きんのいれば

ポケモンGB世代の老兵によるメモ入れ場。

第8回ヒストリア杯KP順キャラ雑感

 大会の記憶を忘れないうちに、次回大会に参加する自分に向けてメモを残しておきましょう(随時追記するかも)。

1位:カビゴン(決勝進出者使用率:100.0%)

  (歴代ヒストリア杯使用率推移:86.5%→83.3%→90.3%→91.7%→91.4%

 KP不動の1位。『第8回ヒストリアカップ』ではカビゴンのサブウェポンが地震地割れだけでなく、大文字電磁砲爆裂パンチシャドーボールとバラエティに富んでいた点が印象的で、それはある意味とても健全な環境であるように感じた。

 対戦人口が少なく、サプウェポンが偏っているときは、仮にそれが合理的だとしても健全ではないと個人的には思っていて、金銀の対戦人口が多かったときのようなカビゴンの本来持っている対策の難しさのようなものを味わえなかったりするので、いい傾向かなと思っている。

2位:サンダー(決勝進出者使用率:62.5%)

(歴代ヒストリア杯使用率推移:37.8%→36.7%→48.4%→50.0%→57.1%

 今大会では55エースの中でKP1位。ハピナスのプレゼントに強い稀少な特殊エースポケモンであり、最も信頼のおける55カイリキー対策。それに伴って55サンダーミラーが自他ともに多かったようで、そんな中でミラーにそこそこ強めなチャンピオンのカツノリ君の磁石10万ボルト型が活躍した。

 55サンダーの磁石10万ボルトについては55ケンタロスを約82.5%の確率で2発、食べ残しを装備した55サンダーを超高確率で3発で落とせる。

 一方、55サンダーのは50カビゴンを超高確率3発、55ミルタンクを2発でピッタリ倒せて確かに数値的には美しいのだが、前者は食べ残しで確定数がズレることもあれば、後者は影分身で不安定になるなどの欠点もある。

 また、ファイヤーとリザードン以外の55炎エースは、55サンダーエースの構築に強いような風潮があるが、それはサンダーの技構成が雷前提の場合に限る。10万ボルトなら大文字の命中率の分、サンダーが有利になる。55サンダーの雷を仮想敵としていれば、当然10万ボルトも対策できていると勘違いしてしまいがちだが、そういった誤った認識は改められるべきなのかなと感じた。

 10万ボルトの火力不足は、取り巻きのハガネールの毒毒やパルシェンの撒きびしが絡むときある程度埋め合わせができるので、55サンダーの10万ボルトはもう少し見直されてもよいのではないかと感じた。

 それと今回サンダーを使っていて再認識したこととして、致命的な弱点が少ないが故に相手の釣り出し交換に対して居座る選択を取りやすい点が、カビゴンよりも優れてる強みだと感じた。

3位:ムウマ(決勝進出者使用率:62.5%)

(歴代ヒストリア杯使用率推移:40.5%→40.0%→48.4%→50.0%→45.7%

 角ドリルのしかかり捨て身タックルクロスチョップ爆裂パンチなどの優秀なノーマル、格闘打点を軒並み無効化でき、その一貫性を切れる。また、相手の自爆大爆発に対する大きな抑止力となる。

 私が以前『第6回ヒストリアカップ』の決勝戦で披露した①一撃必殺技で数的有利を取る→②自爆・大爆発で共倒れ→③(一撃必殺技の使い手を控えさせて)滅びの歌・道連れで共倒れトリプルワンパンムーブのアンカー役になることができる。

 このアンカーの役回りが自爆や大爆発のポケモンである場合は、影分身や先手の身代わりに全体的に苦戦することになるのだが、滅びの歌や道連れの場合は、それらを貫通してしまう点が非常に優秀。それ故、影分身単体で一撃必殺技に関連する強い並びや動きの対策を成立させていないという点でも評価が高い。

 技構成については、『ヒストリアカップ』では後述のハガネールの人気がそれなりに高いこともあり、以前ほどテンプレの電磁砲はあまり通らなくなってきているが、その代わりに怪しい光を見かけることも多くなってきている。黒い眼差し→滅びの歌コンボの滅びのカウントが0になる場面で、相手のポケモンが自爆や大爆発を選択して1対1交換を狙うところを、混乱自傷で無理矢理止めることができる点も魅力的なのかもしれない(個人的には積極的に50%に賭ける立ち回りはしたくないものだが…)

 また、ムウマ対策ムウマの役割を任せられる場面もあるため、シャドーボールの採用も全然アリだと感じている。

4位:ナッシー(決勝進出者使用率:25.0%)

(歴代ヒストリア杯使用率推移:45.9%→36.7%→35.5%→45.8%→34.3%

 バーチャルコンソールでは眠り粉の眠りの継続ターンが1~6ターンと長いので、なんだかんだ侮れないポケモンだが、今大会では自分の見る限りだと控えめな活躍だったように思われる。

 これまでミラー意識の目覚めるパワーの採用が多かった印象があるが、目覚めるパワーもやや増加傾向にあるようだ。『ポケモンスタジアム金銀』の対戦とは異なり、最大HPの実数値から目覚めるパワーの搭載がバレない点や、寝言で眠り粉をケアするスイクンにそれなりのダメージを与えられる点、また、サイコキネシスでは半減されるハガネールへの打点として扱いやすいのかもしれない。

 大爆発を優先するなら目覚めるパワー宿木の種を優先するなら目覚めるパワー、そんな棲み分けがされている印象がある。

5位:パルシェン(決勝進出者使用率:37.5%)

(歴代ヒストリア杯使用率推移:8.1%→33.3%→25.8%→37.5%→31.4%

 ナッシーにKPこそ若干劣るものの、決勝トーナメント進出者の使用率ではナッシーよりも多い。サイクル寄りの構築にも採用しやすく、構築の方向性をあまり選ばないという点でナッシーよりも個人的な評価は高め。

 技構成については、冷凍ビーム波乗りのどちらかしか選べないとなれば、波乗り優先になっている印象があり、今大会で大爆発以外の攻撃技を冷凍ビームのみで採用していたトレーナーは第4位の1192さんのみ。

 冷凍ビームの仮想敵は主にサンダーやナッシーになるのだが、前述の通り、ナッシーと対面しても有利かどうかが分からないため、敢えて冷凍ビームにする必要性もあまりないように感じられる。バンギラス、炎ポケモンや高レベルのハガネール、そしてパルシェンミラーで舐められないために波乗りで良いと思う。

5位:スターミー(決勝進出者使用率:12.5%)

(歴代ヒストリア杯使用率推移:27.0%→43.3%→48.4%→29.2%→31.4%

 今大会ではケンタロス対策になる55スターミーをそこそこ見かけたが、決勝トーナメントに進出したスターミーはチャンピオンのカツノリ君の低レベルの電磁波型のみ。

 個人的には【波乗りサイコキネシス怪しい光身代わり@食べ残し】のスターミーにあと一歩のところまで追い詰められ、そのポテンシャルの高さに驚かされたが、55スターミーを展開させるには安全な場への着地及び有利対面で身代わりを残せるかどうかが重要で、ハガネール交換に対する釣り出し交換で合わせて展開してきたまっちさんの立ち回りがとても旨かった。

 パルシェン交換に対する釣り出し交換などをきちんと事前に想定した上で構築が組めないと難しそうであるように感じた。少なくとも55サンダーのメインウェポンが雷であることに最初から期待して、55サンダーの真正面から身代わりを貼って展開するような動きは強くなく、今後は更に10万ボルトであっさり負けることも増えると思われる。

7位:ハガネール(決勝進出者使用率:50.0%)

(歴代ヒストリア杯使用率推移:18.9%→16.7%→19.4%→20.8%→25.7%

 『ヒストリアカップ』で最も人気のある地面ポケモン。毒毒電磁波をクリアできるクッションとして優秀で、交代読みの吠えるを駆使すれば、食べ残し回復による延命も可能。また、自爆大爆発の抑止力となるムウマに凄まじく強く、自身もまた自爆の抑止力となる。更に角ドリルケンタロスの露骨な対策になりうるライコウやメロメロ身代わりのサンダースやフーディンに対しても強め。

 大文字火炎放射を覚えさせたカビゴンで対策される場面も気持ち増えたような気がしないでもないが、私自身も11試合中10試合選出しており、なんだかんだ活躍してくれた。

8位:ガラガラ(決勝進出者使用率:25.0%)

(歴代ヒストリア杯使用率推移:35.1%→13.3%→22.6%→12.5%→22.9%

 前回大会の『第7回ヒストリアカップ』と比べると使用率の増加幅が2番目に高いポケモン。選出画面におけるムウマに対する圧はハガネール以上で、ムウマの選出を躊躇うレベルになる。正直、後述のヘラクロスと同じで見せ球として強いと言った印象であり、ハガネールのような出し易さはなく、かなり玄人向けのポケモンだと言える。

8位:ミルタンク

(歴代ヒストリア杯使用率推移:16.2%→10.0%→12.9%→16.7%→22.9%

 使用率自体は伸びたものの、決勝進出者の採用は0。やはり、影分身による対策だけでは、どうしても一撃必殺技の対策としては微妙であり、影分身を積んでいても当たるときは当たるし、トリプルワンパンムーブ滅びの歌道連れがどうにもならない。

 チャンピオンのカツノリ君にも薦めた通りだが、そう遠くないうちにカイリキーにKPが抜かれてもおかしくないポケモンだと思っている。

10位:バンギラス

(歴代ヒストリア杯使用率推移:13.5%→30.0%→29.0%→29.2%→20.0%

 前回大会の『第7回ヒストリアカップ』では決勝進出者の半数が採用していたが、今大会では0。ナッシーの目覚めるパワーやパルシェンの波乗りの採用率も高まっていることから自爆・大爆発に強いエースとは言い難くなってきている

 ケンタロスにも強くないことから環境的には逆風。このポケモンもミルタンクと同様で、そう遠くないうちにカイリキーにKPが抜かれてもおかしくない立ち位置にあるポケモンだと思っている。

11位:カイリキー(決勝進出者使用率:12.5%)

(歴代ヒストリア杯使用率推移:10.8%→23.3%→25.8%→16.7%→17.1%

 今大会での決勝戦の主役(?)。正直、決勝戦の勝敗にカイリキーの地割れが当たるか否かはあまり関係なかったような気がしないでもないが、チャンピオンのカツノリ君の記事を見ると予選ではそこそこ活躍したようである。これまでサンダーとバンギラス、サンダーとミルタンクのダブルエースにしてもイマイチ結果を残せなかった彼に本当にお勧めして良かったと思ったポケモンかもしれない。

 また、私が構築をレンタルしたナベリアンさんも同じコンセプトで予選5-3(予選3位)の結果であったため、50カビゴン軸の55サンダーと組ませるならミルタンクやバンギラスなんかよりもずっと扱い易くてお勧めできるポケモンだと感じた。

 個人的には、ウーラオスのような超高性能な格闘ポケモンを少し前まで現行世代で使っていた身からすると、受け出しで場に着地させづらい性能にも関わらず、有利対面の盤面で択になってしまいがちなところがあまり好きではないのだが、相手に飛行ポケモンが選出されていなければ、地割れという選択が(はずれはあるものの)それなりに一貫する選択肢となり、それ故ヘラクロス並に飛行ポケモンの選出を強要させる圧力が高いところは評価できるポイントかもしれないと感じた。

11位:スイクン(決勝進出者使用率:37.5%)

(歴代ヒストリア杯使用率推移:10.8%→6.7%→12.9%→12.5%→17.1%

 スイクンと同様にバンギラス対策の役割を持てるカイリキーと違って、寝言でナッシーやフシギバナの眠り粉の受け皿になる点が優秀。薄荷の実&自爆で催眠対策をする50カビゴン軸よりも、交代で催眠対策をする55カビゴン軸の構築に入るポケモン。

13位:ゴローニャ

(歴代ヒストリア杯使用率推移:8.1%→0.0%→3.2%→8.3%→14.3%

 初参加の方がわりと使っていたご様子。

13位:ケンタロス(決勝進出者使用率:25.0%)

(歴代ヒストリア杯使用率推移:37.8%→13.3%→19.4%→16.7%→14.3%

  最強ではなく、最恐の害悪ポケモン。今大会では準優勝まで上り詰めたが、今回も優勝ならず、スクリーンでの活躍もなかった。1192さんのオフレポにあった幅広い相手に満遍なく勝率を出せるキャラという評価が簡潔かつスマートで良いなと思った。

 個人的に55ケンタロスを55エースで露骨に対策してみたところで、別の55エースを繰り出されたら腐ることもあるので、①パーティ全体としてケンタロスの身代わりを残させない→②ケンタロスの一撃必殺技以外の技で簡単に枚数を削らせない→③自分から下手に大爆発などを選択して手持ちの枚数を積極的に削りにいかないの3点が重要だと思う。相手が勝っても運勝ち、相手が負けても運負けにしかならないような状況に持っていくことが大事じゃないかなと2009年からずっと思っている。

 ちなみに私はレベル配分のある『ニンテンドウカップ2000』において55でしか使えないポケモンを高く評価するようなものさしは持ち合わせていないので、カビゴンの評価と同等とは思っていない。KPが強さを測るすべてだとは言わないが、KPに圧倒的な差がある以上、ケンタロスをカビゴンと同等以上の評価にするのは流石に過大評価過ぎるのではないかと思う。

15位:ゲンガー

(歴代ヒストリア杯使用率推移:2.7%→13.3%→6.5%→0.0%→11.4%

 前回大会からの使用率の増加幅1位。個人的にはムウマよりよっぽど玄人向けだと思っている。55カビゴンは地割れ寝言しかいないから投げられるという考え方は危険で、55カビゴンは55ケンタロスと違ってムウマに対して先手を取れず、サンダー&ムウマのような並びを相手にする場合、択に勝った上で地割れを当てなければならない。また、対面でムウマを地割れで葬ろうとする場合は怪しい光(と守る)を掻い潜らなければならない。

 『ヒストリアカップ』を通して恐らく一番長く55地割れカビゴンを使っているが、鈍いをほとんど使わないので、この枠をシャドーボールにしても良いと思っている。そうすれば、先程挙げたような課題を克服できることになる。55地割れカビゴンのシャドーボール採用については、今回試験的になみさんにこれを採用してもらっている。今後自分も試していきたい。

15位:ヘラクロス

(歴代ヒストリア杯使用率推移:10.8%→6.7%→6.5%→8.3%→11.4%

 むし!は無視しちゃいけないが、地割れカイリキーと一緒に飛行で対策されてる感がある。

15位:ハピナス

(歴代ヒストリア杯使用率推移:5.4%→6.7%→6.5%→4.2%→11.4%

 ケンタロスの身代わりを考えたら地球投げが欲しいが、その場合はプレゼントを覚えられない。先制の爪持ちのプレゼント型が特殊ポケモンの身代わり絡みのストップコンボ系統全般に強めで、そのハピナスの存在によってケンタロスを間接的に強化してしまっている。スターミーの怪しい光&身代わり、フーディンのメロメロ&身代わりなどでの55ケンタロスの攻略が困難になってしまっているので、正直ルールで禁止にしておいた方が良かったのかもしれないと思わないでもない。

 ただし、ハピナス自身も、ケンタロスの角ドリルやカビゴンの地割れの起点となりやすい点が課題であるため、これまでの大会において驚異的な成績を出すには至っていない。

18位:フシギバナ(決勝進出者使用率:12.5%)

(歴代ヒストリア杯使用率推移:13.5%→13.3%→16.1%→8.3%→8.6%

 ケンタロスやサンダーの身代わりを壊せず、カイリキーの地割れの存在で格闘受けも安定はしない。少なくとも50カビゴン軸の構築とまともに戦えるポケモンではない。

18位:マルマイン(決勝進出者使用率:12.5%)

(歴代ヒストリア杯使用率推移:24.3%→26.7%→12.9%→12.5%→8.6%

 最近のケンタロスは奇跡の実を持たせてないようなので、電磁波を持たせるだけでケンタロス先発を躊躇させられる点は少し偉いかもしれないと思った。

18位:サンダース

(歴代ヒストリア杯使用率推移:5.4%→10.0%→16.1%→12.5%→8.6%

 『第7回ヒストリアカップ』決勝戦のスクリーンでライコウにガン止まりして以来、メロメロ型は減ったような印象がある。マルマインと同様に電磁波を持たせておいた方がそれなりに強いのではないかと思う。

18位:エアームド(決勝進出者使用率:12.5%)

(歴代ヒストリア杯使用率推移:16.2%→6.7%→3.2%→0.0%→8.6%

 今回はエアームドの使用者の成績がそれなりに高い。ケンタロス入りには出さないなど相手を選べば選出できる。55の地割れカビゴンの対策に関しては3つ目の攻撃技次第。

22位:カメックス

(歴代ヒストリア杯使用率推移:2.7%→3.3%→0.0%→0.0%→5.7%

 『第7.5回ヒストリアカップ』でyasuさんが使用していたメロメロ&身代わり地割れ型が面白そうだったが、今大会では活躍ならず。

22位:フーディン(決勝進出者使用率:12.5%)

(歴代ヒストリア杯使用率推移:8.1%→0.0%→9.7%→0.0%→5.7%

 個人的に『ヒストリアカップ』で人気の高いハガネールに無力な毒毒アンコール型はあまり評価していない。『第7.5回ヒストリアカップ』で優勝したshowさんのように取り巻きのハガネールなどで毒を撒いて、別のサブウェポンで戦わせる方が賢いかなと思う。

22位:エレブー

(歴代ヒストリア杯使用率推移:0.0%→3.3%→9.7%→12.5%→5.7%

 エレブーよりも素早いケンタロスとその対策にライコウやフーディンなどが暴れているため、50カビゴン軸の構築に対してはイマイチの活躍になる。55カビゴン軸に当てるようなエースではないかと感じる。

22位:ファイヤー(決勝進出者使用率:12.5%)

(歴代ヒストリア杯使用率推移:2.7%→6.7%→6.5%→12.5%→5.7%

 55ケンタロスとの対面の場合、55サンダーよりも安定したり、プレゼントのハピナスの前で居座れる点が強み。また、岩雪崩を切っているハガネールが増加傾向にあるので環境的に追い風。

22位:カイリュー(決勝進出者使用率:12.5%)

(歴代ヒストリア杯使用率推移:5.7%

 実は『ヒストリアカップ』初参戦にして決勝トーナメントに進出している。予選通過したカイリューは角ドリルを覚えさせていないセミフルアタック型だったが、どれだけ活躍したのかは分からない。

22位:ヌオー(決勝進出者使用率:12.5%)

(歴代ヒストリア杯使用率推移:0.0%→10.0%→0.0%→0.0%→5.7%

 ちゃっかり予選抜けを果たしたポケモン。

22位:ハッサム

(歴代ヒストリア杯使用率推移:13.5%→10.0%→9.7%→8.3%→5.7%

 ハガネールの吠えるだけでなく、ムウマの滅びの歌などでもあっさりと対応されるので、あまり強くはないと思う。

22位:ライコウ(決勝進出者使用率:12.5%)

(歴代ヒストリア杯使用率推移:2.7%→6.7%→9.7%→4.2%→5.7%

 今大会での使用者は2名だったが、徐々に厳選しているプレイヤーが増えてきている。KPは厳選の都合上少ないが、55エースの一番人気がサンダーであり、害悪ポケモンのケンタロスにも先手を取って殴れる以上、環境的には追い風である。

22位:エンテイ

(歴代ヒストリア杯使用率推移:5.7%

 今大会が初参戦。55サンダーエースの構築が多かったことから、それなりに活躍したようである。

31位:ピカチュウ(決勝進出者使用率:12.5%)

(歴代ヒストリア杯使用率推移:2.9%

 ちゃっかり予選抜けを果たしたポケモン。

31位:オコリザル

(歴代ヒストリア杯使用率推移:2.9%

31位:ギャロップ(決勝進出者使用率:12.5%)

(歴代ヒストリア杯使用率推移:2.9%

 すばやさ激戦区のS100より素早く、バーチャルコンソールで強力な催眠術が使える点もちょっと面白い。

31位:ストライク

(歴代ヒストリア杯使用率推移:2.9%

31位:ラプラス(決勝進出者使用率:12.5%)

(歴代ヒストリア杯使用率推移:18.9%→0.0%→3.2%→4.2%→2.9%

 『第4回ヒストリアカップ』ベスト4のハバンさんが、再び55ラプラスで予選抜けを果たしている。今回は怪しい光身代わりではなく、影分身身代わりを採用していたようだ。詳しい対戦内容は分からないが、鈍足なラプラスには、もしかするとそちらの方が合っていたのかもしれないと少し考えさせられた。

31位:オーダイル

(歴代ヒストリア杯使用率推移:2.9%

31位:ワタッコ

(歴代ヒストリア杯使用率推移:2.9%

31位:ブラッキー(決勝進出者使用率:12.5%)

(歴代ヒストリア杯使用率推移:5.4%→6.7%→0.0%→0.0%→2.9%

 今大会では【黒い眼差し影分身身代わりバトンタッチ@光の粉】型が予選抜けを果たしている。どれだけ活躍したのかは分からない。

31位:リングマ

(歴代ヒストリア杯使用率推移:2.9%

31位:ヘルガー

(歴代ヒストリア杯使用率推移:8.1%→6.7%→6.5%→0.0%→2.9%

31位:キングドラ

(歴代ヒストリア杯使用率推移:2.7%→0.0%→3.2%→8.3%→2.9%