きんのいれば

ポケモンGB世代の老兵によるメモ入れ場。

Gen1:仕様に基づく戦略

最後に選んだ技と最後に出した技

「オウムがえし」「ゆびをふる」「ねごと」は、1ターンに2つの技を出すことになります。このように2つの技が出せる技を巡って、アンコールやカウンターなど最後に使った技*1を対象とする場合、『最後に出した技(「オウムがえし」「ゆびをふる」「ねごと」で…

【第1世代】相手を倒さずに破壊光線連打する方法

『ポケモンスタジアム2』以外の第1世代のポケモン対戦では「はかいこうせん」で相手を瀕死にすると反動による硬直が発生しない仕様は大変有名ですが、「はかいこうせん」で相手を瀕死にしなくても、硬直を気にせずに連続で「はかいこうせん」を打ち続けるこ…

ポケモン交代で変わるデータと変わらないデータ

状態異常、状態変化、場の状態。交代や「バトンタッチ」をすると何が保持されて、何がリセットされ、何が上書きされるのか。海外の解析サイトと実機検証により、徹底的にまとめてみました。 ★…交代しても引き継がれる ☆…「バトンタッチ」なら引き継ぎ ◆…0b00…

PPが0とみなされないワケ

今回は当ブログで詳しく扱ってこなかったポイントアップについてのお話です。 PPとポイントアップの仕組み ポイントアップによって増えるPP 残りPPの参照先のミス 赤緑青の対戦でポイントアップは投与すべきなのか? 初代のNPCのPPは無限 PPとポイントアップ…

金銀対戦から初代対戦に切り替える

第1世代と第2世代は新シリーズへの一方通行ではなく、第2世代から第1世代へ過去作品にポケモンを転送することができる唯一無二のゲームです。 GB世代を極めるということは「第1世代」と「第2世代」の両方のポケモンバトルの理解を深められるということです。…

これまでの初代対戦の教訓まとめ

これから始める方への初代の対戦において差のつく立ち回りなどのまとめ。 起源主張じみた出典については烏滸がましいことかなと思いましたが、「64マリオスタジアム」で活躍された方への憧れや今まで参加してくれた方への敬意を込めて敢えて載せました。…と…

状態異常に合わせた影分身の積み方

初代で強力な積み技はど忘れではなく影分身である。これは金銀の対戦の鈍い(金銀のわざマシン03)に匹敵する技だと考えていることは以前も解説した通りである。 状態異常は相手が引っ込めても効果が持続するため、状態変化を引き継ぐバトンタッチや天候のよ…

麻痺と締め付ける

※今回は《ヒストリアカップ2016*Resurrection!》の開催日のちょうど二ヶ月前に下書き保存して以降公開されることのなかった記事になります。 高速移動で先手を取って締め付けるが強力なお話は以前しましたが、麻痺で先手を取って締め付けるはそれ以上に強力…

ヒストリア杯の眠りの裁定についての補足

先日、この初代VCを通じて知り合ったファンシーカップ時代の「64マリオスタジアム」出演者であるダジャレ大好きチームのカツノリさん主催の初代の小規模対戦会に行ってきました。対戦や参加者の手持ちの詳細については本番が差し迫っているため、伏せますが…

威力と命中のどちらを重視するのか

威力と命中率のどちらを重視するか。初代から存在する雷と10万ボルトの関係のように威力が100を超えてくるような大技は命中率やPPが低く設定されている傾向がある。どちらの方を優先的に採用するのかはプレイヤーの勝手だが、技を外したから負けたということ…

初代の戦闘中のステータスの補正の解釈

戦闘中のステータス補正には、初期値と現在値に対する二種類の補正がある。 《初期値》… 場に繰り出したときに最初に読み込まれる実数値のこと。 《現在値》… 素早さ計算やダメージ計算で読み込まれる現在値のこと。 初期値に対する補正とはステータスランク…

初代公式大会のチャンピオンに学ぼう(^o^)/~

そろそろ、あのえりきゃんオフでの初代の激闘から一ヶ月の時が過ぎようとしているが、参加者の一部では当時から人気のあった『55ケンタロス』は勿論、えりきゃんオフ決勝戦で大活躍した『55スターミー』、私が大敗した三位決定戦で大活躍した『ルージュラ』…

凍りと瀕死

おーす、みらいのチャンピオン!こんにちは!「ヒストリアカップ」主催のゴールドです。告知から2週間でなんとか定員も半分に達しましたね。まだまだ、対戦競技参加者募集中です。ともにまともに開催されてこなかった初代公式ルール再現オフで当時の真・ガチ…

初代における破壊光線の駆け引き

破壊光線といえば、初代から『わざマシン15』に収録されている技であり、初代の151匹のうちの最終進化系のポケモンの大半が覚えられる究極の攻撃技として知られる。第三世代以降、御三家専用の破壊光線としてハードプラント、ブラストバーン、ハイドロカノン…

スピードスターが身代わりに必中は本当だった

おかげさまで「ポケモンバトルヒストリア」も15周年を迎えました。何も大々的な更新はできなかったのですが、今年度は例の企画に全身全霊を注げられればなと思っています。昨日のおはスタのやまちゃんこと山寺宏一さんの卒業回で放映開始当時のMCのレイモン…

電磁波は穴を掘る対策となるのか

任天堂主催の公式大会では制限のかかる眠りや凍りだけでなく、麻痺も非常に強力な状態異常だとどの世代でも言われがちですが、GB対戦環境をベースとするバーチャルコンソール版では安易に敵を麻痺させてしまうのは敵に塩を送る行為になりかねない。 穴を掘る…

眠りと締め付けるのコンボによる連携戦法

あまり、コンボがらみのコンテンツって作らなくなったのですが、そうやってまとめた方が初心者に親切かなと思ったので書くことにしました。 催眠術→大爆発 ゲンガーとナッシーが使えるコンボ。大爆発のコンボといえば、金銀以降なら日本晴れ、雨乞い、リフレ…

眠りと拘束が強いワケ

今回は書き損ねていた眠りと拘束の話題です。 眠りが強いワケ いびき、寝言が存在しない カゴの実やラムの実のような持ち物が存在しない 不眠、やる気のような特性が存在しない 眠りのターンは1〜7ターン*1。 目覚めた瞬間に技を繰り出せないので後攻だとず…

初代ポケモンの独自仕様検証録2015

#z80さんのPokemon Analysis(以下PA)で間違っていた、説明しきれていなかった仕様などをここ1年検証してきました。そのまとめです。 気合溜めの仕様 PAでは急所に当たりやすい技と同じ急所率になるとありますが、そのような効果がないことは知られています…

砂かけのこばなし

前々回、第一世代最強の積み技とは「ドわすれ」ではなく「かげぶんしん」だという記事を書きました。少なくとも命中率・回避率のランク修正が行なわれた「ポケモンスタジアム2」以外の対戦環境では間違いなくそうだと私は主張します。 gold.hatenadiary.jp ……

影分身のはなし

第二世代の積み技の代名詞的な存在といえば、鈍いという記事を少し前に書きました。 gold.hatenadiary.jp じゃあ、第一世代の積み技の代名詞といったら何かな?…というと、やっぱり僕は影分身or小さくなるではないかなと思っています。ド忘れのほうが鈍いに…