岩田社長が亡くなられたのがショックで暫く筆が進みませんでした。ご冥福をお祈り致します。先日1年ぶりに実践して感じたことをアウトプットするつもりでランク形式のような形で書いてみますかね。まぁ、数戦しかしてないのだけど。
SSS … 対戦環境の中心的存在
カビゴン(金銀時代に巣食う世紀末覇者)
金銀対戦のスタンダードルール「ニンテンドウカップ2000」の最強ポケモン。ガブリアスやメガガルーラのような素早さはないが、A130族のカイリキーのクロスチョップすら急所以外は確定耐えする物理耐久力であり、効果抜群でないなら物理攻撃技はほぼ2発は耐えると思ってよく、前作から大幅に向上した特殊防御力のおかげ、かつ努力値配分システムもないため、生半可な特殊ポケモンなら眠るのみで余裕で攻撃技を耐え続けることができる。ガン受けはともかく、特殊ポケモンとの対面では小細工をされない限り、ほぼ負けない。
それに加えて弱点の少なさ、覚える技に富み、第一世代のケンタロスや第六世代のメガガルーラに並ぶ対策の難しさとレベルを食わせずともパフォーマンスの高い自爆の相打ち性能が光る。どんなパーティ、どんなレベルで突っ込んでも腐りづらい。
SS … カビゴン対策の三竦み
ムウマ(公式大会中のカビゴン対策の結論)
浮遊特性も、進化後のムウマージも、進化の輝石もないが、ゲンガーのように地震が効果抜群のダメージにならず、カビゴンがシャドーボールでも使ってこない限り、投げやすいカビゴン対策として公式大会でも注目された。後述のカビゴン&パルシェンの並びに電磁砲搭載型が強く、地面以外のポケモンに麻痺を入れられる。
ガラガラ(ムウマを一時闇の時代に葬った亡霊戦士)
太い骨を装備して物理攻撃力が2倍になるポケモンタワーの亡霊戦士。カビゴンを起点にするムウマ、撒きびしフォレトス、影分身→丸くなる→転がるミルタンクの抑止力となるカビゴンの右腕的存在。引っ込めたら終了の破壊の遺伝子とは異なり、拘り鉢巻のようにそれらを起点にして受け出ししてただ殴ってるだけでも強い。
また、剣の舞をクリスタル版で習得し、同レベルの食べ残し装備の鈍いカビゴンであれば、その凄まじい物理火力による地震でカビゴンに先攻をとって2ターンで倒せるようになっただけでなく、ドーブルの高速移動→キノコの胞子→ガラガラへバトンタッチ→剣の舞のコンボが決まれば、地震、岩雪崩、当時は物理攻撃になる目覚めるパワー虫で敵を無双することもできる。
パルシェン(クリスタル発売以降最強のガラガラ対策)
第五世代以降のように捨て出しから殻を破る*1で無双展開するような駒ではない。HPが極端に低く、物理防御力が極端に高いステータスのため、HP30固定回復の黄金の実との相性が良く、レベル50であろうが、レベル55のガラガラの地震を2発耐えられる。剣の舞で黄金の実の発動阻止を決めようものならリフレクターで抑え込める。ガラガラが眠る機会が少ないため、その対策のパルシェンも自然と眠るがあまり入らず、クリスタル版より習得した撒きびしで敵のガラガラの体力をジリジリと消耗させていく。時としてガラガラより火力の劣る低レベルの眠らないのしかかり自爆カビゴンを受けに行くことすらある。
また、エンペルトやブルンゲル、ナットレイのようなポケモンも存在しないため、波乗りと大爆発の相性が良く、大爆発を覚えるポケモンの中でも相打ち性能はカビゴンに次いで高い。カビゴンが対面で苦手とするカイリキー(ナッシー)に先攻をとって大爆発を決められるところもニクい。
S+ … カビゴン&カビゴン対策の並びに強い
ナッシー(弱点が増えても強い化け物)
SSがほぼ眠らないので寝言の仕様が最強の環境だろうが眠り粉がそれなりに強く、その他の攻撃範囲やコンボを組むポケモンに対して刺さる。第一世代からおなじみの誰かを眠らせて一方的に殴り倒して、2匹目を大爆発で相打ちにするといったシンプルな攻め方が大爆発の実質威力が340→500に強化されたことにより、取りやすくなった。
バンギラス(岩ポケモンの革命家)
自分で砂嵐は起こせないし、特殊防御力は1.5倍にならないが、レベル55で努力値配分がない分、H振り50フラットの砂補正バンギラスに近い特殊耐久力。ただし、ストーンエッジがなく、威力75の岩雪崩を使わざるを得ないのが残念。けたぐりは覚えられないどころか、覚えたとしても当時は威力50固定。 そのため、対カビゴンとバンギラスミラーは爆裂パンチで我慢することとなる。
岩ポケモンなのにガラガラ対策鉄板のレベル50のパルシェンに先制したり、ナッシーに抵抗できるため、金銀において強力な自爆・大爆発の壁としてとても強く、カビゴンの技構成が寝言鈍い型のようにノーマル一本であれば、それを起点として多彩な攻撃技で敵のパーティを刺すこともできる。
フシギバナ(遅咲きの戦士)
ナッシーに殴り負けるが、ガラガラの目覚めるパワー虫が定番化してから本気出したポケモン。奇跡的にドーブルより素早いのでドーブルの高速移動→バトンタッチ→ガラガラの並びにそれなりに強めであり、パルシェンやバンギラスに先制できるのがえらく、ナッシーでは同速のカイリキー対策も非常に安定する。後述のブラッキーから毒毒を貰わないのも地味に強い。葉っぱカッターのクリカティル率が前作より大幅に落ちたことが残念でならないが、レベルを高めれば、寝言を持たないカビゴンを宿木の種と合わせて押すぐらいのことはできる。
S … 連携戦の潤滑油
マルマイン(捨て出し展開の代名詞)
全ポケモン中No.1の素早さで電磁波・リフレクター・光の壁のいずれかを残して大爆発で味方に繋ぐ駒。後続の腹太鼓カビゴンや破壊の遺伝子ケンタロス、威張る身代わりサンダーで敵の一掃を狙う。大爆発を覚えられるポケモンの中ではパルシェンに出しやすく、ゲンガーより仕事がはっきりしているため、使いやすい。
スターミー(受け出し展開の代名詞)
マルマインが優秀な捨て出し連携の駒であれば、スターミーは優秀な受け出し連携の駒になるだろうか。マルマインと同じく素早いため、リフレクター、光の壁を貼るターンからその効果の恩恵を受け易く、地面に強い水属性なので電磁波で麻痺を狙いやすい。レベル55のカビゴン(SSS)の穴埋め役として優秀。パルシェンを起点に電磁波を撒いたり、高速スピンで撒きびしを駆除できる。また、低レベルのカビゴン&ナッシーコンビが湧いてきた瞬間に怪しい光身代わりが刺さることもあり。
ブラッキー(バトンタッチ展開の代名詞)
ナッ シーがパルシェンと並ばない理由を作っているポケモンだろうか。イカサマすら覚えられない温いポケモンの癖に黒い眼差し→バトンタッチコンボの圧力がある だけでなく、努力値配分システムがないのでそれなりに堅く、中途半端な物理火力のポケモンを甘えるで抑え込むのが強い。ただし、PP負けする剣の舞とどの ランクからでも+6に持っていく腹太鼓には注意して立ち回る必要がある。なお、 火力は低いのでヘルガーのように追い討ちのみでムウマは狩れない*2が、受け出しのしづらいフルアタックのゲンガーの狩り性能に優れる。
S- … カビゴン以外の暴君
ケンタロス(破壊の遺伝子による高速展開)
場に繰り出したターンから持ち物を消費して物理攻撃力が2ランクアップして混乱になる破壊の遺伝子ケンタロスが凶悪。通信対戦では混乱が4ターン経過しても治らない特殊仕様だったが、ポケモンスタジアム金銀では5ターン以内に解けるので、5ターンの間味方の防御力を2倍にする壁技→大爆発のマルマインとのコンビで戦略的な運用ができる。しかし、この並びはハガネールを筆頭とする対策が増えて雑な運用が目立つ。自分から博打仕掛けに行ってる試合を良く見かけるため、ランクはこの辺りに止めた。
このほかにもパルシェンで撒きびしを事前に撒いて破壊光線の射程圏内に入れたり、ナッシーの眠り粉から繋いだりなど、自爆や大爆発を覚えたポケモンと組まされる傾向がある。
サンダー(威張る身代わりによる嵌め展開)
ボルトロスも羽休めも存在しなかったのでガンガン攻めてた頃のサンダー。特殊火力は電気玉ピカチュウに次いで No.2のため、ガラガラと並んで評価されることがある。実際、ガラガラより出しやすそうに見えるが、十分なレベルを確保した上でなければ格闘ポケモンの対策すら怪しい。ムウマが電磁砲を持ち始めてからその受け出し性能はかなり怪しいものとなり、上述の汎用ポケモンとの有利対面などから威張る身代わりで暴れる乱暴なポケモン。有利な相手が軒並み状態異常狙ってくるので、かつてのように寝言持たせたくなるのもわからないでもない。
ミルタンク(影分身丸くなる転がるによる積み展開)
カビゴンすら超えるノーマルポケモンNo.1の物理耐久力とサンダーと同等の素早さ、そしてミルク飲みを覚える。影分身とPPが自慢の丸くなるを積ませると要塞化し、敵のPPを枯渇させるか、転がるを使って無双することができる。ただし、ミルタンクが能力変化を積みきる前にカビゴンやガラガラの腹太鼓で展開されると弱い。黒い眼差し→滅びの歌→道連れのポケモンでも困らせられるが、最後のポケモン同士の場合は通用しないので注意。
A+
ムウマの代打。浮遊特性はないのでカビゴンの地震を受けてしまう。鬼火も気合玉もないが、寝言カビゴンを起点にフルアタックで追加効果に頼りながら戦ったり、ポリゴン2や転がるミルタンク対策の黒い眼差し滅びの歌道連れ型として使われることもある。ムウマと違って毒がある分フシギバナにやや強めなのも魅力的。ただし、第三世代以降のゲンガーに比べたら全然弱い。
マルマインの大爆発→破壊の遺伝子ケンタロスの地震を耐えられる鬼の物理耐久力を誇る。地面爆弾ライバルのゴローニャと違ってライコウや炎のパンチを持たないゲンガー、ブラッキーに出しやすい。ただし、カビゴンは同速であるだけでなく、地震と大文字の両方で効果抜群のダメージを受けてしまう。
A
公式大会で起死回生の大逆転を演じた昆虫王者。そんな気合十分な彼だが根性はない。岩雪崩も剣の舞も覚えないわ、瓦割りもインファイトもストーンエッジも覚 えないので飛行ポケモンで簡単に止まる。しかし、ヘラクロスはその温い飛行を引きずり出すのが狙いだろうか。ガラガラの目覚めるパワー飛行が死滅したおか げで上述の汎用ポケモンにはかなり強め。ガラガラ以上に使い手の力量が問われるポケモンなので人気は決して高くないが、環境には常にいるべき駒であり、警 鐘を鳴らす意味でも大胆にもここに入れた。
プレッシャー特性はないので守る身代わりもできないし、瞑想もない。カビゴン&地面ポケモンの組み合わせが人気であるため、サンダーに比べると評価は落ちる。サンダーとケンタロスより素早さが高いのが唯一の救い。ライコウより素早いサンダースとの違いは耐久力が高く単純アタッカーのエレブーやゲンガーに強いことだろうか。
岩ポケモンの中ではカビゴンに受け出ししやすく、万が一、波乗りなどを覚えていたとしても大爆発で腐ることはない。ハガネールの方が便利そうだが、同速であるため、腹太鼓に対しての受け出しができない。また、上位連中が特に苦戦する炎ポケモンに一部強い駒として採用されることもある。なお、第五世代以降の頑丈特性は存在しない。
進化の奇跡もイカサマもないので無理な受け回しはあまりしない。覚えさせる技次第ではあるが、自爆相打ち→自爆相打ち→ラス1対面で活躍する可能性のあるポケモン。バンギラスがエースでしか使えなかったのが唯一の救い。対カビゴンについてはテクスチャー2と鈍い(→呪い)でも持たせないと辛いのかもしれない。
気合の襷はないものの、技の威力が控えめで全ステータス努力レベル63にできる金銀においてはレベル差の離れたカビゴンの捨て身タックルやサンダーの雷でも受けなければ大抵の攻撃技は1初耐えられる。キノコの胞子から高速移動→バトンタッチでガラガラに繋いだり、自らをLv.55にして身代わり→腹太鼓→じたばたや身代わり&宿木の種&食べ残しなどで展開することもある。
A- … 受け時代の遺産
他所の世代でも言わずと知れた特殊耐久力の鬼。ただし、カイリキーとナッシーと同速であるのがやや動かしづらく、リフレクターと光の壁も電磁波で相手を麻痺させなければ、貼り始めのターンから恩恵を受けなかったり、卵産み回復だと癒しの鈴を持ってもハピナス自身がPPの多い敵からの電磁波や眠り粉に困るのが辛く感じる。
なお、他所の世代と比べれば体力回復技が採用されやすい金銀においては単純に小さくなると地球投げだけでは脅威になることはない。小さくなるくらいなら丸くなって転がっていることの方が多いだろうか。金銀ではのしかかりが2倍ダメージになったり、必中になることはない。ただし、小さくなるの回避率は1ランクしか上昇しない。しかし、その一方で影踏みのメガゲンガーがいないのはありがたいかな?
撒きびしやステルスロック、羽休めも覚えないし、ゴツゴツメットもないので強くはありません。なくても有効打のないカビゴンを倒すことはできますが、攻撃技がドリル嘴1本になりかねず、エレブーなどの多くの撃ち逃げ系のポケモンの起点になりかねないのが傷。ヘラクロスにそこそこ強いのが唯一の救いだろうか。
ポケモンシリーズのバトルディレクターの森本茂樹氏が考案したポケモン。カビゴンが鈍いを積んでも先制できない遅さNo.1のポケモン。カビゴン対策は腹太鼓などもあるため、あまり安定しないものの、ケンタロスやポリゴン2、ガルーラらには物凄く安定した対策となる。ただし、ガラガラやゲンガー、フシギバナの起点になるのは免れない。
パルシェンと同じく撒きびしと大爆発が使えるポケモンだが、ゴースト、岩、鋼にそれぞれ有効打がなく自爆役としての性能はとても低く故に腐りやすい。最近人気増加中の寝言カビゴンにはかろうじて出せるが、自らが遅すぎることもあり、Lv.55のカビゴンとLv.50のフォレトスが鈍いで-6ランク同士だと同速になり、地震は殴り負けることすらある。しかし、ヘラクロスに出せるなど意外な穴埋め要因として入ることがある。
B+ 特定の
レベル50で対面で55カビゴンに殴り勝てるのは此奴のみ。ただし、ローブシンのような耐久力はないので受け出しはNG。フシギバナやらスターミーやらサンダーが上位にいるのでなかなか活躍できていないところがある。自分と相手の技が必中になるノーガード特性で爆裂パンチ乱射できて、しっぺ返しの効果が強かった第四世代の方がよっぽど強いと思います。
フシギバナ、ナッシー、そして炎耐性を持たないパルシェンらが上位にいるため、炎ポケモンは意外にも刺しやすい。電気ポケモンやバンギラスに喧嘩は売れないが、日本晴れ大文字で低レベルのカビゴンの受け出しを許さない。Lv.55の寝言を覚えたカビゴンの増加でLv.55のエース型は影を落とし気味だが、低レベルでも草やパルシェン、低レベルカビゴンに圧力がかかり、ヘラクロスも対策できるところは見逃せない。低レベルでも使いやすいことを評価して他の炎より評価が高い。なお、羽休めは使えません。
水ポケモンでNo.1の特殊耐久力とNo.2の特殊攻撃力を誇る。Lv.55のシャワーズが強く、Lv.55のカビゴンの捨て身タックルを2発耐えられる。Lv.50のパルシェンに先制して甘えるで共倒れできる。また、食べ残しを持たせれば、Lv.50のサンダーの10万ボルトを2発耐えて冷凍ビームで返り討ちにできたり、ハイドロポンプを持たせれば光の壁を貼った状態の55ガラガラすらも2発で落とすこともできる。
また、吠えるや吹き飛ばしを覚えたエアームドやハガネール、ゴローニャらとの対面に強く、低レベルでの溶けるor影分身or身代わり→バトンタッチも使いやすく、それ以外のシャワーズより素早い吠えるを覚えたポケモンなら受け出しからの吠えるで対策するポケモンに吠えるを合わせることで敵の吠えるを失敗させることもできる。
進化後のエレキブルも進化の輝石も存在しないが、S105でレベルの大きく開かないS100族のサンダーに先制しつつ、金銀で習得した冷凍パンチでガラガラ、クリスタルで習得したクロスチョップでカビゴン、バンギラスにそれぞれ牽制できる。10万ボルト、冷凍パンチ、クロスチョップ、眠る@薄荷の実のような技構成となることが多いが、その場合は威張る身代わりのサンダーに突っ張られるとイマイチ強くない印象を受ける。
B
進化後のドサイドンも進化の輝石も存在しないし、ロックブラストもメガホーンも覚えない。属性の組み合わせが同じゴローニャと比べると大爆発で相打ちが狙えない分、腐り易いが、サンダーとの対面には強く、Lv.50のカウンターでどのレベルの目覚めるパワー氷を受けても1発で倒せる。また、岩ポケモンの中では珍しく電磁砲を覚えられるため、スイクンや草ポケモン連中の受け出しを崩せないこともない。最近はLv.55の寝言カビゴンを起点にしつつ、Lv.50のガラガラに先制できる高レベルでの採用が活躍できる程度だろうか。
唯一神などとネタにされる彼だが、炎はフシギバナ、ナッシー、水耐性を持たないパルシェンが上位にいる限り強く、サンダーとも同速で日本晴れ大文字で対面で 十分戦えるため、意外と弱くはない。高い物理攻撃技が活かしきれないが、レベル55の目覚めるパワー格闘で食べ残しを装備したバンギラスを2発、レベル 50のカビゴンを3発で倒せる。また、この時代では珍しくソーラービームを覚える炎ポケモンでバクフーンではカバーしきれなかったヌオーやゴローニャらに 対しても有効打を持つ。なお、聖なる炎の習得は第六世代から。
メガシンカはしないし、竜の舞も覚えません。ファイヤーと同じ属性ですが、S100族でちょっぴり素早い。地震や岩雪崩を覚えるため、炎ポケモンミラーにはなかなか強め。この時代では腹太鼓を覚えるポケモンの中でNo.1の素早さを誇り、光の壁やリフレクターでサポートすることで無双できる可能性を持つ。ただし、低レベル採用だと地震や爆裂パンチでもいれなければ劣化ファイヤーとなりがちなのでファイヤーと同列にしていない。
力尽く特性は付いてませんが、いつの時代もやることはフルアタックです。ハガネールと同様に毒毒と電磁波と砂嵐が効かない。こいつがハガネールやニドクインよりも優れるところはフシギバナに先制して対面で殴り勝てる貴重な地面ポケモンという点である。ただし、高レベルのカビゴンやサンダーらには通用しない。
第二世代における最速の格闘ポケモンだが、S95族なのでS100族のサンダーやミルタンクには残念ながらレベル差をつけなければ先制できない。クロスチョップを覚えられる格闘ポケモンのライバルであるカイリキーと違ってフシギバナやヘラクロス、スイクンらに先制して殴れるのが強い。フシギバナが人気の最近ではカイリキーとの評価が逆転してもおかしくないが、高レベルでなければ対面でレベル55のカビゴンに殴り勝てないため、カイリキーより評価を落としている。
蓄電特性は持ってないのでライコウに比べればサンダー対策としてはイマイチだが、味方のサポート性能が向上したマルマインに対してレベル53から先制でき、第一世代と同様レベル差のないケンタロスなら雷2発でねじ伏せることができる。そのため、低レベルマルマインとの対面で身代わりを貼って威張るで展開することが多い。ただし、ガラガラの骨ブーメランには弱い。
また、ハガネールの人気上昇以来少なくなっているが、低レベルでも高速移動or鈍いor影分身をバトンタッチしたり、甘えるなどで個性が出せる。