改めまして皆様「シロガネリーグ」お疲れ様でした!前代未聞のVCならではの複数催眠ジャッジキルエンド発動かつ金銀ならではの黒い眼差しを活かした戦いで勝利を収めた柚樹さんがあまりにもかっこよく、控えめに言って最高でした。自分も運よく上まで行けたのでレポートを残しておこうと思います。
シロガネリーグ第4位:55カビゴン×55サンダー(feat.Gold)
Lv | ポケモン | 技1 | 技2 | 技3 | 技4 | 持ち物 |
---|---|---|---|---|---|---|
55 | カビゴン | のしかかり | 地震 | 腹太鼓 | 眠る | 薄荷の実 |
55 | サンダー | 雷 | めざ氷 | 寝言 | 眠る | 奇跡の実 |
50 | スイクン | 波乗り | 冷凍ビーム | 寝言 | 眠る | 光の粉 |
50 | ハガネール | 地震 | 毒毒 | 吠える | 大爆発 | 食べ残し |
50 | パルシェン | 冷凍ビーム | 撒きびし | リフレクター | 大爆発 | 黄金の実 |
50 | ムウマ | 電磁砲 | 黒い眼差し | 滅びの歌 | 道連れ | 木の実ジュース |
第4回・第5回・第6回の平成金銀ヒストリア杯三部作で使用した構築『ヒストリアスタン2000』のカビゴンの技構成を変更しただけ。『ヒストリアスタン2000』は『ヒストリアカップ』の対戦環境(金銀VC通信対戦/一撃必殺技封印等の制限なし)における主催公認(?)の模範構築なので、一撃必殺技封印ルールではそう呼称しないことにする。
gold.hatenadiary.jp地割れと比べると改悪構築でしかないのですが、それ自体が使えないので仕方ない。もともと地割れありきで組んでいるため、一撃必殺封印ルールではまるで強いとは考えてなかったものの、金銀20周年で何を自己主張したいかと考えたとき、今の自分と言えばこの構築のイメージが強いのかもしれないと思い、一撃必殺技無しでも敢えて使うことにした。
当初は桂馬さんとの第38回あんぐらオフでのポケスタ金銀によるエキシビションマッチで使った鈍い寝言カビゴンの構築(555050505050)で対戦に臨もうと思っていたが、冥界にいる自分とはもう対戦することはないだろうと思っていたクラヴハンマーさんと同じブロックになったため、なんだよく見かけるそれかと思われてもつまらんだろうと思ったので、敢えてこれを使うことにした。
※①~⑥はパーティ採用順
①55カビゴン@薄荷の実(NN:があであん)[選出]8/9
のしかかり/地震/腹太鼓/眠る
地割れが使えなければ、10年程前まで一撃必殺技と同様に敬遠されてきた腹太鼓カビゴンを使えばいいと思い立った結果がこれである。甘えるに強い点は似ているが、リフレクターにはやや弱め。使いまわしは高速移動バトンタッチのガラガラよりも難しく、2回しか叩けていない。それ自体が勝ちにもあまり直結していない。柚樹さんやしゃわさんから話を聞いた限り、多分柚樹さんの方がうまく使いこなして勝っていたようなので、僕の腹太鼓カビゴンの構築の方はあまり参考にならないかと思います。多分腹太鼓は柚樹さんがやっていたように食べ残しがあった方が強いと思います。
ありがとう!
— 柚樹 (@Yuzuki_Politoed) 2019年11月3日
太鼓は役割破壊感覚で採用してみた。
起点作りからフィニッシュまで1匹でこなせるのが本当に便利だった。
黒まなバトンは明らかに対策甘い傾向あったからね、上手く環境の隙を突けたと思う。
僕の構築についてはオリジナル版の通り、攻撃技は捨て身タックルの方が多分かみ合っており、50ハガネールと50自爆地震カビゴンと交戦中、ハガネールを50カビゴンで一方的に倒したいというアドバンテージしか見えてない動きを逆手にとって、自爆を選ばずに地震を選んでくるであろうターンに合わせて55カビゴンに入れ替え、毒のスリップダメージで気が付いてみたら55カビゴンの次の攻撃の射程範囲に入れて『おまえはもう死んでいる』という対面を作るポイズラー御用達ムーブ(長い)を武器にしていたところがあるため、のしかかりではかなりの威力不足を感じた。射程を広く取れる捨て身タックルの方が明らかに良かった。
…というかそもそも第4回ヒストリア杯の反省記事にもある通り、それを対戦の中で感じ取っており、第5回ヒストリア杯からは捨て身タックルに変更していたにも関わらず、同じ轍をふんでしまった。
ちなみに普段の個体とは別の個体でFFFFではありません。本当は第7回ヒストリア杯の身代わり腹太鼓カビゴンの構築を♀カビゴンで採用し、身代わりを貫通するメロメロを対策する案とかも考えていたため、カビゴンのFFFF厳選はしていませんでしたが、以前のFFFF厳選でキープしていた攻撃個体値11のものを前日に育成しました。腹太鼓→のしかかりで55カビゴンを97%程度の確率で倒せるのでこれでも良しとしました。55ミルタンクは怪しくなりますが、そもそも爆裂パンチ打ってくるから腹太鼓から入れるわけないだろうと思って気にしないことにしました。
②50ムウマ@木の実ジュース(NN:れくいえむ)[選出]2/9
電磁砲/黒い眼差し/滅びの歌/道連れ
地割れカビゴンと違って腹太鼓ではカビゴンミラーにあまり強く出られないこともあり、ムウマ同士で1対1交換してもいいような選出ができず、結果としてハガネールの選出が爆発的に上がり、選出率が落ちる形になった。桂馬さんのようにカビゴンに寝言役でも入れない限りはムウマとの同時選出は難しいと感じられる場面も少なくなかった。
③50スイクン@光の粉(NN:うらがすみ)[選出]6/9
波乗り/冷凍ビーム/寝言/眠る
こちらも一撃必殺技封印ルールではそれほど強くない。カビゴンムウマスイクンの基本選出は大昔から存在するテンプレ選出で、ムウマをフォレトス、スイクンの冷凍ビームを吠える*1に変更した構築で金銀現行時代(1999年11月21日~2002年11月20日)に僕が愛用していたものでもある。そんなこともあってか、15年前後の古い付き合いの人だとゴールドさんはスイクンを使う人というイメージが強いかもしれない。
しばらくは通用したが、カビゴン対策としてのフォレトスの自己評価が底辺まで落ちるようになり、腹太鼓カビゴン禁止の風潮まで根付いていたこともあって、ゲンガーやムウマでフォレトスの代用をしてもまるで崩す術がなく、使わなくなった並びであった。
しかし、一撃必殺技も腹太鼓カビゴンも一切制限を付けないオリジナルルールで開催することに決めていた『ヒストリアカップ』で改めて構築を考えるにあたり、それを最強決定力の地割れの採用によって抱えていた課題をすべてクリアできたことから、今こうして久々に使っている。今回はそれを腹太鼓で仕方なく代用しただけである。
④55サンダー@奇跡の実(NN:いなびかり)[選出]1/9
雷/目覚めるパワー氷/寝言/眠る
まさか、優勝した柚樹さんと第三位の桂馬さんと55カビゴン×55サンダーのダブルエースが被るとは思っていなかった。ライコウ厳選は無理だからサンダーでお願いだから諦めてくださいとスタッフに言われたのだろうか。
頭の悪そうなダブルエースに見えるかもしれないが、最近巷で色々言われている鈍い寝言系統の55カビゴンのテンプレ構築から電磁波50サンダーがテンプレじゃない時点でこの可能性については5年ほど前からずっと考えていた。
…というか最強のはずだった55カビゴンがダブルエース構築にしないと生きていけない時点で、55カビゴンを選出したら確実に損する基本選出が存在するということなので、そういった選出を完膚なきまでに叩き潰すポケモンを探したら55サンダーに行き着くことになった。ライコウでも良いのかもしれないが、対55ミルタンクや対格闘の対面がちょっと怪しいため、信用していない。厳選したくないだけ
自爆しない55カビゴンが完全に腐るパターンと言うのは、サワムラー&エビワラー&カポエラーみたいな格闘3匹選出とかであるのは稀であり、大抵自爆が絡むことになる。カビゴンは遅いのでこれを被弾しやすく、ターンカットによって後攻では眠るも鈍いも選べない。そして、残り1匹をカビゴンに勝てるミルタンクなどを置いておくといったパターンである。このようなゲームメイクの狙うところは実に分かり易く、これを安定行動にさせないためにはどれが最後にラスト1匹で残っても勝てるジャンケンにすればいい。その役回りが刺せるサンダーになる。
「刺す」というと特定の並びや選出に対し、1匹で2タテ、3タテするようなポケモンを連想するかもしれないが、金銀では自爆が強すぎて1対1交換によってそのプランが台無しになるため、金銀の刺し役は自爆自爆の1対1交換の末にラス1ジャンケンに勝つという動きで、刺し役を通すといった動きを仕掛けることになる。
こちらのパルシェンやハガネールの毒毒や撒きびしのスリップダメージ兼自爆で能動的に持って行っても良し。相手の地震自爆カビゴンの前でムウマやハガネールをちらつかせて自爆を戸惑わせながら、強気に居座って雷*2で圧倒するなどのプレイングを仕掛けて適度にプレッシャーをかけつつ、相手の自爆を誘っても良しである。
⑤50ハガネール@食べ残し(NN:へびめたる)[選出]8/9
地震/毒毒/吠える/大爆発
55カビゴンと55サンダーの両選出のパワーを落とさないためには、このポケモンに食べ残しが必須になる。結局、このアイテムがキーとなって『ヒストリアカップ』でも優勝している。一撃必殺技がありならこの技構成は弄る余地がないが、封印する場合は変更の余地はあるのかもしれない。能動的に自爆自爆することでカビゴン1匹残しを成立させて、吠える吹き飛ばしを封じて鈍いを積むといったムーブは腹太鼓では必要ない気もするので大爆発は嫌な音あたりでも良いのかなと思ったりしていましたが、厳選しなおすのが面倒で、このまま使いました。
ちなみに寝言吠える波乗りスイクンの流用で、寝言で吠えるが出ても失敗しづらい毒毒吠えるの眠る寝言ハガネールなどという小ネタも考えたりしたけど、寝言ライコウに何もできなくて弱い気しかしなかったので没になった。
⑥50パルシェン@黄金の実(NN:かきごおり)[選出]2/9
冷凍ビーム/撒きびし/リフレクター/大爆発
サンダーと同時に繰り出せない限り、催眠技を覚えていない構築に対して選出していた。テンプレ構成は相変わらず。相手のHP実数値の確認できる『ポケモンスタジアム金銀』の対戦でなければほぼこれを選ぶことが多いとか言っていた気がするが、55ガラガラ(&高速移動バトンタッチドーブル)対策を任せるならこれ以外ありえない。
以前も書いた通りで50ドーブルの高速移動バトンタッチ→55ガラガラの流れに対して、バトンタッチするターンにパルシェン交代を合わせるだけで対策になる所があまりにも偉すぎる。水玉リボン大爆発でもなんとかなりそうに見えるが、目覚めるパワー虫採用の55ガラガラは7割程度の確率でしか倒せず、おまけにバトンタッチして降臨してきたということは控えにドーブルが確実に生存していることになり、ドーブルバックで大爆発をクリアされる線が残ってしまう。よって、55ガラガラを意識する場合はリフレクターと黄金の実の採用は切れない。切っていい編成は55ガラガラに対面で勝てるピンクのリボンを装備した55ミルタンクやヘラクロスなどと組ませようとする場合に限られると個人的に考えている。パルシェンの技はレベル技の撒きびしの絡みで、初代限定のリフレクターなども安易に消せないので、迷ったらひとつの参考にしてもらえたらと思う。
なお、撒きびしについては今回1度だけ撒きましたが、むやみやたらに交代読み交代などを決めてドヤ顔決めるプレイヤーにはすさまじく刺さりますし、今回気持ち多めであったエアームド入りのエアームド以外を崩したりする上でとても便利なので消さない方が良いかと思います。
ちなみに50カビゴンののしかかりの麻痺を回復できるかということは正直どうでもよく、大抵の場合50カビゴン軸でムウマが入ってサイクルできるようなパーティは、50カビゴンの技構成が寝言型でもない限り、あまりいないので痺れで下手に事故らないうちに爆死すればそれで十分である。バンギラスは無理だが、その場合はスイクンを出すため、ほぼ出さない。
対戦結果(若干うろ覚え)
今回の予選はルギアブロック。
V.S. メロ男[勝ち]
相手:505055/505055
自分:555050
レンタルパーティで対戦初参加したメロ男さんとの対戦。この試合は重大な選出ミスをしており、ハガネールではなくムウマにしたことで、相手のムウマ対策として自分のムウマをあてなければならず、1対1交換となってしまう。自爆カビゴン対策がいなくなり、苦し紛れにスイクンを出すもエレブーと対面してしまう。
クロスチョップないし自爆カビゴンバックも考え、スイクンで突っ張って波乗りを選択したところでヨガのポーズを積まれ、最早\(^o^)/オワタッコツンダツンダの盤面であった。光の粉によるクソ外し期待も虚しく、10万ボルトで散り、残りは相手の50カビゴンバックからの自爆フィニッシュの動きに対して、のしかかりの追加効果麻痺にすべてをかけるしかなかった。
しかし、お相手の方がその線が見えていなかったらしく、エレブーがヨガのポーズ1積みだか2積みのクロスチョップを外して芸人となり、カビゴンののしかかりでエレブーを撃沈。55カビゴンVS50カビゴンとなり、お相手に鈍いがなかったので勝つことができた。
V.S. らて[勝ち]
相手:505550/555050
自分:505550
金銀VCでよく対戦している人の中でも五本の指くらいに入るらてさんとの一戦。♀のサンダースだったのでメロメロ噛み付く型を秒で警戒して、こちらがたとえ♂であってもほぼ突破不可能な食べ残しハガネールを投入。あとはバンギラスと催眠対策にスイクン、そして非力なフシギバナを驚かせたい腹太鼓カビゴン。
そこそこ長期戦であり、多分らてさんがいつも通りブログ記事をあげてくれる(他力本願)と思われるので割愛。相手のカビゴンが地震や火炎放射を覚えておらず、恐らく鈍い寝言型であったことと、サンダースを無理矢理地震ハガネールに出して捨て、ハガネールで爆死することでカビゴン1匹残しの線に気づいていなかったため、こちらが勝てたような試合。ハガネールに弱く、サンダーにはそこそこ強いサンダースが身代わり影分身バトンタッチ型だったので、寝言を切って地震採用していてもおかしくない並びだった。
V.S. クラヴハンマー[負け]
相手:505550/555050
自分:505550
バーチャルコンソールの方々への挨拶代わりに代表作のガラドーブルでも使ってくるのかと思いきや、そんなことはなく、パッと見た感じではどういうパーティなのかよく分からなかった。
相手のナッシーの眠り粉をスイクンで受け、寝言冷凍ビーム警戒カビゴンバックでハガネールを繰り出す*3などの交代読みを駆使しながら、ハガネールの体力回復を稼ぎつつ、比較的有利にゲームを進めていたような気がする。
かなり優勢な試合運びでゲームを進行していたような気がするものの、ラスト1匹が55ゲンガーと55カビゴンになり、爆裂パンチが当たって即混乱自傷せずに地震が1発当たれば勝てるといった場面で、見事に相手にそれを引き当てられ、芸人となって本日最初の黒星を付けられる。
V.S. としひこ[勝ち]
相手:505550/505550
自分:505550
相手側に催眠技を覚えられるポケモンがいなかったため、寝言スイクンはお休みにしてパルシェンを起用。ゴローニャは岩ポケモンであるにも関わらず、岩雪崩の火力が太い骨を装備したガラガラより劣り、大爆発採用で眠るを覚えていないので、ガラガラを対策するような感覚でパルシェンをぶつけてもさほど問題ない。♂のサンダースか50サンダーは捻くれた目覚めるパワー水とか入っているような雰囲気があったが、そんなもん突っ込んだところでメロメロがなければカビゴンには勝てない。ハガネールはサンダースが威張るだった場合の保険と対カビゴンミルタンクなど。
初手で出し勝って撒きびしに成功。その後何度か交代読み交代を華麗に決められるも、おいしい撒きびしダメージが蓄積していき、相手が受けまわせなくなったぐらいのところで、ゴローニャあたりが居座ってパルシェンの冷凍ビーム被弾して、そこからサイクル崩壊して勝ち。
V.S. ビーン[負け]
相手:505055/505055
自分:555050
ここで会ったが100年目。『第6回ヒストリアカップ』の決勝戦以来のビーン様との対戦カード。タッツーさんが録画したいとのことで、撮って頂きました。
ちょっと色々深読みして恥ずかしい対戦になっていますね。毒毒を失敗してるターンはサンダー(ナッシー)チェンジを読んでいたようです。…がよく考えたら大爆発のリスクもあるので流石にそれはない。下手な食べ残し回復を許さないためにも50地震カビゴンは居座るしかないんですね。
最後の大爆発被弾は、ナッシーの眠り粉が再び使えるようになるため、サンダーの前でスイクンを切るわけにはいかず、カビゴンでサンダーを受けに行くのは辛かったため、早めに勝負に出ないといけないと感じていたことと、ナッシーは大爆発を持っていない宿木の種と目覚めるパワー虫の構成ではないかと希望的観測をした私の詰めが甘かったことによる敗北です。単独1位ならず、ゴールド死す。
予選の結果は同率1位、らてさん、ビーン様と直対3竦み、同オポネントになり、ジャンケンで上位2名を決めることになった。
←ジャンケンで負けたクソ雑魚 pic.twitter.com/44bDzU0cHU
— ゴールド@ピカブイ本通販委託中 (@Gold_PBS) November 3, 2019
まず、らてさんが一人勝ちし、またもビーン様との因縁の対決へ。そして、無残にもビーン様にもジャンケンでも敗れ、同率1位から3位になるも、今回は三位でも成績優秀者なら決勝トーナメントに上がれるとのことで、無事各ブロックの3位の中で勝率2位で呼ばれ、決勝トーナメント進出が叶った。
【決勝1回戦】V.S. ピーナツ[勝ち]
相手:505055/505055
自分:505055
『ヒストリアカップ《うら》』で影分身ミルタンクミラーで地獄の長期戦をやったピーナツさんとの試合。今回は腹太鼓カビゴン、食べ残しハガネールとムウマがいるため、影分身丸くなる転がるミルタンク如きでは突破されない。ナッシー対策のスイクンとマルマイン→破壊の遺伝子ケンタロスの並びに強めのハガネール、腹太鼓カビゴンで選出した。
試合内容はあまり覚えていないが、バクフーンの爆裂パンチからの猛攻に終始頭を抱えながら対戦していた記憶がある。混乱せずにきちんと動いてくれたから勝てたような試合。
【決勝2回戦】V.S. HAL[勝ち]
相手:505055/505055
自分:505550
『第1回ヒストリアカップ』以来お会いして漸く顔を覚えることの叶ったHALさんとの一戦。催眠枠がおらず、ファイヤーは50だから平気だろうということでパルシェンを選出した。撒きびし→リフレクター→冷凍ビーム→大爆発で50カビゴンを相打ちにし、55カビゴンと50スイクンが対面。
安定はしないが、一試合ぐらい腹太鼓使ってみるかと思って腹太鼓を選択すると先手で威張るを使われてしまい、凄まじく頭を抱えてしまう。交代して状態変化をリセットするか悩んだが、これで下げたら後悔すると感じ、居座ることにする。
相手は泥かけ。とんでもない技を持っている。自分のスイクンも自爆中毒者を芸人にする光の粉装備の寝言泥かけ冷凍ビーム型にしようかと考えていたが、まさか使い手が目の前に現れるとは思わなかった。その直後混乱自傷せずに混乱が解け、眠ることに成功。そして、泥かけをもう1発受けるものしかかりでスイクンを1発で吹き飛ばす。
最後の1匹は破壊の遺伝子ケンタロス。泥かけを2回被弾しているもののワンキル狙って居座るか、ハガネールに引くか悩んだが、相手は永続混乱。ハガネールに退き、混乱自傷したところに大爆発を当てて勝利。ジャンケンクソ雑魚芸人の意地を見せ、ベスト4に進出し、スクリーン確定となる。
【準決勝】V.S. poe[負け]
相手:505055/505055
自分:555050
何気にpoeさんとは今回が初対戦。多分ヘラクロスは出てこないからサンダー出さずに、カビゴン&ハガネールで選出してライコウの吠えるに対して2枚受けできるようにしようかと一瞬思うも、相手もサンダーは見せ球でカビゴンを出してくるだろうという思考は当然脳裏に過っているのではないかと考えた。そこで相手目線に立って選出を予想し、50カビゴン&50ナッシー&55ミルタンクと踏んでサンダー、ハガネール、そしてカビゴン対策にムウマを選択した。
相手の先鋒は50カビゴン。こちらは55サンダー。ムウマやハガネールがいるかもしれないという状況で自爆など打てるわけがないので雷を選択。相手は交代読みの大文字だったような気がする。
次の雷が当たると眠るか自爆しないといけないため、ムウマに退く。サブウエポンが地震ではなく大文字だったため、黒い眼差しではなく電磁砲を連打する。しばらくカビゴンに居座られるものの、全然当たらない。裏にライコウはいないっぽいし、どうせ爆裂パンチだろうから残り体力わずかでも戦えると考えていた。
ムウマの黒い眼差し滅びの歌に対して自爆カビゴンが居座っても、一方的に滅ぼすことは叶わず、自爆によって確実に1対1交換できるように見えるかもしれないが、裏にハガネールがいるため、それは自爆か大文字の急所を引かない限り不可能。おまけに電磁砲の麻痺で25%の痺れを引いて自爆を封じるチャンスまである。
あろうことかムウマがカビゴンの前で電磁砲連打中にパルシェンに交代してきたため、これは残りミルタンクで選出で完璧に出し勝ったのでは?と思ったものの、その受け出してきたターンの電磁砲は当たらず、次は当たるも麻痺は奇跡の実で回復。結構な回数電磁砲が外れているのでそろそろあたるでしょうと思い、またも電磁砲が外れ、まだ1発撃てる体力が残っていたものの、冷凍ビームの凍りを引き当てられてしまい悶絶。
どうする?どうする?…と必死に考え、そこからどうやって巻き返したのか、あまり覚えていないが、ラストお互いの雷と恩返しが1発でも当たれば勝てる55サンダーVS55ミルタンクのS100族同速勝負で勝敗が決する盤面にまでもっていった。命中率分不利だが、実は眠る→奇跡の実が残っていたため、先手を取って急所を引かれた線がある分微不利程度の状況であった。
早めに黒い眼差しによってカビゴンを捕捉できていたらこんなことにはなっていたかもしれない。出し勝ったは良いものの、自分の詰めの甘さによる負けだと思っている。…とはいえ、最後まで決して諦めず、最後まで接戦に持っていける試合運びを演出できたことは大変良かった。
【三位決定戦】V.S. 桂馬[負け]
相手:505550/505550
自分:505055
ジム城最盛期(2001~2004年)のレジェンドトレーナー、桂馬さんとの『第38回あんぐらオフ』のポケモンスタジアム金銀エキシビションマッチ以来の対戦。俺達のデュエルを始めて長引いてしまい、貴重なエキシビションを潰してしまって申し訳ありませんでした。しかし、結果として客演予定だった両者ともに実力でスクリーンを勝ち取るあたり、流石だと思いました。
交代読み交代の毒のスリップダメージ蓄積で負けるの回避して早めに寝たりとか、特に意味なさそうに見える吠えるでの食べ残し回復稼ぎとか派手じゃなくて退屈になって申し訳ないと思いながら対戦してだけど、桂馬PTと完全に当時にタイムスリップしてました。ありがとうございました。
— ゴールド@ピカブイ本通販委託中 (@Gold_PBS) 2019年11月3日
試合内容は動画の通りで無残にも敗れてしまいましたが、①腹太鼓使用後のカビゴンVSムウマの道連れ読み対面や、②ムウマの居座り読みで地震を当てたが読むのなら毒毒が正解だった、③鈍い1積みの毒状態のカビゴンが眠るを選択したターンで大爆発を選ぶの3つチャンスはあったものの、どれもチャンスを掴めずに敗れてしまった。
実際、こちらのフシギバナの眠り粉対策にしかなっていないこちら側のスイクンに役割がなく、出し負けた形となっており、相手はカビゴン1匹残しにしてハガネールを攻略する線もあったため、早い段階で勝負を仕掛けるべきであったのかもしれない。全試合に渡って私の詰めの甘さが出た試合だと思っている。しかし、負けた悔しさは不思議となく、ただただこの対戦カードが再び実現したことが個人的には嬉しかった。
総括
結果は4位で終わったけれど、何の相談もしていなかったにも関わらず、柚樹さん、桂馬さんのレジェンド2人と55カビゴン×55サンダーのダブルエース構築が被り、それで共に結果を残せたことは何よりも嬉しかった。
…と喜ぶ一方で僕の今回の構築についてはただの間に合わせでしかなく、特に煮詰められてもいないので全然強くないと自覚しています。実際此処まで勝ち上がれたのは、立ち回りであまりミスしなかったこと、チャンスを逃さなかったこと、この負け方だけは絶対したくないと常に先読みしながらコマンド選択したこと、あとただ運がよかっただけかと思います。しかし、予選・決勝どの試合においてもストレート負けというのもありませんでしたし、地割れがなかろうとも常に接戦ぐらいの試合に持ち込める自分はまだまだやれるのだなと改めて思いました。
地割れがないと勝てない男、ゴールドで御座います。…と自己紹介させて頂きましたが、地割れがなくてもそこそこ戦える男になれて取り敢えずよかったです。『ヒストリアカップ《うら》』ではいいとこなかったですからね。笑。
そして改めてスタッフのyasuさん、ビーンさん、1192さん、pasaさん、おかしょーさん、そして参加者の皆様ありがとうございました。
ゴールドのGを景品で貰いました。 pic.twitter.com/fsF5EdoVcN
— ゴールド@ピカブイ本通販委託中 (@Gold_PBS) 2019年11月3日
そうそう、桂馬さんのナイスなキラーパスにより、景品にアンノーンの『G』を頂きました。ゴールドのG、芸人のG、シジイのGなど諸説ありますが、実に嬉しいです。アンノーン図鑑によると『Give(与える)』なんだそうです。もう頑張れるか分かりませんが、いい試合を魅せられるよう精進したいなと思います。