きんのいれば

ポケモンGB世代の老兵によるメモ入れ場。

【金銀VC2000NEO】第9.25回ヒストリア杯総括

 前回公開した新ルールの第1回対戦練習会兼ルール調整会を実施してきました。

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55電磁砲カビゴンSA with ダブルゴースト

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  • 55カビゴン♂(八つ当たり電磁砲鈍い眠る@食べ残し)
  • 50ナッシー♂(サイコキネシス宿木の種痺れ粉光合成@奇跡の実)
  • 50スイクン(波乗り吠える寝言眠る@焼けた木の実)
  • 50ガラガラ♂(地震岩雪崩目覚めるパワー飛行剣の舞@太い骨)
  • 50ゲンガー♀(炎のパンチ黒い眼差し滅びの歌道連れ@木炭)
  • 50ムウマ♀(怪しい光黒い眼差し滅びの歌守る@気合の鉢巻)

戦績&対戦ログ

 戦績は7勝3敗。負けた試合は、腹太鼓カビゴン(おかしょーさん)、電磁波高速バトンサンダース→55ガラガラ(ルイピカさん)、55カビゴンミラー(ナベリアンさん)。


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コンセプト

 対戦練習会当日の午前中に組んだ即席構築で、この制限で現在再現できる大昔の構築がこれしかなかった。2000年代の金銀対戦環境で活躍した要素を取り入れながら、相手に麻痺を入れて上から鈍いを積む立ち回りや、ダブルゴーストによる役割集中(間接的役割破壊)宿木の種を2枚受けで攻略するなどのベテラン勢御用達のテクニックを披露できれば良いと思って、これを使うことにした。

単体解説

55カビゴン@食べ残し

八つ当たり毒毒電磁砲鈍い眠る

 捨て身タックルが没収されていることから、必ずしも寝言鈍い型がカビゴンミラーで強いわけではなくなるので、寝言型以外での採用を考えていた。最初の3試合はゴローニャやバンギラス、鈍いカビゴンミラーを意識して試験的に毒毒を採用したが、ゲンガーやエアームドの採用率も高く、3試合目まで使用感がよくなかったので、この構築の取り巻きと相性の良さげな電磁砲に途中から変更した*1。ゴローニャに関しては後述のナッシーの起点にすれば良い。

50ナッシー@麻痺治しの実→奇跡の実

サイコキネシス宿木の種痺れ粉光合成

 ナッシーの役割と言えば、低レベルカビゴン対策だが、このルールでは低レベルカビゴンが自爆を使えないため、55カビゴンでも相手の50カビゴンを対策することができる。このルールにおけるナッシーの役割は、サイドンやゴローニャを起点にしながら相手に麻痺をばら撒き、味方の55カビゴンが上から鈍いを積める場面を増やすことにある。

 ただし、ナッシーミラーが頻発したり、バンギラスにガン止まりすることも多く、目覚めるパワー虫が欲しいと感じられる場面も少なくなかったように思われる。ちなみに、カビゴンに電磁砲を入れて、ナッシーに痺れ粉まで採用するのはやり過ぎかなと思ったが、麻痺治しの実を持たせた相手のナッシーに麻痺を仕込むまでの時間を短縮できたので、これはこれで悪くなかったように思われる。

50スイクン@薄荷の実→光の粉→焼けた木の実

波乗り吠える寝言眠る

 バンギラスや低レベルガラガラの対策として採用した。バトンコンボが幾らか強くなりそうな予感がしたことと、冷凍パンチ持ちの黒い眼差し滅びの歌道連れゲンガー対策になるため、吠えるを採用した。実際役には立ったものの、寝言との相性は最悪であった。『ポケモンスタジアム金銀』のように眠りの継続ターンが長くなければ、寝言を切って眠ると薄荷の実で採用したかったのだが、他に寝言を持たせられるポケモンもおらず、スイクン過労死コースにならざるを得ない技構成となってしまった。

50ガラガラ@太い骨

地震岩雪崩火炎放射目覚めるパワー飛行腹太鼓剣の舞

 ムウマ、ツボツボ、フォレトスを起点にして全抜きするマン。目覚めるパワー虫の個体値は持っておらず、目覚めるパワー飛行の個体しか持っていなかったのだが、ここにきてまさか活きることとなった。

 この構築は飛行ポケモン不採用でヘラクロス対策を後述のダブルゴーストに無理矢理任せているので、それを補うこともできる。

50ゲンガー@木炭

炎のパンチ黒い眼差し滅びの歌道連れ

 多分自分以外使う人いないだろうけど、鈍いカビゴンミラーに強めな鈍い毒毒カビゴンを完封できるポケモン。攻撃技は眠り粉の使える草タイプや吹き飛ばしエアームドに有効で、ガラガラにも最低限の打点がある炎のパンチを採用。特に意識したわけではないが、外野の情報操作で強いとか言われてる55カイロスに先手が取れることも偉い。

50ムウマ@奇跡の実→気合の鉢巻

怪しい光毒毒黒い眼差し滅びの歌痛み分け守る

 黒い眼差しを使わないムウマを使ったことがなかったので試験的に採用してみたが、やっぱり、55カビゴンと組ませる技構成ではない上に、自爆カビゴンが対戦環境に存在しなかったり、そもそもダブルゴーストにする意味もこの構成では特になさそうだったため、途中から滅びの歌の使える技構成に変更した。

 腹太鼓のカビゴンは一定数存在すると思っていたため、怪しい光だけは技構成変更後も切らなかった。なお、この時代の混乱自傷率は1/2であるため、なんとかどっこいには持っていける。

ルール雑感(※随時追記予定)

  • 痺れ粉など技の外れなどによって試合時間が地味に長期化するため、若干の試合のテンポアップと一部の一撃必殺技の使い手に対する抑止力として『サンダーが金銀のレベルアップで習得する電磁波』を次回から解禁することとした。

*1:※今回は大会ではなく対戦練習会なので試合毎での技構成は途中で変更可