第4回は攻略本の中でも王道コンテンツとなる『ぼうけんマップ』と『ポケモンずかん』です。カラフルな市販の攻略本と比べるとやや見劣りするかもしれませんが、公式攻略本や攻略サイトでは取り上げられていないようなデータになっていると思います。
シナリオ周回マップ
当初は従来の対戦考察本にあるようなシナリオ周回での回収ルートをテキストで載せようと考えていたのですが、このマップを担当したERRORさんが自分の予想の斜め上のものを作ってきました。
それがドットによる手作りマップ。これはゲーム画面のスクリーンショットではなく、ERRORさん自作のオブジェクトのドット画像とダンジョンマップのフリーツールによって制作されています。こういうものがある程度簡単に作れる時代になったんですね。かがくのちからって(略
やはり、文章で説明するよりも地図がある方が周回ルートも隠しアイテムも一目瞭然です。初代金銀の攻略サイトは古いサイトが多く、ここまで凝ったマップを公開しているところは自分の知る限りありません。
DXでは頭突きの木に対応
第2世代の頭突きの木の中でヘラクロスやクヌギダマがよく落ちる木の配置場所は自分のIDの下1桁によって決まります。
既刊では完成済みのマップに反映できなかったのですが、DXでは全マップ対応してもらっています。ちなみに既刊と比較して、掲載していたマップすべての画質が向上しています。
ピカブイ本にもドットマップは健在
過ぎ去りし過去を求めて…というわけではないのですが、枯れた技術の水平思考(?)で、こちらもドットマップが付いています。
『ポケモンバトルノスタルジアDX』に掲載されている初代と金銀の世界戦のカントー地方と比較しても面白いかもしれませんね。
ポケモンGBずかん
こちらも第3世代と第4世代で覚えられる技を一望できる『ポケマイスター』を作ったERRORさんのGB版の図鑑です。第1世代と第2世代の覚えられる技と習得法が1頁に収まっており、タイムカプセルで引っかかる技や両立不可能な技も検索しやすいものに仕上がっています。
ちなみに最初に弁明しておくと既刊に収録していた図鑑の見方のページをDXに収録するのを忘れてしまいました。…が、説明書きがなくても十分見やすいデータになっていると思います。
ピカブイ図鑑
ピカブイの図鑑は1頁に2匹、見開きで4匹。
覚えられる技の種類も金銀までより少ないので、GB版の倍の数になっています。図鑑を見ることができます。アローラの姿などは原種と比較できるよう見開きで必ず並べています。
次回はその他データ編です(…そろそろ終わりかな?)
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