第1.5回(?)反映版の「ニンテンドウカップ'97」キャラランクです。現在10強のみです(2016年10月16日更新)。
- ルージュラが初代対戦環境の象徴にして中心
- これまでの経験上先鋒(捨て出し)で出しやすいのが角の4匹
- ケンタロス … ルージュラに対面で殴り勝てる
- マルマイン … 大爆発で起点回避。有利対面時に氷と相性が良い。
- フリーザー … ケンタロス&ルージュラの並びに強め。
- サンダース … マルマインを食える。有利対面時に氷と相性が良い。
- それ以外の端のポケモンは上記の先鋒を踏まえた上で相対的に強いポケモン
- パルシェン … ケンタロス&サイドンに強め
- ゴローニャ … サンダースに強め。大爆発で起点回避。
- ラプラス … フリーザーに強め。
- サイドン … サンダースに強め。吹雪使用可。
SSS(1強)
No.124 ルージュラ(氷・エスパー)
【定番技構成:吹雪/サイコキネシス/悪魔のキッス/影分身】
眠り(悪魔のキッス)、凍り(吹雪)、氷、エスパー…と初代対戦環境の強さの象徴的存在。氷ポケモンの中では最も素早さが高く、相手の繰り出す吹雪に対して受け出しから悪魔のキッスで切り返すことで試合を有利に展開することができる。
相性の良いポケモン:
SS(2強)
No.128 ケンタロス(ノーマル)
【定番技構成:のしかかり/吹雪/影分身/破壊光線】
吹雪を覚えるポケモン中でNo.2の素早さを誇る。吹雪で凍らないポケモンの中でも受け出しの通用しない悪魔のキッスルージュラに対面で殴り勝てる稀少なポケモン。その中でも相手を瀕死にした時は反動の発生しない初代仕様の破壊光線をタイプ一致で使用できることにより対面性能が高い。ルージュラ以外の堅い氷ポケモンとの戦闘は苦手だが、それらのポケモンは味方のルージュラで切り返せる。
相性の良いポケモン:
S+(4強)
No.101 マルマイン(電気)
【定番技構成:10万ボルト/電磁波/毒毒/大爆発】
全ポケモン中No.1の素早さから繰り出せる大爆発で相手のターンカット*1付き自主退場ができる。サンダースとは異なり、悪魔のキッスのルージュラに対して一方的に起点にされないところが偉い。また、電磁波の無効となるサイドン、ゴローニャを受け出しされた場合も大爆発で自主退場し、ルージュラを捨て出しして悪魔のキッスで誰かを眠らせたあと、ケンタロスを受け出しから可能であれば影分身で展開するといった立ち回りも取れる。
相性の良いポケモン:
No.131 ラプラス(水・氷)
【定番技構成:吹雪/10万ボルト/影分身/眠る】
氷ポケモンの中では最も素早さが遅く、ルージュラの悪魔のキッスやパルシェンの殻で挟むには困りやすいが、相手が受け出しから対策して来るようなら影分身→眠るで抵抗できることとフリーザー対策ができる。ケンタロスにもそこそこ対応でき、ケンタロスミラーやサイドン相手に繰り出すケンタロスの吹雪に合わせて受け出しして相手に一方的な凍りの恐怖を与えるといったこともできる。レベルのコストをかけずとも高いパフォーマンスを発揮するが、高レベルでの採用でも強め。
相性の良いポケモン:
S(6強)
No.135 サンダース(電気)
【定番技構成:10万ボルト/電磁波/影分身/眠る】
全ポケモン中No.2の素早さを誇る。先鋒で繰り出したマルマインを影分身→眠るで倒せるので、結果として影分身展開の起点にすることができる。ただし、マルマインにより圧力をかけるにはレベル50に先制できるレベル53以上での採用が望ましく、副作用としてレベル55のダグトリオ&フーディンに確実に先制が取れるようになる。ちなみにマルマインとは異なり、特殊攻撃力も高く、ラプラスやフリーザーに対しても勝率が高い。なお、二度蹴りやミサイル針などの連続攻撃技も覚えられるが、サンダースミラーで不利となり、過去に開催された初代オフでは結果を残している試しがない。
相性の良いポケモン:
No.144 フリーザー(氷・飛行)
【定番技構成:吹雪/物真似/影分身/眠る】
凍らないポケモンの中では最も耐久力が高く、ケンタロスに安定して有利を取れる。味方のルージュラに悪魔のキッスを受けさせて、影分身を積んで眠るフリーザーで体力回復技を持たない傾向のあるルージュラとケンタロスを強引に戦うことができる。初代においては飛行属性が完全に足枷となっているが、マルマインやレベルを大きく離したサンダースには殴り勝てる可能性がある。技構成の乏しさが目立つが、現状使い手の間では捨て身タックルか浪漫あふれる物真似が使いやすい。最近ではパルシェンの台頭により、更に有利に戦える相手が増えた。
相性の良いポケモン:
S-(8強)
No.091 パルシェン(水・氷)
【定番技構成:吹雪/バブル光線or破壊光線/殻で挟む/大爆発】
全ポケモン中No.1の物理耐久力を誇り、ケンタロスやサイドンの対策として注目されている氷ポケモン。固有技の殻で挟む(威力35・命中率75%)を当てれば、2~5ターンの間、相手の「たたかう」コマンドを封じて連続で攻撃することができる(※しかも、その間、相手は「たたかう」コマンドで技が選べないため、自然解除されたかがわからない)。また、相手を殻で挟む状態にしている最中に味方を受け出しすると仕切り直し交代となり、味方をノーダメージで繰り出すことができる。ちなみに「ポケモンスタジアム」とは異なり、殻で挟まれている側が入れ替えても仕切り直し交代にできない。
相性の良いポケモン:
No.112 サイドン(地面・岩)
【定番技構成:地震/岩雪崩/吹雪/影分身】
影分身→眠るで展開するサンダースをワンキルできる。電磁波で麻痺を入れれば、同レベルのルージュラ、眠るで寝込みを襲えば、フリーザーも岩雪崩でワンキルすることが可能。氷以外のポケモンで受けられる場合は吹雪が有効に働く。ただし、定番の組み合わせであるケンタロス&ルージュラの組み合わせには対面で負けてしまうので先鋒には向かない。
相性の良いポケモン:
A(10強)
No.065 フーディン(エスパー)
【定番技構成①:サイコキネシス/身代わり/影分身/自己再生】
【定番技構成②:サイコキネシス/毒毒/影分身/自己再生】
【定番技構成③:サイコキネシス/電磁波/影分身/自己再生】
影分身→身代わり→自己再生がハマると強く、電磁波、痺れ粉、悪魔のキッス、眠り粉などで切り返さないと詰みやすい。ただし、サイコキネシスしか攻撃技を持たせずに弾切れになり易いので全抜きには向いていない印象。なお、身代わりは切るもののエスパーポケモンとの不毛な長期戦になりやすいのでエスパーが眠るを使ってこない傾向に強いため、毒毒の採用もフーディンに限って悪くないという声もあった。また、要塞化の強さがある一方でマルマインやサンダースに代わる弱点をほぼ持たない電磁波撒きとして優秀。
相性の良いポケモン:
No.121 スターミー(水・エスパー)
【定番技構成①:吹雪/10万ボルト/小さくなる/自己再生】
【定番技構成②:サイコキネシス/10万ボルト/電磁波/自己再生】
【定番技構成③:波乗りorサイコキネシス/電磁波/身代わり/自己再生】
【定番技構成④:波乗りorサイコキネシス/小さくなる/身代わり/自己再生】
吹雪を覚えるポケモンの中で最も素早さが高い。ケンタロスの脅威となるためには先制が絶対であり、レベルのコストが大きくかかる。当初は注目されていたが、この対戦環境が電気と氷の同時選出も見られるため、それほど強くない。対面はともかく、強い流れを組めないので台頭してきたフーディンのエスパー受けと割り切ってみたり、遅いサイドンやパルシェンとも組ませられる電磁波を撒き散らすポケモンとして転向するのも悪くなさそう。現在アンケート実施中。
相性の良いポケモン:
今回は10強のみ。随時更新予定。
*1:先攻のポケモンが瀕死になったとき、後攻のポケモンの技コマンドが実行されずにターンが終了する