きんのいれば

ポケモンGB世代の老兵によるメモ入れ場。

麻痺と締め付ける

※今回は《ヒストリアカップ2016*Resurrection!》の開催日のちょうど二ヶ月前に下書き保存して以降公開されることのなかった記事になります。

高速移動で先手を取って締め付けるが強力なお話は以前しましたが、麻痺で先手を取って締め付けるはそれ以上に強力です。なぜなら、締め付けるが外れたとしても次に麻痺の1/4で動けなくなる判定が相手を襲うからです。

しかし、締め付けるを使えるポケモンが相手の手持ち3匹より遅い場合は、1ターンで素早さを2倍にすることで大体のポケモンであれば相手全員に先手の取れる高速移動とは違い、相手の手持ち3匹をそれぞれ変化技で麻痺を仕込む分だけターンを費やして麻痺状態にしていかなければなりません。高速移動→締め付けるよりも決まれば強力ですが、その分手間がかかるわけですね

相手の手持ちに麻痺を撒くために…

相手の素早い手持ちすべてに麻痺を撒いていくというような状況を演出するためには、最低限相手の手持ちには1回ずつ場に登場してもらわないとなりません。つまり、1回はサイクルを回さないといけないことになる。
初代のオリジナル対戦環境であるコロシアム1環境においてはサイクル戦は頻発するのだろうか?勿論、高威力の攻撃技が少なく、拘り鉢巻や破壊の遺伝子のような持ち物も存在せず、全ステータスを限界値まで持っていける初代は金銀同様、硬い。故に効果抜群の2倍ダメージ程度なら何受けても1発の攻撃でダウンするケースは稀である。だが、初代の対戦で脅威となるのは強力な追加効果と急所ダメージであり、これが洒落にならない強さを持っている。よって、サイクル戦に自然となっていくのはどうも難しそうである。コンボの完成=勝つことではない。これは嵌めるための手段の一つに過ぎない
それならば、サイクルを回して相手の手持ち全員を麻痺させるのではなく、置き土産として麻痺の撒けるポケモンで先鋒、二番手のポケモンで戦っていき、先鋒や二番手の勝負に負けた時の保険をかけつつ、最後の最後で締め付けるの使用できるポケモンを使用して逆転するというのも悪くはないのではないだろうか?序盤はサンダースやスターミー、フーディンなどのポケモンで戦っていき、ピンチになったら電磁波を使って果てる。これはどうだろうか。そうすれば、締め付けるの使えるポケモンにも活躍のチャンスはあるのではなかろうか。
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(2016/09/25追記)ルージュラに対して電磁波を残して相手の悪魔のキッスで眠らされるという状況に《ヒストリアカップ2016*Resurrection!》では結構なったようですね。これは拘束系のポケモンが意外とチャンスありかもです。

殻で挟むパルシェンが最近注目されているワケ

サイドンと同時にパルシェンも最近厳選の頻度が高いですね。《ヒストリアカップ2016*Resurrection!》でも使われていたようですが、上位入賞者のパーティにいなかったこともあり、前回のあんぐらオフのトリプルビートを達成したおかしょーさんが使いこなして、少しだけ参加者間の中でその活躍が話題になりました。何故、パルシェンが今になって注目されているのかは以下のような理由があります。

  • 人気上昇中の低レベルサイドンの岩雪崩を2発耐えられる
  • ケンタロスの対サイドンやミラーマッチ時の吹雪に受け出しできる
  • 拘束技と相性の良い麻痺を撒く変化技の電磁波の効かない地面

電磁波を撒き散らすポケモンは地面にガン止まりする電気ポケモンでも構いませんが、ガン止まりしないフーディンやスターミーなども良いでしょう。相手を麻痺さえすれば、サイドンだって対面でルージュラを倒せますし、パルシェンだって殻を挟むで勝てる可能性が出てくる。

(2016年10月30日追記)

第1.5回(?)ヒストリアカップ対戦練習会のyasuさん対カイソさんにてその強さがよく分かる対戦ログがあるのでチェックしておきましょう!