6月上旬のおかしょーさん幹事の金銀突発対戦会で遊んできました。戦績は4勝2敗で3位…だったかな?
現在、55地割れカビゴン×55サンダーに代わる新たな勝てる構築探しをしている最中ではありますが、多分『ヒストリアカップ』本選では使わないので晒しておきます。
突発金銀対戦会即席構築:
あやみが★&バンギラス
55
55
50
50
50
50
Lv | ポケモン | 技1 | 技2 | 技3 | 技4 | 持ち物 |
---|---|---|---|---|---|---|
55 | スターミー | 波乗り | サイコキネシス | 怪しい光 | 身代わり | 食べ残し |
55 | バンギラス | 岩雪崩 | 爆裂パンチ | 噛み砕く | 波乗り | 奇跡の実 |
50 | サンダー | 10万ボルト | めざ氷 | 電磁波 | 吹き飛ばし | 薄荷の実 |
50 | カビゴン | のしかかり | 爆裂パンチ | 寝言 | 眠る | 光の粉 |
50 | ナッシー | サイコキネシス | 宿木の種 | 痺れ粉 | 光合成 | 麻痺治しの実 |
50 | ムウマ | 電磁砲 | 黒い眼差し | 滅びの歌 | 道連れ | 黄金の実 |
【参考文献】
前々から『ヒストリアカップ』でよく活躍していたため、自分でも組んでみたいと思っていたサイコキネシス入りの怪しい光身代わりスターミーエース構築を今月頭の突発対戦会で試験的に動かした。
①55スターミー@食べ残し
波乗り/サイコキネシス/怪しい光/身代わり
平成金銀ヒストリアカップ三部作で大活躍した1192さん考案のサイコキネシス搭載型の怪しい光&身代わりスターミーを試してみたかったので、それ専用のスターミーを実は今年の年明けに厳選していた。
自分の良く知っている電磁波込みの怪しい光&身代わりスターミーと違って寝言持ちのキングドラやスイクンで止まらないところがなかなか偉い。目覚めるパワー虫やゴーストを持ったカイリキーやフシギバナに地味に強いところもポイントが高い。高レベルで採用する分には電磁波は必須ではないのだなと改めて感心した。
この構築で突発対戦会自体は、ハバン(元ヤタピ)さんの全勝優勝を阻止し、優勝を狙えそうではあったのだが、カイソさんが第三世代の対戦を参考にして作ったというレベル55の先制の爪雷サンダーというキメラにレベル55のスターミーが開幕早々粉砕され、悶絶した。第2世代においてはあまりにもピンポイントな気がするが、レベル55のサンダーが10万ボルトだった場合も結局どうしようもないので、こういう流行ってるところに刺すようなコンセプトでは仕方ないところはある。
②50ムウマ@黄金の実
電磁砲/黒い眼差し/滅びの歌/道連れ
カビゴンの受け流し役。電磁波がなくても、取り巻きのポケモンで麻痺を仕込めばよいということで、いつもの電磁砲型で採用。
③50カビゴン@光の粉
のしかかり/爆裂パンチ/寝言/眠る
『第5回ヒストリアカップ』で1192さんが採用していた構成。その大会の準決勝で、このカビゴンと当たって随分と久しぶりにこの技構成のカビゴンと交戦したのだが、なんだかんだ相手にしていて結構厄介だった。組み込む構築を間違えなければ、やはり今でも全然通用する構成。
怪しい光&身代わりスターミーの天敵となる目覚めるパワー虫のナッシーに投げられるポケモンであり、これがないといくらスターミーが威張る身代わりサンダーに強かろうと勝てない。それを低レベルの寝言カビゴンで解決し、カビゴン自身もサンダーに背中を向けないという構成に対戦中に大変好感を持った。また、水枠がスターミーだとどうしても薄くなりがちなバンギラスに強い爆裂パンチが自然と入る点もなかなか良い。
④55バンギラス@奇跡の実
岩雪崩/爆裂パンチ/ 噛み砕く/波乗り
怪しい光&身代わりスターミーにレベル55のミルタンクを入れるアイデアを『第5回ヒストリアカップ』でカイソさんが試して予選抜けしており、その後の『第6回ヒストリアカップ』でもレベル55のミルタンクを1192さんも採用して予選抜けしているのだが、今回の自分は採用しなかった。
…と言うのも、いざ自分もこのコンセプトを真面目に考えてみるとミルタンクが取り巻きと噛み合ってる気がしない。ミルタンクというポケモンは、カビゴンに対して受け回しをしてはならないポケモンであり、どうしても自爆による速攻ができないと強い動きが取れない。
『第6回ヒストリアカップ』の予選でも1192さんと当たっている(自分も第5回・第6回ともに同じ構築)のだが、前の構成の方が相手にしていて強そうだった気がするな…と感じたこともあって、『第5回ヒストリアカップ』時点のものをベースにさせてもらった。
技構成は砂嵐と食べ残しなしでフルアタックでカビゴンに勝てるようにした結果、カビゴンの脅威となる爆裂パンチ&岩雪崩が確定、カビゴンの取り巻きとして無視できない低レベルスターミー迎撃用の噛み砕く、そして最後は迷ったが、ハガネールにとどめを刺しやすく、低レベルガラガラを殴り殺せる波乗りを採用した。
正直、カビゴンやナッシーと合わせて古(いにしえ)の戦術っぽさを出したいなら嫌な音バンギラスでも良かったなと思ったけど、そんな在庫なかった。当オフでは今のところ、レベル55の鈍い地震カビゴンが全然人気あるわけではないので、無くはない…かもしれない。
⑤50ナッシー@麻痺治しの実
サイコキネシス/宿木の種/痺れ粉/光合成
のしかかり爆裂パンチ寝言のカビゴンと同様、思考停止で自爆・大爆発をすることが強いと思われてるせいであまり見かけなくなった光合成型のナッシー。のしかかり爆裂パンチ寝言のカビゴンが流行る以前まではナッシーの定番と言えば、コレであった。
レベル50のナッシーはレベル50のカビゴンののしかかりを超高確率で3発耐えられ、麻痺治しの実を装備させることで、ナッシーに麻痺が仕込まれるまで時間がかかるようになる。その間にナッシーの痺れ粉で相手の50カビゴンを麻痺させるか、相手のエースポケモンを麻痺させ、受け回しをまるで知らないプレイヤーの自爆カビゴンを駆逐するポケモンだったのだ。
受けゲーなんてクソ食らえという反役割理論勢力のフルアタック自爆カビゴンに対応するために、受け信仰の強かった役割理論信仰勢力が2002~2003年頃に編み出した攻略法のひとつだが、今はあまり知られていないようである。
受け重視(状態異常受けも含む)の寝言カビゴンを採用しながら、対面重視の大爆発ナッシーとは噛み合わないと判断したため、今回はこれを随分と久しぶりに採用した。フシギバナに変更しても良いのかもしれないが、取り敢えず、今回は久しぶりに使ってみたかったのでぶち込んだ(駄
実際、突発対戦会で使ったが、選出した試合は大活躍した。痺れ粉と光合成と宿木の種があるとライコウにも凄まじく強くなるところが見逃せない。
⑥50サンダー@薄荷の実
10万ボルト/目覚めるパワー氷/電磁波/吹き飛ばし
間に合わせの穴埋め。対戦会当日は寝言ドリル嘴磁石で使っているが、…あとでよく見返したら薄荷の実を誰にも採用していないのがなかなかに酷く、少しいじっている。対戦会ではハガネールに打点がなくて困ったので、目覚めるパワー氷の電磁波吹き飛ばし型に変更している。
パーティ全体を見るとどうしてもガラガラに弱いのでエアームドを入れたくなるけど、厳選してなかった。
総括
やはり、低レベルカビゴンと低レベルナッシーは自爆しなくても強いポケモンだと感じられた。この非自爆のカビゴンとナッシーの2匹の組み合わせを活かせるエースは自爆の採用が明確に必須とは感じられないスターミーとバンギラスの2匹だから良かったのかなとも。