何処にもピカブイのまともなブログ記事も対戦動画もないので叩き台として作りました。随時更新予定です。
【ピカブイノーマルシングル主観ランク】
— ゴールド@C96(土)南シ17b (@Gold_PBS) 2019年1月23日
SSS フシギバナ
SS マルマイン/ミュウ
S+ フーディン/プテラ
S メルメタル
S- ベトベトンA/ニドキング/ミュウツー
A+ ギャラドス
A ニョロボン/サイドン/サンダー
A- スターミー/カビゴン
キャラ雑感を週末に記事としてあげたい。ダメ計が足りない。
- ノーマルルールキャラ雑感
- S150族(190-173-156)マルマイン/メガプテラ/メガフーディン
- S145族(184-168-150)メガスピアー
- S140族(179-163-146)メガミュウツーY
- S130族(168-153-137)メガミュウツーX/メガゲンガー/サンダース他
- S121族(158-143-128)メガピジョット
- S120族(157-142-128)相棒ピカチュウ/ダグトリオ
- S115族(150-137-123)スターミー/ペルシアンA他
- S110族(145-132-119)ライチュウ/ドードリオ/ケンタロス他
- S109族(143-131-118)キュウコンA
- S105族(139-127-114)エレブー/ギャロップ/ストライク/メガカイロス
- S100族(134-122-110)ミュウ/サンダー/リザードン/メガガルーラ他
- S95族(128-117-105)オコリザル/ウインディ/ルージュラ
- S90族(123-112-100)モルフォン/バリヤード/ファイヤー他
- S87族(119-109-97)サワムラー
- S85族(117-107-95)ニドキング/ゴルダック/フリーザー他
- S81族(113-103-91)ギャラドス→メガギャラドス
- S80族(112-102-91)フシギバナ/カイリュー/カブトプス他
- S78族(109-99-89)カメックス
- S77族(108-98-88)ラッタA
- S76族(107-97-87)ニドクイン他
- S75族(106-96-86)相棒イーブイ/キングラー
- S70族(100-91-82)ニョロボン/ウツボット/レアコイル/パルシェン他
- S65族(94-86-77)シャワーズ/サンドパン/サンドパンA他
- S60族(89-81-73)ピクシー/ラプラス/マタドガス/モンジャラ他
- S55族(83-76-68)カイリキー/ナッシー/オムスター
- S50族(78-71-64)ベトベトンA/ラッキー/ラフレシア他
- S45族(72-66-59)ナッシーA他
- S40族(67-61-55)サイドン
- S34族(60-55-48)メルメタル
- S30族(56-51-45)カビゴン・ヤドラン・パラセクト他
- 総括
ノーマルルールキャラ雑感
S150族(190-173-156)マルマイン/メガプテラ/メガフーディン
マルマイン(電気)60-50-70-80-80-150[490]
- 10万ボルト/イカサマ/電磁波/毒毒
- 10万ボルト/電磁波/リフレクター/光の壁
ピカブイに登場する全ポケモン中No.1の素早さを誇るポケモン。フーディン、プテラと違ってメガストーンの消費を必要とせず、メガフーディンかメガプテラのいずれかと組み合わせることで全ポケモン中No.1の素早さを持ったポケモンを2匹採用できる。
第二世代のマルマインと同様、光の壁だけでなくリフレクターからの大爆発が可能。しかし、第三世代で登場したリフレクターや光の壁を無効化する瓦割りの存在もあるので過信は禁物。自主退場を行う大爆発と受動退場を誘う挑発を覚えられる。挑発については陽気ニドキングの地震なら高確率で1発耐えるため、マルマインを起点としたニドキングやダグトリオのステルスロックのカットにも役立つ。
ちなみに10万ボルトでメガカメックスを2発、雷でメガギャラドスを超高確率で2発で倒せる。イカサマとの相性を考えたら後者の雷の方が良いが、水ポケモンとの交戦を考えると10万ボルトの方が安定する。
プテラ(岩・飛行)80-105-65-60-75-130[515]
→メガプテラ(岩・飛行)80-135-85-70-95-150[615]
→
- 岩雪崩/地震/翼で打つ/噛み砕く
- 岩雪崩/地震/毒毒/羽休め
- 岩雪崩/地震/吠える/ステルスロック
同速の高速特殊アタッカーのメガフーディンと比べると岩雪崩と地震の攻撃範囲が優秀だが、タイプ一致の攻撃技の威力が低い為、1発で仕留められるポケモンはメガスピアーや4倍弱点のものなどかなり限られる。
ミラーマッチ及び同速勝負が多発するため、性格は陽気推奨。メガプテラの耐久力はサイドンの岩雪崩とサンダーの10万ボルトなら確実に1発耐えられる程度。岩雪崩でパルシェンを2発で倒せる。地震でサンダースを1発、マルマインを約8割の確率で1発、図太いオムスターを2発で倒せる。岩雪崩→噛み砕くでメガミュウツーYを超高確率で倒せる。翼で打つで腕白ニョロボンを2発、メガミュウツーXを超高確率で2発で倒せる。
岩雪崩の強過ぎるダブルバトルの方が強い。
フーディン(エスパー)55-50-45-135-95-120[500]
→メガフーディン(エスパー)55-50-65-17-105-150[600]
→
- サイコキネシス/シャドーボール/マジカルシャイン/イカサマ
- サイコキネシス/シャドーボール/バリアー/自己再生
- サイコキネシス/マジカルシャイン/瞑想/自己再生
メガプテラと違ってメガミュウツーXYに関わらず、確実に先手を取って殴り勝てる点とアローラベトベトン、メルメタルぐらいにしか困らない点が評価できる。ただし、イカサマを不採用にする場合はメガミュウツーYに約1/4の確率でシャドーボールを2発耐えられてしまう。
メガフーディンの特殊火力はフシギバナをサイコキネシスで1発、カビゴンをサイコキネシスで超高確率3発、マジカルシャイン(シングルダメージ)でアローラペルシアンを1発で倒せる。ちなみに物理耐久力はサイドンの地震ぐらいまでなら超高確率で耐える。
S145族(184-168-150)メガスピアー
スピアー(虫・毒)65-90-40-45-80-75[395]
→メガスピアー(虫・毒)65-150-40-15-80-145[495]
→
- シザークロス/毒突き/蜻蛉返り/ドリルライナー
先手を取られるメガフーディンとメガプテラの2匹にとても弱い為個人的に評価は低い。後者のプテラに至っては打点がまるでなく受けられてしまう、。相手のメガシンカがミュウツーならば多少は動かしやすいかもしれないが、シザークロスなどで1発で倒すことはできない。剣の舞も没収されているため、火力はイマイチである。
蜻蛉返りを覚えるポケモンの中で最速であるのは魅力的だが、自身もステルスロックに弱いことに注意が必要である。ちなみにステルスロックのダメージを体力満タンから4回受けれるようにするにはHPの個体値を29で採用する必要がある。フシギバナの攻撃技に対しても非常に強く、身代わりを残せたりもするが、交代際の眠り粉を受けるとどうしようもない。
S140族(179-163-146)メガミュウツーY
ミュウツー(エスパー)106-110-90-154-90-130[680]
→メガミュウツーY(エスパー)106-150-70-194-120-140[780]
→
- サイコキネシス/大文字/シャドーボール/瞑想
- サイコキネシス/シャドーボール/地震/瓦割り
メガシンカ前のミュウツーの時と比べて物理防御力の種族値が90→70に落ちてしまい、物理攻撃力の種族値も110→150となるため、イカサマを使われるとタイプ不一致でも2発で倒れてしまう弱点を持つ。タイプ一致のイカサマについては臆病で物理攻撃力の個体値を0にしても半々の確率で1発で倒れてしまう。
特殊攻撃力の種族値は194となるが、若干オーバーキル気味なので、メガフーディン並まで火力を落として陽気で採用して、メガミュウツーXと試合に応じて使い分けしてしまうのも悪くないかもしれない。陽気採用であれば地震でマルマインを1発、瓦割りでカビゴンを高確率で2発で倒すことができる。
S130族(168-153-137)メガミュウツーX/メガゲンガー/サンダース他
ミュウツー(エスパー)106-110-90-154-90-130[680]
→メガミュウツーX(エスパー・格闘)106-190-100-154-100-130[780]
→
- サイコキネシス/シャドーボール/地震/瓦割り
意地っ張り採用の地震でアローラベトベトンを1発、カビゴンを瓦割りで高確率で1発で倒すことができる。性格補正の分で足りない火力をステルスロックで補うのであれば、陽気や無邪気採用でメガミュウツーYと戦況に応じて使い分けるのも面白いだろう。ちなみに馬鹿力は覚えられない。
ゲンガー(ゴースト・毒)60-65-60-130-75-110[500]
→メガゲンガー(ゴースト・毒)60-65-80-170-95-130[600]
→
- シャドーボール/鬼火/金縛り/身代わり
- ヘドロ爆弾/シャドーボール/身代わり/守る
影踏み、祟り目、気合玉の没収をされたほか、メガゲンガーよりも素早さの高いメガミュウツーY、メガフーディン、メガプテラ、マルマインが人気の中でその高いスピードを実感しづらい。メガゲンガーに先手の取れるポケモンの影響でアローラベトベトンの人気が高いことも辛く、シングルバトルでは活躍がかなり難しい。ダブルバトルでは猫騙しや大爆発を無効化できる貴重なゴーストポケモンとしての採用が期待できそう。
サンダース(電気)65-65-60-110-95-130[525]
- 10万ボルト/シャドーボール/手助け/守る
同速のメガゲンガー(メガミュウツーX)を諦めることになるが、控えめで採用すればスターミーに先手を取って10万ボルトで1発で倒すことができる。シャドーボールでメガゲンガーをピッタリ2発で倒せるが、これは同速勝負になる。あくびが使えるから強いとは単純にならず、多くの場合、マルマインを使ったほうが便利である。ダブルバトルの手助けで差をつけて使うべきなのかもしれない。
S121族(158-143-128)メガピジョット
ピジョット(ノーマル・飛行)83-80-75-70-70-101[479]
→メガピジョット(ノーマル・飛行)83-80-80-135-80-121[579]
→
- エアスラッシュ/熱風/蜻蛉返り/破壊光線
- エアスラッシュ/熱風/毒毒/羽休め
岩に対する打点に乏しく、特に先手の取られるプテラの圧倒的な人気もあってあまり見かけることがない。ノーガードは勿論のこと、暴風も没収されている。破壊光線を最高火力で繰り出せるポケモンでもある。
S120族(157-142-128)相棒ピカチュウ/ダグトリオ
ピカチュウ@相棒(電気)45-80-50-75-60-120[430]
- 雷/ざぶざぶサーフ/ふんわりフォール/ばちばちアクセル
優先度+2で必ず急所に当たる威力50のピカチュウ専用電気物理攻撃技のばちばちアクセルでは、メガプテラをステルスロック込みでも1発で倒せない。手助けの援護があってはじめて通常のプテラを高確率で1発で倒せる。
なお、性格が意地っ張りや陽気であっても、ざぶざぶサーフでサイドンはピッタリ1発で倒せる。ただし、ざふざぶサーフは相手2体対象の範囲技なのでダブルダメージで75%になることに注意。控えめ採用であれば、ダブルダメージだとしてもサイドンを56%ぐらいの確率で倒せるが、相手が慎重特性だった場合は高確率で1発耐えられてしまう。
相棒イーブイに比べると手助けで援護できるダブルバトルの方が便利なポケモンかもしれません。ただし、進化系で猫騙しやアンコールの覚えるライチュウもライバルになります。しかし、ざふざぶサーフは相手2匹を3割の確率で麻痺状態にする強力な追加効果を持つ点で強力です。
ダグトリオ(地面)35-100-50-50-70-120[425]
- 地震/岩雪崩/地割れ/ステルスロック
最速の一撃必殺技の使い手として初代から有名だが、プテラにあまり強くないため、サイドンやニドキングと比べるとあまり見かけない。特性の蟻地獄も没収されている。
S115族(150-137-123)スターミー/ペルシアンA他
最速S100族に準速で先手の取れる最低ライン。
スターミー(水・エスパー)60-75-85-100-85-115[520]
- 熱湯/小さくなる/身代わり/自己再生
- ハイドロポンプ/サイコキネシス/電磁波/毒毒
同じ属性のヤドランと違ってニドキングやサイドンに先手が取れるのが偉い。フシギバナ以上に安定するニョロボン対策として今後出番に恵まれそう。初代対戦と違って熱湯は使えるが、小さくなるの場合はカビゴンののしかかりが必中2倍ダメージになってしまう。怪しい光と身代わりも組ませられるが、第7世代で相手が混乱で自傷する確率は1/3に落ちているので注意。
ハイドロポンプはプテラとニドキングを高確率で1発、アローラベトベトンを高確率で3発で倒せる。メガプテラはハイドロポンプを確実に1発耐えられてしまい、噛み砕くを持ってる場合は殴り負けてしまう。また、岩雪崩を確実に2発耐えたければ、図太いでの採用が必要になる。
ちなみに性格が控えめの場合は冷凍ビームでサンダーを2発、ハイドロポンプでメガプテラを約56%の確率で1発、メガリザードンXを2発で倒せる。
ペルシアン@アローラ(悪)65-60-60-75-65-115[440]
- イカサマ/とんぼ返り/猫騙し/守る
通常のペルシアンより重たそうな体系だが、素早さは同じ。特性のファーコートは没収されているため、物理耐久力はそれほど高くない。特殊耐久力もメガフーディンのマジカルシャインで1発で倒れてしまうのでシングルバトルでの活躍は難しそうである。
一方、ダブルバトルでは猫騙しの覚えるポケモンでは最も素早さが高く、メガフーディンのマジカルシャインもダブルダメージになれば耐えることができる。
S110族(145-132-119)ライチュウ/ドードリオ/ケンタロス他
ライチュウ(電気)60-90-55-90-80-110[485]
- 10万ボルト/猫騙し/手助け/守る
マルマインやサンダースと比べて地面や草に対する打点に乏しい。避雷針の特性はないが、猫騙しやアンコールなどを覚えるため、ダブルバトルの方が活躍できそうである。
ライチュウ@アローラ(電気・エスパー)60-85-50-95-85-110[485]
- 10万ボルト/サイコキネシス/猫騙し/守る
控えめ採用でもニドキングをサイコキネシスで1発で倒せる確率は1/4程度。通常のライチュウと同様、ダブルバトルで活躍しそうである。
ドードリオ(ノーマル・飛行)60-110-70-60-60-110[470]
- ドリル嘴/飛び蹴り/剣の舞/暴れる
剣の舞→暴れるが使用可能。ただし、肝心のプテラには打点がなく、高速移動→守る→鸚鵡返しでもしないと返り討ちにできない。
ケンタロス(ノーマル)75-100-95-40-70-110[490]
- 捨て身タックル/地震/アイアンテール/守る
原作の公式ルールだった『ニンテンドウカップ97』時代は高速物理アタッカーとして活躍したが、メガシンカの登場で活躍はかなり厳しい。捨て身タックル(暴れる)でフシギバナを2発、地震で腕白サイドンを3発で倒せる。威嚇特性はないが、ダブルバトルの方がもしかしたら活躍するのかもしれない。
S109族(143-131-118)キュウコンA
キュウコン@アローラ(氷・フェアリー)73-67-75-81-100-109[505]
- 冷凍ビーム/マジカルシャイン/イカサマ/催眠術
雪降らしの特性が存在しない。ムーンフォースは登場するが、アローラキュウコンが覚える技から没収されている。ちなみに控えめで採用するとサイドンを冷凍ビームで87.5%の確率で1発で倒せるようになるが、臆病や陽気などの性格補正込みのS100族(メガリザードンやサンダー)に抜かれてしまう。
S105族(139-127-114)エレブー/ギャロップ/ストライク/メガカイロス
エレブー(電気)65-83-57-95-85-105[490]
- 10万ボルト/冷凍パンチ/けたぐり/挑発
意地っ張りのけたぐりでカビゴンを2発で倒せる。カビゴンに対してはけたぐりがある。意地っ張りの冷凍パンチや炎のパンチでもフシギバナには2発耐えられてしまう。エレキブルと違って地震は覚えられない。
ギャロップ(炎)65-100-70-80-80-105[500]
- フレアドライブ/角ドリル/催眠術/高速移動
第一世代の頃から角ドリルの使い手として有名。やはり、やることは変わらないらしい。フレアドライブでフシギバナを1発で倒せる。
ストライク(虫・飛行)70-110-80-55-80-105[500]
- シザークロス/フェイント/剣の舞/守る
特性のテクニシャンは残念ながら存在しない。プテラに打点がないことは勿論、ステルスロックの存在も辛く、シングルバトルでは活躍が難しそう。
カイロス(虫)65-125-100-55-70-85[500]
→メガカイロス(虫)65-155-120-65-90-105[600]
→
- シザークロス/地震/岩雪崩/剣の舞
スカイスキン特性が存在しないのが残念。実は鉱物系ではないにも関わらずステルスロックも使える。
S100族(134-122-110)ミュウ/サンダー/リザードン/メガガルーラ他
臆病眠り粉フシギバナ(陽気カイリュー)と同速になるので、素早さに性格補正をかけることを推奨。
ミュウ(エスパー)100-100-100-100-100-100[600]
- サイコキネシス/蜻蛉返り/鬼火/ステルスロック
- リフレクター/光の壁/変身/羽休め
モンスターボールPLUSの購入特典だが、性格厳選が不可能。ミュウツーなどと同時採用し、エスパー対策のポケモンを過労死させたり、火傷でイカサマのダメージを落としにかかるポケモン。
サンダー(電気・飛行)90-90-85-125-90-100[580]
- 雷/蜻蛉返り/毒毒/羽休め
- 雷/毒毒/リフレクター/羽休め
熱風や目覚めるパワーを覚えないため、地面ポケモンにはやや止まりやすい。ニドキングやサイドンに対して迂闊に羽休めをすると地震で対応されてしまうので蜻蛉返りで大人しく退場した方が良いだろう。相手もステルスロックを撒いてくることが多い環境において蜻蛉返りでぐるぐる受け回すことがいいとは限らない。
10万ボルトでスターミーを1発、雷でメガプテラ、メガヤドランを1発、カイリキーとメルメタルを2発、サンダーを超高確率で2発、マルマインを超高確率で3発で倒せる。臆病採用でもドリル嘴でフシギバナとカイリキーを2発で倒せる。
リザードン(炎・飛行)78-84-78-109-85-100[534]
→メガリザードンX(炎・ドラゴン)78-130-111-130-85-100[634]
→
- 大文字/竜の波動/鬼火/羽休め
- 大文字/雷パンチ/カウンター/逆鱗
逆鱗を半減できるポケモンは少ないものの、竜の舞、剣の舞、ニトロチャージわと素早さを高める技が存在しない。プテラや地面属性の人気が高いこのルールにおいては簡単に展開することができない。
メガリザードンYとの使い分けで性格を臆病にしてもフシギバナを大文字で1発で倒すことができる。特殊耐久力が高い鋼、草、氷は少ないので大文字で事は足りる。特にメルメタルを意識するならフレアドライブでは倒せない。火傷しないドラゴンポケモンであることは偉いのだが、やや火力不足で普通のプテラの受け出しを許さないためにもステルスロックの援護が欲しい。スターミーのハイドロポンプ2発耐えは諦める形になるが、無邪気での採用も良いかもしれない。ちなみに逆鱗でカビゴンをピッタリ2発で倒せる。
リザードン(炎・飛行)78-84-78-109-85-100[534]
→メガリザードンY(炎・飛行)78-104-78-159-115-100[634]
→
- 大文字/竜の波動/鬼火/羽休め
- 大文字/エアスラッシュ/鬼火/羽休め
日照り特性どころか日本晴れ自体がこのゲームに存在しないため、ソーラービームを1ターンで放つことはできない。フシギバナやニョロボンはエアスラッシュ1発では倒せない。シングルバトルにおいてはXの方が概ね向いており、ダブルバトル向けであるような気がする。
ガルーラ(ノーマル)105-95-80-40-80-90[490]
→メガガルーラ(ノーマル)105-125-100-60-100-100[590]
→
- 地震/岩雪崩/猫騙し/守る
親子愛が存在しないため、メガシンカせずに通常のガルーラで使われることもある。ほぼダブルバトル用のポケモン。
キュウコン(炎)73-76-75-81-100-100[505]
- 大文字/悪の波動/催眠術/悪巧み
こちらも同じく日照り特性がない。
ドククラゲ(水・毒)80-70-65-80-120-100[515]
- ヘドロ爆弾/熱湯/メガドレイン/ミラーコート
カプ・レヒレのような仮想敵も特にいない。地震やサイコキネシスを覚えていない水ポケモンとは交戦しやすいだろうか。
S95族(128-117-105)オコリザル/ウインディ/ルージュラ
オコリザル(格闘)65-105-60-60-70-95[455]
- けたぐり/蜻蛉返り/カウンター/アンコール
フシギバナに先手の取れる格闘ポケモン。ただし、カイリキーと比べるとかなり火力不足であり、カビゴンもけたぐりでアンコールなども使えるのでダブルバトル向けかもしれない。
ウインディ(炎)90-110-80-100-80-95[555]
- フレアドライブ/じゃれつく/噛み砕く/鬼火
- 大文字/熱風/竜の波動/守る
大文字では控えめであっても無理だが、フレアドライブでフシギバナを1発で倒せる。噛み砕くでスターミーを2発、ヤドランを超高確率で3発で倒せる。じゃれつくはカイリューを約7割の確率で2発で倒せるが、腕白ニョロボンに超高確率で2発耐えられてしまう。岩ポケモンに対するはオムスターなどには効果が薄いが、鬼火を当てても良い。ダブルバトルでは熱風の使える炎ポケモンとして活躍できるようだ。
ルージュラ(氷・エスパー)65-50-35-115-95-95[455]
- 冷凍ビーム/シャドーボール/悪魔のキッス/身代わり
原作の公式ルール『ニンテンドウカップ97』の対戦環境の象徴的存在として大活躍したが、吹雪による凍りの追加効果が3割でなければそれほど強くない。命中率75%の催眠技を最速で使えるものの、眠りの継続ターンは1~3である。また、岩雪崩を覚えられるようになったプテラやシャドーボールを覚えられるようになった高速エスパーポケモンとの交戦も厳しい。
S90族(123-112-100)モルフォン/バリヤード/ファイヤー他
モルフォン(虫・毒)70-65-60-90-75-90[450]
- ヘドロ爆弾/サイコキネシス/眠り粉/蝶の舞
- 虫のさざめき/眠り粉/蝶の舞/身代わり
蝶の舞1回でもメガスピアーと同じ素早さにしかならない。フシギバナのヘドロ爆弾は半々の確率で1発耐えられる。穏やかなら身代わりが確実に耐えられるが、最速フシギバナと同速になってしまう。
バリヤード(エスパー・フェアリー)40-45-65-100-120-90[460]
- サイコキネシス/マジカルシャイン/アンコール/守る
悪やドラゴンの少ないこのルールにおいてフェアリーを持っていることがあまりに有利に働かない気もする。どちらかというとダブルバトル向けのポケモンである気がする。
ファイヤー(炎・飛行)90-100-90-125-85-90[580]
- 熱風/エアスラッシュ/鬼火/守る
メガリザードンYの下位互換だが、メガシンカを消費しなくて済む。こちらもメガリザードンYと同じくダブルバトル向けのポケモンであるように思う。
S87族(119-109-97)サワムラー
サワムラー(格闘) 50-120-53-35-110-87[455]
- 跳び膝蹴り/地震/岩雪崩/毒突き
最高威力の格闘技、飛び膝蹴りのおかげで意地っ張りでなくともカビゴンは1発で倒せる。フシギバナは地震で3発。ただし、カイリキーより素早いだけであり、普通の地震プテラにすら対面で殴り負ける。
S85族(117-107-95)ニドキング/ゴルダック/フリーザー他
ニドキング(毒・地面)81-102-77-85-75-85[505]
- 地震/雷パンチ/挑発/ステルスロック
- 地震/ドラゴンテール/毒毒/ステルスロック
- 地震/冷凍パンチ/カウンター/ステルスロック
- 地震/角ドリル/ステルスロック/身代わり
アローラダグトリオと同じくサンダーの毒毒も無効化できるポケモン。アローラダグトリオと比べてイカサマに強く、アローラベトベトンのようなタイプ一致のイカサマを陽気採用なら高確率で2発耐えられる。マルマインに受け出してイカサマで出落ちすることもない。雷パンチでプテラを2発、腕白ニョロボンを3発で倒せる。
ゴルダック(水) 80-82-78-95-80-85[500]
- 波乗り/サイコキネシス/アンコール/守る
アンコールを覚えるため、ダブルバトル向けのポケモンであるような気がする。
フリーザー(氷・飛行)90-85-100-95-125-85[580]
- 冷凍ビーム/毒毒/高速移動/羽休め
フリーズドライや絶対零度は没収されている。ミラーコートなども覚えられるが、ステルスロックの餌食に合うしかないポケモンである。
S81族(113-103-91)ギャラドス→メガギャラドス
ギャラドス(水・飛行)95-125-79-60-100-81[540]
→メガギャラドス(水・悪)95-155-109-70-130-81[640]
→
- 滝登り/噛み砕く/地震/電磁波
竜の舞や氷の牙、飛び跳ねるが没収されている。電磁波→滝登りのまひるみコンボが地味ながら強い。挑発なども覚えられるが、あまり使いどころがなく、パルシェンが殻を破っても対策できる電磁波の方が総合的に見てベスト。地震は覚えさせないとニョロボンに蹂躙される。
ギャラドスの滝登りでプテラとサイドンを1発、カビゴンを超高確率で3発で倒せる。メガギャラドスの滝登りでメガプテラを1発、地震でマルマインを1発、噛み砕くでフシギバナを超高確率で2発、メガミュウツーYを噛み砕くで約81%の確率で2発、地震で腕白ニョロボンを超高確率で3発で倒せる。ちなみにメガギャラドスになるとマルマインの10万ボルトとフシギバナのメガドレインを2発耐える。
S80族(112-102-91)フシギバナ/カイリュー/カブトプス他
フシギバナ(草・毒)80-82-83-100-100-80[525]
→メガフシギバナ(草・毒)80-100-123-122-120-80[625]
→
- ヘドロ爆弾/メガドレイン/宿木の種/眠り粉
- ヘドロ爆弾/メガドレイン/地震/眠り粉
眠り粉を無効化できる草ポケモンの中で最も素早さが高いため、ピカブイでは臆病で厳選されることが多い。命中率75%の催眠技を覚えるポケモンとしては3番目に素早さが高いが、それでもこちらに人気が集中するのはプテラに対面で不利ではないというのが挙げられるのかもしれない。また、フシギバナよりも素早さの高い催眠の使い手と比べて有利を取れる相手がかなりハッキリしており、相手の受け出しに合わせて眠り粉を当てる機会に恵まれる点も評価が高く、この時は対面で先手を取って眠り粉を当てる場合と違って次のターンの確実な行動不能が約束される。
フシギバナのヘドロ爆弾でサンダーを3発、フシギバナを超高確率で3発、メガドレインでメガカメックスを2発、ニドキングを3発で倒せる。また、臆病採用の地震であってもメガゲンガーを2発で倒せる。ちなみにメガプテラの岩雪崩とニョロボンの冷凍パンチを2発耐える。
一方、メガフシギバナはヘドロ爆弾でウツボットを2発、メガドレインでラプラス(シャワーズ)を2発、メガプテラを3発で倒せる。また、臆病採用の地震でアローラベトベトンを超高確率で2発で倒せる。ちなみにサイドンの地震を2発、フシギバナのヘドロ爆弾を超高確率で3発耐えられるようになる。
カイリュー(ドラゴン・飛行)91-134-95-100-100-80[600]
- 逆鱗/毒毒/高速移動/羽休め
- 逆鱗/地震/電磁波/羽休め
逆鱗自体は通りが良く、数少ない鋼とフェアリーを採用していないと受け出しでの対応は厳しくなる。ただし、竜の舞や拘り鉢巻がないことによる火力不足は否めず、第五世代~第七世代までのカイリューと比較すると1発で次々と登場する相手を無双できるような展開性能は持ち合わせていない。
相手にとって他の役割がまだあって温存しないとならないポケモンの目の前に捨て出しで当てられるとなかなか強く、試合の中盤ぐらいにかけて活躍するポケモンである。
逆鱗でメガリザードンXを1発、カビゴンを2発、地震でメルメタルを3発、冷凍パンチでサンダーを2発で倒せる。意地っ張りで攻撃回数が変わるのはメガフーディンを逆鱗で確実に1発、地震でマルマインを確実に1発で倒せるようになるぐらいであり、ミラーマッチも意識すると性格は陽気の方がよさそうである。
カブトプス(岩・水)60-115-105-65-70-80[495]
- 滝登り/岩雪崩/アクアジェット/剣の舞
意地っ張り採用の滝登り(アクアジェットの倍の威力)でプテラは倒せるが、メガプテラは倒せない。腕白サイドンも意地っ張りの滝登りで高確率で1発で倒せる。フシギバナやニョロボンなどのライバルも多く、剣の舞→アクアジェット如きでは簡単に展開できない。正直、ダブルバトル向けのポケモンな気がする。
S78族(109-99-89)カメックス
カメックス(水)79-83-100-85-105-78[530]
→メガカメックス(水)79-103-120-135-115-78[630]
→
- 熱湯/地震/冷凍ビーム/悪の波動
図太いで採用すれば、メガシンカ無しで腕白サイドンの地震を超高確率で2発耐えられる。ニョロボンよりも弱点がすくなく、メガシンカによる火力の底上げができる。メガカメックスの冷凍ビームでカイリューを1発で倒せる。
S77族(108-98-88)ラッタA
ラッタ@アローラ(ノーマル・悪)75-71-70-40-80-77[413]
- 怒りの前歯/不意打ち/カウンター/剣の舞
エスパー属性とゴースト属性の攻撃技を無効化できるポケモン。マジカルシャインなどを覚えていないエスパーポケモンであれば起点にできる場合がある。
S76族(107-97-87)ニドクイン他
ニドクイン(毒・地面)90-92-87-75-85-76[505]
- ヘドロ爆弾/波乗り/怒りの前歯/ステルスロック
図太いで採用することでニドキングよりもイカサマに強くなり、アローラベトベトンのようなタイプ一致のイカサマを超高確率で3発耐えられるようになる。ニドキングよりも高い受け出し性能と怒りの前歯が強みだが、ニドキングにはギャラドス、フシギバナ、カメックスに先手が取れるという大きな強みがある。
S75族(106-96-86)相棒イーブイ/キングラー
麻痺や高速移動1回でメガプテラやメガフーディンに性格補正なしで先手が取れる最低ライン。
イーブイ@相棒(ノーマル)65-75-70-65-85-75[435]
- めらめらバーン/すくすくボンバー/びりびりエレキ/きらきらストーム
追加効果の確率が100%で命中率も100%の専用技が侮れない。めらめらバーン(ブースター)とすくすくボンバー(リーフィア)は物理攻撃技。その他の専用技は特殊攻撃技。仮想敵は特になく、味方の展開を援護する役回りとして活躍する。きらきらストームは第二世代以降に登場する癒しの鈴の効果を持ち、味方が受けた麻痺などを回復することができる。
性格はびりびりエレキの麻痺の絡みがあるので素早さを下げる性格でなければ良いだろう。頑張り屋とかでもいい。
キングラー(水)55-130-115-50-50-75[475]
- クラブハンマー/シザークロス/高速移動/ハサミギロチン
剣の舞は覚えないが、高速移動は覚えられる。意地っ張りクラブハンマーでメガプテラを1発、シザークロスで半々の確率でメガフーディンを1発で倒せる化け物。使いどころはあまりないが馬鹿力も使える。ただし、フシギバナには展開を止められてしまいやすい。
S70族(100-91-82)ニョロボン/ウツボット/レアコイル/パルシェン他
麻痺や高速移動1回でメガプテラやメガフーディンに性格補正込みで先手が取れる最低ライン。
ニョロボン(水・格闘)90-95-95-70-90-70[510]
- 滝登り/けたぐり/冷凍パンチ/催眠術
メガホーンの使える現代のサイドンの対策として優秀。ただし、ニドキングよりは遅い。プテラも飛行属性の攻撃技を覚えていなければ、ある程度有利に戦えるだろう。また、剣の舞→アクアジェットカブトプスや殻を破るパルシェンなどに強め。性格は腕白にするとサイドンの地震を2発、メガプテラの地震を超高確率で3発耐える。なお、意地っ張りでもカビゴンを馬鹿力(けたぐり)で1発で落とせる確率はかなり低い。オムスターやカブトプスのように軽い相手に対しては馬鹿力の方がダメージは大きくなるが、対メルメタルを考慮するとけたぐりの方が望ましい。
ウツボット(草・毒)80-105-65-100-70-70[490]
- パワーウィップ/不意打ち/剣の舞/眠り粉
眠り粉→剣の舞→先制攻撃技が使用可能。剣の舞1積みのパワーウィップでメガプテラを1発で倒せる。ただし、不意打ち依存なのでフシギバナやラフレシア、ゲンガーにはそれなりに困ると思われる。毒属性の攻撃技を持たせなければ、その他の草でも簡単に止まると思う。
レアコイル(電気・鋼)50-60-95-120-70-70[465]
- 10万ボルト/ラスターカノン/電磁波/身代わり
数少ない鋼タイプのポケモン。サイドンはラスターカノンで1発で倒せる。なお、何故ここも初代準拠なのか不明だが自爆を覚えることはできない。
バタフリー(虫・飛行)60-45-50-90-80-70[395]
- エアスラッシュ/眠り粉/蝶の舞/身代わり
蝶の舞を1回積んでもメガゲンガーと同速というのが残念。モルフォンと違ってエアスラッシュを使うことができる。
パルシェン(水・氷)50-95-180-85-45-70[525]
- 波乗りorハイドロポンプ/冷凍ビーム/殻を破る/自爆or破壊光線
殻を破るは覚えるものの、スキルリンクの特性は勿論、氷柱針やロックブラスト、アクアブレイクなどは覚えず、滝登りももともと覚えられないので特殊型での採用がメインになるだろうか。第五世代~第七世代の対戦と違って相手に身代わりを貼られたときのリスクが大幅に上がる。
素早さに性格補正をかけなければ、メガスピアーとS150族に先手は取れないので臆病、無邪気、陽気での採用が基本となる。殻を1度破ってもメガシンカポケモンは弱点を突かない限りほぼ倒せず、水ポケモンでも大抵止まってしまう。手助けなどで援護できるダブルバトルの方が正直使い道はありそう。
ジュゴン(水・氷)90-70-80-70-95-70[475]
- 冷凍ビーム/アンコール/猫騙し/守る
猫騙しを覚えるので完全にダブルバトル向けなポケモンのような気がする。アンコールも覚えられる。
S65族(94-86-77)シャワーズ/サンドパン/サンドパンA他
シャワーズ(水)130-65-60-110-95-65[525]
- ハイドロポンプ/冷凍ビーム/シャドーボール/あくび
初代対戦とは違ってスターミーやヤドランに対して有効打を持てるようになっている。GB世代と違ってサイドンの地震は残念ながら2発耐えられない。控えめのハイドロポンプでメガプテラを高確率で1発、パルシェンを2発、冷凍ビームでフシギバナやサンダーを2発、シャドーボールでメガヤドランを2発で倒せる。
サンドパン(地面)75-100-110-45-55-65[450]
- 地震/岩雪崩/アイアンテール/剣の舞
『ニンテンドウカップ'99』のようにニドキングにもサイドンにも強めの地面ポケモンではありそう。一応、太い骨が存在しないのでガラガラの上位互換になる。メガプテラの地震を3発耐えて、剣の舞→アイアンテールで1発で倒せる腕白採用がベストか。
サンドパン@アローラ(氷/鋼)75-100-120-25-65-65[450]
- アイアンテール/地震/氷の礫/剣の舞
貴重な鋼ポケモンだが、フシギバナより後攻なのがやや残念。格闘が4倍弱点であるため、アローラべトべトンの瓦割りなどで致命傷を負ってしまい易い。
S60族(89-81-73)ピクシー/ラプラス/マタドガス/モンジャラ他
ピクシー(フェアリー)95-70-73-95-90-60[483]
- 地球投げ/小さくなる/身代わり/眠る
赤緑やFRLGとも違い、フェアリータイプの世界線のピクシー。月の光を没収されているため、小さくなるや瞑想が使えても持久戦は難しいだろうか。ムーンフォースやアンコール、ステルスロックなども覚えられる。
ラプラス(水・氷)130-85-80-85-95-60[535]
- ハイドロポンプ/冷凍ビーム/10万ボルト/氷の礫
原作の公式ルールである『ニンテンドウカップ97』と比べて岩ポケモンが岩雪崩を覚えるようになったため、やや活躍が難しいかもしれない。控えめ採用でサイドンを冷凍ビームで1発、メガプテラをハイドロポンプ→氷の礫で倒せる。氷の礫のダメージにもう少し期待したければ冷静でもサイドンに先手が取れる。10万ボルトはスターミーやパルシェンなどと戦う分には十分だが、ニョロボンやカメックスを意識するなら雷の方が良いだろうか。
S55族(83-76-68)カイリキー/ナッシー/オムスター
カイリキー(格闘)90-130-80-65-85-55[505]
- けたぐり/地震/冷凍パンチ/雷パンチ
馬鹿力(けたぐり)でカビゴンを1発、地震でベトベトンを2発、冷凍パンチでサンダーを超高確率で2発で倒せる。性格はサンダーの10万ボルトを超高確率で2発耐える慎重あたりでも十分。しかし、ミュウツーやミュウなどの起点にされやすかったり、メガヤドランの突破が困難であるため、それほど強くはない。
ナッシー(草・エスパー)95-95-85-125-75-55[530]
- サイコキネシス/メガドレイン/宿木の種/眠り粉
原作の初代対戦とは違ってフシギバナやウツボットが強力な毒属性の攻撃技を覚えるため、起点にすることができない。また、アローラベトベトンに止まりやすい点も深刻な問題。ダブルバトルではなかなか強いらしい。
オムスター(岩・水)70-60-125-115-70-55[495]
- ハイドロポンプ/冷凍ビーム/殻を破る/破壊光線
最速で殻を破るを1回使ってもメガミュウツーXやサンダースにすら先手が取れないところが非常に残念。最速のメガピジョット、相棒ピカチュウ、ダグトリオ抜きは諦める形になるが、控えめで殻を破った方が良い。控えめ採用の波乗りでニドキングを1発、ハイドロポンプでメガプテラを1発、殻を破る→破壊光線でメガヤドランを87.5%の確率で1発、ニョロボンを半々の確率で1発で倒せる。
S50族(78-71-64)ベトベトンA/ラッキー/ラフレシア他
ベトベトン@アローラ(毒・悪)105-105-75-65-100-50[500]
- イカサマ/メガドレイン/瓦割り/毒毒
- イカサマ/金縛り/小さくなる/身代わり
メガフーディン対策として大変優秀。メガミュウツーは地震が飛んでくるため、受け出しは安定しない。噛み砕くを採用するとメガフーディンを1発で倒せるが、イカサマを採用すればメガミュウツーYを1発で倒すことができる。メガプテラなどでも差が付き、噛み砕くなら3発だが、イカサマになると2発で倒せる。瓦割り(雷パンチ)を採用するとメガギャラドスを超高確率で3発で倒せる。また、慎重採用でサンダーの雷を超高確率で2発耐える。
小さくなるについては黒いヘドロ(食べ残し)がないため、あまり強さを実感できないと思われる。小さくなる対策ののしかかりについては身代わり→金縛りでなんとでもなるが、回復手段がなくなってしまう。
ラッキー(ノーマル)250-5-5-35-105-50[450]
- 地球投げ/毒毒/ステルスロック/卵産み
真価の輝石がないため、物理耐久力はとても低く、臆病フシギバナの地震を超高確率で2発耐えられる程度である。おまけに自然回復の特性がないので毒毒に弱い。ステルスロック設置役としても使えるが、非力すぎるが故に相手のステルスロック設置役の起点にもなってしまうため、個人的に評価は低い。
初代のラッキーと違って特殊攻撃力は高くないので攻撃力は受ける攻撃手段は地球投げに頼らざるを得ない。地球投げについてだが、(HP種族値+75)でノーマルルールのポケモンのHP限界値がもとめられる。HP種族値75までなら地球投げで3発、HP種族値125までを4発で倒せる。
ラフレシア(草・毒)75-80-85-110-90-50[490]
- メガドレイン/ヘドロ爆弾/ムーンフォース/眠り粉
ニョロボンの冷凍パンチを超高確率で2発耐える。ムーンフォースはアローラベトベトンぐらいしか使う相手がおらず、結局鋼ポケモンにはガン止まりしてしまう。
S45族(72-66-59)ナッシーA他
ナッシー@アローラ(草・ドラゴン)95-105-85-125-75-45[530]
- 竜の波動/メガドレイン/火炎放射/テレポート
貴重なドラゴンポケモンだが、カイリューと同じく氷が4倍弱点であるところが厳しすぎる。ダブルバトルの方が活躍できるのかもしれない。(追記)アローラナッシーに既にメガシンカしたものしか手に入らないため、タマタマの時に覚えられる眠り粉は覚えられない。
S40族(67-61-55)サイドン
サイドン(地面・岩)105-130-120-45-45-40[485]
- 地震/岩雪崩/メガホーン/ステルスロック
ゴローニャと違って腕白採用で陽気メガプテラの地震を超高確率で2発耐える。先手を取られるアローラベトベトンのメガドレインは超高確率で1発耐えるので体力満タンなら対面で殴り勝てる。ニドクインの波乗りは耐えられない。なお、メガフーディンのサイコキネシスは高確率で1発耐える。図太いヤドランはメガホーンで2発だが、メガヤドランには2発耐えられてしまう。
S34族(60-55-48)メルメタル
メルメタル(鋼)135-143-143-80-65-34[600]
- ダブルパンツァー/地震/雷パンチ/冷凍パンチ
メガシンカしなかった頃のメタグロスを彷彿とさせるようなステータスの鋼ポケモン。ダブルパンツァーでメガフーディンを1発、メガミュウツーXを2発で倒せる。腕白採用ならメガミュウツーXの瓦割りを2発耐える。意地っ張り採用なら地震でメガゲンガーを1発、雷パンチで腕白カメックスを2発、冷凍パンチでカイリューを1発、サンダーを2発で倒せる。
S30族(56-51-45)カビゴン・ヤドラン・パラセクト他
カビゴン(ノーマル)160-110-65-65-110-30[540]
- のしかかり/地震/冷凍パンチ/自爆
- 空元気/噛み砕く/波乗り/自爆
- 噛み砕く/瓦割り/雷パンチ/自爆
食べ残しやフィラの実(→リサイクル)がないため、ただただ欠伸していれば強いポケモンではないだろう。意地っ張り採用の自爆でフシギバナを1発、のしかかりでスターミーを高確率で2発、空元気でメガフーディンを2発、サンダーを超高確率で3発、地震でゲンガーを1発、オムスターを2発、メルメタルを高確率で3発、噛み砕くでフーディンを1発、冷凍パンチでメガプテラを3発、サイドンを超高確率で3発で倒せる。
ヤドラン(水・エスパー)95-75-110-100-80-30[490]
→メガヤドラン(水・エスパー)95-75-180-130-80-30[590]
→
- 熱湯/シャドーボール/瞑想/眠る
再生力もなく、怠けるもないので『ニンテンドウカップ'99』のヤドランのように眠るがどうやっても必要になるだろう。こうげき個体値0or1で図太い採用すれば、アローラベトベトンのようなタイプ一致のイカサマもメガヤドランの時に超高確率で4発耐えられるようになる。硬すぎる物理耐久力が自慢だがサイドンやニドキングのような地面ポケモンはメガホーンを覚えるため、迂闊に受け出しには行けない。電磁波の恩恵も受けづらいので相手より後手後手に動くことに注意を払い、負担の小さいプテラやニョロボンなどに的をしぼって活躍させたいところである。
パラセクト(草・虫)60-95-80-60-80-30[405]
- メガドレイン/吸血/キノコの胞子/身代わり
キノコの胞子が強そうだが、草・毒ポケモンにそれを無効化されて、そのままヘドロ爆弾で殴り殺されてしまう。また、岩弱点でステルスロックのダメージが重いことも馬鹿にできない。一応、意地っ張り採用の吸血でメガフーディンを1発で倒せる。
総括
6対6のフルバトル形式
フルバトルになる。選出画面で悩むことは先鋒のみ。また、公式の6→3ルールと違って「選出しない」という選択肢はできるものの、出せてしまう以上は基本存在しない。相手の敵は6匹で対応できるポケモンも多く、簡単に展開を許してしまうことは極力避けたい。なるべく素早さの高いポケモンで、特定の相手に詰まないようにフルアタックでという我々の幼かった頃からの思考は6対6によって刷り込まれていたものだったと改めて感じることができた。また、よく聞く話だが、ステルスロックは出し得で強い。
持ち物なしでのメガシンカ
メガシンカで持ち物枠を必要としないため、メガシンカできるポケモンが複数いる時は誰がメガシンカするか分からない。戦況に応じてメガシンカするポケモンを選べる。相手をさっさとメガシンカさせることで残りのポケモンのメガシンカを封じることも作戦のひとつになる。正直他の持ち物を持たないというリスクがない時点でこのシステムいらなかったろと思うがあるのだから仕方ない。
努力値が存在せず、なつき度がステータスに影響する
ノーマルルールの場合のステータスは以下の通りになる。
- レベル:50
- 覚醒値:0
- なつき度:70
ピカブイのステータス計算式は
- HP:((種族値×2+個体値)*レベル/100+レベル+10)+覚醒値
- HP以外:((種族値×2+個体値)*レベル/100+5)*性格補正*(100+10×なつき度/255)/100+覚醒値
(※計算する毎に小数点以下が出てくる場合は切捨)
アメによって強化できるステータスの覚醒値がこれまでの努力値に相当しますが、個体値と足して(現在レベル/最大レベル)をかけるときにレベル50ルールで1/2されていたものが、そうではなくなったため、レベル50のノーマルルールでは個体値30でも理想値になる。実質個体値は16段階です。
また、なつき度補正は約1.02倍です。なつき度補正計算前の数値が50の倍数毎に能力が1ずつアップする。努力値を振り分ける必要も特にないので基本的には種族値の高いところに補正をかける方が無駄がないだろう。
【第三世代~第七世代までの無振りの理想値計算式】
- HP:(種族値+75)
- HP以外:(種族値+20)×性格補正
これになつき度補正をかけるとすぐに能力値が分かります。具体的には50で割れる数だけ能力が上がります。50なら1、100なら2、150なら3、200なら4、250なら5だけ実数値が第七世代よりも高まります。
眠り対策が存在しない
第二世代以降大幅に追加された眠り対策の技や特性は存在しないため、眠り状態にさせる変化技はそれなりに強い。バトレボのランダム対戦の時代と違って現行世代が複数催眠OKなので、それを禁ずるローカルルールも今のところ存在しない。唯一対策になるのは眠り粉とキノコの胞子のみだが、草タイプに無効という仕様ぐらいだろうか。あとは先手の取れるポケモンによる身代わりと挑発になる。身代わりについては食べ残しがなくて一見使いづらいが、『ニンテンドウカップ99』のような感覚で様子見で使うと良いかもしれない。威力が200に強化されたソーラービームやゴッドバードを使うチャンスも場合によっては作り出すことができたり、対面殻を破る相手に対する対策にもなり得る。