きんのいれば

ポケモンGB世代の老兵によるメモ入れ場。

【2026年度版】ニンテンドウカップ97 キャラランク

 ルージュラの単体解説動画を作成したら久々思考の整理したくなったので、VC配信から10年の節目ということで、久々に第1世代の対戦環境の主観ランクを作成することにしてみた。

査定ルール

 まず、大前提として、『ニンテンドウカップ97』の公式大会開催当時の対戦環境と概ね同等の環境(コロシアム・吹雪凍結無制限・重複催眠禁止)で査定する。

 ただし、非同期回避のため、当時未発売のピカチュウバージョン同士での対戦を想定する。1998年発売以降の『ポケモンスタジアム』シリーズや『金銀』『クリスタルバージョン』で習得した技は考慮しないものとする。

 また、当時の試合時間20分ルールは一旦考慮しないものとする。

評価において重視したこと

 第2世代以降の対戦環境と比べて、『通常急所率』、『追加効果の発動率』、『命中率と回避率の補正倍率』、『眠りの継続ターン』などの上振れ要素の振り幅が大きく、受け出しからの安定した対処というものがほぼ不可能であることが本作の対戦環境の大きな特徴である。

 これらの『上振れ要素とのステータス的な相性』や、吹雪で凍らないなどの『下振れ要素の少なさ』をきちんと加味した上での対面性能の高さと、砂かけやターンカット大爆発、或いは電磁波などによって後続の味方に逆転を託せる『起点回避性能の高さ』を主に評価するようにしている。

 また、このゲームはキャラプールが狭く、同じポケモン同士のミラーマッチがしはしば起こりうる。これと自身の属性で半減されがちな特殊ポケモンが環境的に強く、影分身(+眠る)が強すぎる故、試合が膠着しがちなのである。

 ポケモンの個別評価をする際にミラーマッチを評価することをついつい忘れてしまいがちだが、特に本作ではミラーマッチをスピーディーに片付けられるかと言った点もある程度評価している。

SSS

ルージュラ

  1. 吹雪サイコキネシス悪魔のキッス影分身
  2. サイコキネシス悪魔のキッス影分身眠る

 初代対戦の象徴的存在。最大7ターンの行動不能を可能にする悪魔のキッスによる圧倒的な対面性能の高さと、吹雪とサイコキネシスの追加効果の高さ、そして、それなりに高い急所率によって安易な受け出しを許させない。

 「ニンテンドウカップ2000」においてカビゴンが毎試合選出されているように、ニンテンドウカップ97においてはルージュラが毎回選出されるレベルのポケモンだと個人的には思っていたのだが、55ルージュラなんてものが後年台頭するようになったようだ。

 自爆でレベル差に関係なく相打ちの狙える金銀の50カビゴンとは違って、初代のルージュラはレベルの差がミラーマッチに大きく影響するので確かに強いのかもしれない。ただ、それでも電磁波の麻痺を容易く対策できるような環境でもないので、そこら辺のケアまで考えるとサイドンを組み合わせないとなんかダメそうで、気がついたらケンタロスにクソ弱いみたいな選出になりそうなところはやや気になる。

SS

ケンタロス

  1. のしかかり吹雪影分身破壊光線
  2. のしかかり影分身身代わり眠る

 レベル差を大きく離せば、ルージュラを破壊光線でワンパンできることも偉いと言えば偉いのだが、50ケンタロスが台頭するようになってからはそう言った側面よりも、オールラウンドに満遍なく戦えそうな雰囲気を醸し出しているが故の釣り出し交換などがされづらさに強みを感じる。

 それ故にルージュラとは違って先発も任せられるイメージがあり、相手を倒せば破壊光線の反動リスクを負わないと言う第1世代特有の仕様を活かす上でも、満を辞して登場するよりかは、先発での活躍の方が望ましいのではないかと感じられるポケモンである。逆に影分身と身代わりで持久戦に振るなら後発でも強そうな印象がある。

S

スターミー

  1. 吹雪10万ボルト小さくなる自己再生
  2. サイコキネシス吹雪10万ボルト小さくなる
  3. サイコキネシス10万ボルト小さくなる自己再生
  4. サイコキネシス波乗り電磁波小さくなる

 ルージュラやケンタロスに見た目強そうな顔をしているが、追加効果の吹雪で3割で凍るし、奇跡の実(ラムの実)は持てないし、悪魔のキッスは身代わりを貫通するはで安定しない。

 吹雪を覚えるポケモンの中でケンタロスを抜いて最速であり、対策の手を少しでも緩めると従来型の【吹雪10万ボルト小さくなる自己再生】に上振れ次第で滅茶苦茶暴れられてしまう。

 また、優秀な技を多数覚えるポケモンではありながらも技スペースが微妙に足りないポケモンでもあるが、思い切った吹雪切りや自己再生切りも悪くないと思う。その枠をサイコキネシスや波乗り、電磁波にするのは大いに有りだと思う。

A+

マルマイン

  1. 10万ボルト電磁波影分身大爆発
  2. 10万ボルト電磁波毒毒大爆発

 個人的には低レベルで55スターミーに先手が取れる(→吹雪被弾前に電磁波を仕掛けられる)ということが滅茶苦茶重要であり、マルマイン1匹ではなく、選出単位で55スターミーに圧をかけられるかどうかと言ったことがそもそも重要に感じられる。

 電磁波と大爆発で最低限の起点回避性能はあり、第3世代まで命中率70%の命中不安のフラッシュはあまり評価していない。影分身は電磁波使用後に麻痺の累積効果を発生させるために必要となる場面がある。

サンダース

  1. 10万ボルト電磁波影分身眠る
  2. 10万ボルトミサイル針電磁波砂かけ

 不利対面で地面や草ポケモンを受け出すという安直な行動は、ルージュラを釣り出し交換されてアドバンテージを取られかねないため、電気対策には電気ポケモンを当てるのが良いというのが我々が当時導き出した結論であり、そういった事情から電気ポケモンミラー最強格のサンダースを評価していた側面がある。

 しかし、低レベルの砂かけ型もそれなりに強く、後続の味方の影分身による展開を援護することができる。ちなみにダグトリオやフーディンと組まされているサンダースはほぼミサイル針持ってると見て良いと思う。

ダグトリオ

  1. 地割れ地震影分身身代わり

 電気ポケモンに対するダグトリオの受け出しに、スターミー、ルージュラやラプラスへの釣り出し交換を合わせられたとしても、最悪地割れなり、影分身で一矢報いることができる点でサイドンよりも評価が高い。真の安定が存在しないこのゲームではそういったレバガチャ性能もある程度評価に入れておきたい。

 ちなみにこの時代の身代わりは毒(猛毒)と混乱と宿木の種以外の状態異常にする変化技は貫通してしまい、食べ残しもないので第2世代以降と比べると使い勝手が悪いのだが、食べ残しがなくても身代わりが使いやすく、おまけに電磁波が効かないため、とても相性が良い。

A

ゲンガー

  1. 10万ボルトサイコキネシス催眠術大爆発

 ケンタロスの攻撃技から地震が定番でなくなったことで、いくらか使いやすくなったかのように見えるが、それでも吹雪で凍るときは凍る。

 ケンタロスの吹雪を引き付けて、ラプラスやパルシェンなどに入れ替える立ち回りができるとなかなか強そうに思うのだが、それらのポケモンとゲンガーの催眠術の相性があまり良くないようにも感じられるのが難。

 マルマインと違って、同レベルのルージュラを大爆発でワンパンできる点はなかなか頼もしい。

フーディン

  1. サイコキネシス影分身自己再生身代わり
  2. サイコキネシス電磁波自己再生身代わり

 サイコキネシス以外の打点に乏しく評価の難しいポケモンだが、ラプラスと弱点の被らないエスパー耐性ポケモンとして相性が良いと感じられる。つまり、吹雪の採用を切っているルージュラに対して出せる可能性がある。

ナッシー

  1. サイコキネシス痺れ粉眠り粉眠る

 フーディンのストッパーであり、ミサイル針を持たないサンダースに強く、ダグトリオの身代わりに対して痺れ粉を貫通させて地割れを封殺できる点を高く評価していた。ただし、先制の爪も存在しないので、ルージュラなどの氷ポケモンに不利対面を取るとほぼ何もできないのは滅茶苦茶厳しい。

ラプラス

  1. 吹雪10万ボルト影分身眠る

 ケンタロスミラーやゲンガーに対するケンタロスの吹雪or影分身を読んで着地できると強い。ただし、眠る採用型のルージュラが台頭してきたようなので若干評価を下げた。すばやさが遅く、急所率が低いので膠着を打開する手段に乏しい。

A-

サイドン

  1. 地震岩雪崩吹雪影分身

 低レベル採用の地面ポケモンとしてはなんだかんだ評価が高い。

パルシェン

  1. 吹雪殻で挟影分身眠る

 55ラプラスがテンプレのため、50で採用できないところが歯痒い。殻で挟むがあっても55ラプラスの代わりにはなれないため、この辺の評価。

フリーザー

  1. 吹雪つつく影分身眠る

 ポケモンリーグ2005全国大会チャンピオンのリバースさんが第2回と第3回の『ヒストリアカップ』で使っていた、つつく採用型の影分身フリーザーが今頃注目されているらしいが、ラプラス単体のPPは枯らせても、ルージュラとラプラス(パルシェン)の2枚で交替を繰り返されるとその間PPを消耗するのはフリーザーなので、そこをどう見るか次第な気がする。

B

ドククラゲ

  1. 吹雪撒き付く影分身眠る

 55ルージュラ(+電磁波回避用のサイドン)のような並びにとても強くて良いと思う。ルージュラの処理速度を高めるために破壊光線採用も一考の余地あり。

キュウコン

  1. 大文字火炎放射炎の渦影分身

 ドククラゲと違って電気弱点を持たないが、サイドンには弱め。

ファイヤー

  1. 大文字炎の渦高速移動影分身

 55ルージュラの台頭は厳しいが、高速移動が使える点は評価できる。

C

フシギバナ

  1. 葉っぱカッター宿木の種毒毒眠り粉

サンダー

  1. 10万ボルトドリル嘴電磁波影分身
  2. ドリル嘴身代わり影分身眠る

ラッキー

  1. 吹雪10万ボルト身代わりタマゴ産み

ニドキング 

  1. 地震吹雪角ドリル影分身

 55採用で50ルージュラに先手が取れ、角ドリルで一矢報いることができる点でサイドンより評価が高い。

D

ペルシアン

  1. 切り裂く影分身身代わり眠る

カビゴン

ウツボット

  1. 葉っぱカッター撒き付く痺れ粉影分身

ギャロップ

  1. 大文字角ドリル炎の渦高速移動