きんのいれば

ポケモンGB世代の老兵によるメモ入れ場。

金銀VCのこうげき努力値0の育成を実際にやってみた

 昨年の年明けに寅年だからという悪ノリで、重い腰を上げてめざ氷ライコウ厳選に着手しはじめた。なかなか気の遠くなるような厳選ではあったが、実際に挑戦することで新たな効率的な厳選方法にも気付き、8ヶ月目の508匹目のエンカウントで、なんとか妥協できうる個体を引き当てることができた

https://twitter.com/Gold_PBS/status/1555914002244374530?s=20

 それから、ライコウは厳選したものの、育成については暫く着手していなかった。何故ならライコウは威張るの使い手として最も人気のあるサンダーに受け出しする機会が多い特殊ポケモンなので、できることならこうげき努力値を0にしたいからです。しかし、こうげき努力値0の育成もまた非常に気の遠くなるような育成になります。暫く、金銀VCの対戦会に参加できる予定もなかったので、後回しにしていたが、『第8.5回ヒストリアカップ』で久々に対戦会に参加できそうなので、重い腰を上げて着手するに至った。

 金銀VCにおけるこうげき努力値0の育成に関しては、1192さんがこちらの記事で既にまとめている通り。

  • ツボツボ×6匹の道場に対して、手持ち6匹に学習装置を持たせて、125周

  • ラッキー×6匹の道場に対して、手持ち6匹のうち育成対象の3匹学習装置を持たせて、624周(3匹同時育成可)

 これを自分も実際に実践してみることで、より効率的な取り組み方への気づきがあるかもしれない…ということで、裏チャンネルの配信常連のナベリアンさんと並走して色々と気づいたことを書き留めておきます。

  • Lv.5のツボツボ各6匹、Lv.5のラッキー各6匹の道場をそれぞれ用意する。周回数の少ないツボツボから着手するのがお勧め。
  • 手持ちの1番目に配置する道場周回役は、以下のドーブルがベスト。

    ドーブル ころがる(40)/かぜおこし(35)/つばさでうつ(35)/つつく(35)

    なお、ラッキー道場の場合は『おまもりこばん』を忘れずに持たせる。
  • 手持ちの2番目にテレポートを覚えたポケモンを配置。テレポートのマーキングは、経験値リセットのできる育て屋から近いコガネシティにする

  • 手持ちの3番目に波乗りと空を飛ぶポケモンを配置。経験値リセット後、トキワシティのトレーナーハウスに戻る時は、ワカバタウンから波乗りして、右に2歩進んでトキワシティに飛ぶ方が早い。

  • 手持ちの4番目~6番目に、こうげき努力値を0にしたいポケモン3匹を配置する。なお、経験値リセット時は、手持ちの4番目から育て屋さんに預けるとA連打で、3匹を預けて引き取れる。
  • 日付のみの変更ではなく、年数を2年進めて金銀クリスタルのゲーム中の時計変更をして、23:59からはじめて2連戦するだけで、1周あたり4分ではなく、3分で済む
  • 3DS本体の時計は2000年〜2050年まで設定できる。2050年から2000年に戻したときは、ゲーム内の時計変更はできないので、一旦2000年で起動して、2002年に変更してからVCの時計変更ができる。
  • 2000→2050年までで50周、50周にかかる時間は約150分(2時間半)
  • ツボツボ、ラッキーの道場を749周するまでに約2247分なので、約38時間ほどかかる。1日2時間半の50周のペースでいけば、15日程度で終わる。
  • PPの回復は、トレーナーハウス1階のパソコンのボックス整理で行う
  • 育成開始時の討伐用ドーブルの経験値と現在の討伐用ドーブルの総獲得経験値を比較すると倒した回数が割り出せるが、ドーブルのレベルが100になると使えない。その場合は賞金(ツボツボなら500円ラッキーなら小判混みの1000円)で割り出す手もある。ただし、育て屋リセットで100円×3匹の300円取られるので、ワカバタウンの母親に預けている貯金で調整が必要になる。

 以上になる。この過酷な育成をやりきった感想として、思った以上に本体の時計変更自体は面倒に感じなかったことが挙げられるアンノーン狩りで言うところの、スタートメニューから甘い香りを使うような感覚に近かった

 アンノーンの討伐数分(大凡300前後)、甘い香りを使う必要のある従来の育成法と比べて、12匹討伐する毎に時計変更であれば、アンノーンよりもどうやら楽そうであることに気がついた。

 しかし、これについては、実際の操作に関わるストレス(頭を空っぽにできる時間をいかに増やすか)、レベル50までのレベル上げ、収支などのバランスを取る必要があるため、単純に素早く努力値を貯め終わることだけを追求すればよいというわけではないのだが、近々参考となるモデルとなるものを発表できると思っている。少なくとも現段階で言えることは、50周の2時間半以内で終わるので、金銀クリスタルVCにおいてアンノーン狩りで努力値を稼ぐ時代は終わりを迎えることになるということだ。