍い持ちの岩ポケモン
カビゴンが鈍い吹き飛ばしエアームドを倒せるので炎・水・電気タイプのポケモンを入れる必要がやや薄れる。
そのため、カビゴンの起点になり易い特殊系のポケモンを入れる必要が薄くなるのがポイントである。
カビゴンで突破できないサイドン・バンギラスを攻めの起点にして取り巻きで崩す必要がある。
地震カビゴンのパルシェンやガラガラなどは直接対決で勝てるものの、後出しから攻めの起点にはできない。
-
- サイドンを起点にする宿木の種ナッシーを使う
- バンギラスを起点にするカイリキーやミルタンクを使う
- かつては両方を起点にしていた(?)電磁波リフレクターポリゴン2とロックバトンブラッキーを使う。
地震&特殊技のカビゴンエース
こちらはカビゴン以外であれば有利に戦えるのでカビゴン対策を厚めにすること。
下手をすると自分よりレベルが下の寝言鈍い・寝言爆裂パンチのカビゴンに負けることすらある。
(次回に続く?)